2019年4月マンスリー
平成最後だと人々がわちゃわちゃ騒いでいますが、古い人扱いされるのが個人的にすごく嫌だなあ思います。あとおばさん達が昭和なくせに平成ぶっちゃってくれるのも嫌だなあ、消費税上がるのも嫌だなあ。生きづらくなっちゃう。
そんなことばかりですが、先日個人的に嬉しいことがあって、Eggsのキューレーター(バンドを紹介する文章を書く人)の候補になったそうです。正式になれるかどうかは分かりませんが、興味を持ってもらえたの、すごく嬉しかったです。
① ある生き物の記録(石川)
石川を拠点に活動しているバンドです。SNSを通じて名前を知ったのですが、その際にここにもアップしている「縋る」という曲を初めて聞きました。人の影の中にある不安とか闇とか焦燥感とか、そういうのを暖かい言葉で作っている世界観が独特で、惹かれました。先日担当したイベントに出演してもらったのですが、とても良いライブをしていて、このバンドを知らない初めて見た人でも、ちゃんと好きになれる要素がしっかりと詰まっていました。純粋に楽曲がどれも完成度が高いし、ギターロックでもあるけれど、オルタナ感もあって、良い意味で裏切られるという言葉が当てはまりました。また楽曲は暗いイメージが強かったので、メンバーさんもそういった方だと思っていましたが、気さくな方で話しやすかったです。このバンドが今売れていない理由が僕にはわからないです。
② Bye-Bye-Handの方程式(大阪)
大阪を拠点に活動しているバンドです。知り合いのバンドマンがSNSでリツイートをしているのをきっかけに知りました。元々ギターロックで優しくて高い歌声をしているボーカルのバンドが好きなので、それにピッタリ当てはまりました。
4月に公開された「湿恋」のmvもその季節にあった楽曲で、言葉の使い方が面白いなと感じる歌詞が印象的でした。20代が共感できると感じる情景描写で、特に「食生活を見直す新生活/金銭感覚狂いだす」という部分には、感情が溢れ出して自分を制御出来ずにいるんだなという風にも捉えられました。
まだそんなに知らないバンドですが、大阪バンドの中で今1番ライブを見てみたいです。
③ THE BINARY mido(ボカロ)
ネット発の歌い手?です。つい先日アップロードされた「EgoもIdも単純に」のMVを見たときに、正直ずっと真夜中でいいのにの二番煎じ感あるなあと思ってしまいましたが、何度も何度も聴き込んでいるうちに、この方だから出来る音楽もあるのかもしれないなと思いました。ずっと真夜中でいいのにはどちらかといえば音が柔らかくて、後ろ向きな歌詞でも、ポップで全体的にファンタジックな世界観。それに対してTHE BINARY midoは歌詞も音も攻撃的で感情が凄く前に出ているようで、また闇や影がより一層強く、深く出ているようにも感じました。僕はどちらも好きですが、自分の人間性や性格含めて、どちらかといえばTHE BINARY midoの方が近いようにも思いました。
④ Hue's(大阪)
大阪を拠点に活動しているバンドです。以前から「Youth」というMVを見て、とても気になっていたバンドでした。その頃はギターロックなイメージが強かったです。それ以外何の情報もなく、先日初めてライブを見て、お世辞抜きでめちゃめちゃ良くて、しかも凄くオルタナじゃないか!と衝撃を受けました。メンバーさんの年齢は23歳らしく、その年からこのセンスの音楽性なのはセンスがありすぎて、びっくりしました。CRYAMYの自主企画にも出演していて、その意味がよく分かるような気がしました。知っている人が知っているバンドかもしれませんが、これから先、とても伸びていくんじゃないかなと思います。
もし「Youth」のMVしか見てない方がいたら、最近アップロードされた「ドラマ」のMVも見て欲しいです。バンドの印象がガラッと変わると思います。凄くイベント一緒にやりたいバンドの1つです。
最近、眠っても眠っても、睡魔が減りません。
しゅっしゅ
#音楽
#ある生き物の記録
#Bye -Bye-Handの方程式
#THEBINARmido
#Hue 's