第151回 死んだ僕の彼女

【何かを忘れてしまう悲しさ=「死」】


男女混成5人組シューゲイザーバンド。
関東を拠点に活動中の僕の死んだ彼女。

2013年MUSHIFEST2013、JAPAN SHOEGAZER FESTIVAL、反撃フェスティバル2013などに出演。
2015年肉ROCKフェス2015に出演。

シューゲイザーとは、80年後期〜90年初頭にイギリスで生まれた音楽。一般的にポップなメロディと轟音ノイズギターが特徴的な音楽。

人々が持つマイナスのイメージ「死」から生まれる音楽ってどんなものかと凄く興味をそそられた。物凄く暗くても受け入れられるし、ポップなら逆に面白いと思った。それから実際耳にしてみて、音の中に言葉を浮かばせているような。水の中にスーパーボールって浮かぶじゃないですか、あんな感じ。音で言葉がプカプカ浮いているような。
応えを求める為のモノじゃなくて、自然とそこにあるような。

彼らのコンセプトは「死ぬということは自然現象で、不謹慎なこととは思っていない。死んだらもう戻れない。そういう不可逆性、喪失感を究極にしたら切ないもの、伝わるものが出来ると思った。」らしい。

今年で結成10年目にして、6月3日にファーストアルバムを発売した。

#僕の死んだ彼女 #音楽


このバンドを知ったのは、僕は何ヶ月か前CDショップで働いていた時にお店にサンプルとして、発売前のバンドのCDとかよく届いてたんです。そこにたまたまありまして。他にもRO69JACKで優勝したバンドや、今ではワンマンのチケットソールドしてしまうようなバンドも一緒にあったんですけど、僕はそれよりもその「僕の死んだ彼女」という言葉に惹かれました。変わったバンド名のバンドは増えてはきましたけど、彼女って大体その人にとって愛おしいもので、それが死んでしまった。ネガティブでも暗くても、それで他人を一瞬でも惹き付けられるのなら、それがきっかけで音楽が聞いてもらえるのならバンドの強みにもなりますよね。

しゅっしゅ こと がうち

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