見出し画像

水出しアイスティーでおもてなしを

キラキラとグラスの中で輝く氷がたっぷりと入った、涼しげなアイスティー。想像するだけで、ちょっと気分が爽やかになります。

結露したひんやり冷たいグラスを眺めながら、手に取り、カラコロと鳴らして、味わうアイスティーは格別。

この夏に、かんたん水出しアイスティーをつくってみませんか。


夏のおもてなし

暑い季節には、アイスティーを飲む方が多いと思います。

私たちは、夏でもホットで飲むことが多いのですが、水出しの魅力を知ってからは、毎晩いろいろな紅茶の水出しを仕込むのが楽しみとなりました。

アイスティーの一番の素敵な演出は、ゲストを家に招いた時に、ウェルカムドリンクとして提供する瞬間ではないでしょうか。

暑い中、家までの道のりを歩いてきてくれたゲストに、ホストの笑顔とともに冷えたグラスを手渡します。

そのドリンクが、香りのいいおいしいアイスティーであれば、ゲストにとって忘れられない一杯になるのでは。

少し手間をかけて(実際には手間はかかりません!)、いつもとちがうアイスティーを用意するだけで、素敵なおもてなしができますよ。
 


水出しでまろやかな味に

KOBBSのヒムラゴットでつくった、水出しアイスティー

水出しにすると、ホットとは異なる味わいが楽しめるのも、魅力のひとつ。

私たちのオンラインストア Fikahuset(フィーカフセット)で販売している、スウェーデンのフレーバーティーは、顕著にホットとアイスで別の表情を見せます。

水出しにすると、フルーティーな香りや、シトラス系の香りがより引き立つように感じます。

というのも、水出しすると、タンニンやカフェインが水に溶け出にくくなり、苦味や渋みの少ないやさしい風味になるのです。

水出しは、繊細な香りのフレーバーティーをディテールまで味わうのにぴったりな方法なのです。

しかも、作り方はとってもかんたん。冷蔵庫に一晩寝かせるだけなので、手間がかかりません。
 


水出しアイスティーの作り方

水出しでつくったルイボスティー

私たちは、ガラス製の水出し用のポットを使って、アイスティーを作っています。

よく市販の不織布のお茶パックに茶葉を入れて作る方法も紹介されていますが、比べてみると味のクリア感がなくなるような気がしました。


水出しの紅茶ポットが見つからなかったので、水出しコーヒー用のポットを使っていますが、問題なく茶葉を十分に抽出してくれます。

水出しコーヒー用ポットはいろいろと販売されていますが、ハリオのフィルター付きポットがおすすめです。

デザインがシンプルで安心のガラス製。フィルターのメッシュが細かいので、茶葉のカスはほとんど漏れていませんでした。

また、抽出後に茶葉の入ったフィルターを簡単に取り外せるので、ちょうどいい濃度のまま冷蔵庫で保管できて楽ちんです。

① ガラス製の水出し用のポットなどに水を入れる
② 水の量に合わせた適量の茶葉を入れる。好みに合わせて調整してください (例:ティーカップ1杯 200mlに対して 2-3g)
③ 冷蔵庫に入れます
④ 翌朝、おいしい水出しアイスティーがキリリと仕上がっています
⑤ その日のうちに飲み切りましょう

茶葉の量は私は通常のホットと同量で作っていますが、好みで調整されるといいと思います。
 

翌朝にキリリとしたアイスティーの出来上がり

KOBBSのスウェディッシュ・サマーハウスでつくった、水出しアイスティー

毎晩、明日はどの紅茶にしよう?とワクワクしながら、茶葉をフィルターに入れて、水を注いで、冷蔵庫に入れるだけ。

翌朝、おいしい水出しアイスティーがキリリと仕上がっていますよ。


素敵な香りの、涼やか水出しアイスティー、ぜひお試しください。

いいなと思ったら応援しよう!