第350回 YAJICO GIRL
【あと1cm足りないぐらいが丁度良い】
https://www.youtube.com/watch?v=jpB2Zy2zJ_Y
https://www.youtube.com/watch?v=ij1hd9S5PfY
関西発男5人組バンド。
関西を拠点に活動中のYAJICO GIRL。
2016年 3月28日 いえろう-EPリリース。
9月18日 ひとり街リリース。
十代白書、未確認フェスティバル、MASH A&Rグランプリ獲得。
2017年 9月6日 沈百景リリース。
生ぬるい水温に、触れる。
何かを求めてここまでやってきたはずなのに、いつの間にか忘れていた。
どうでもよくなっていた。
一生懸命だけが美学ではないし、気を抜き過ぎることはダサい。
中途半端にサボっていい案配で、ゆっくりやっていく、そういうのでいい。
全部が急に上手くいくわけではないし、全部が上手くいったら、それってつまんなくない?
じっくり。ゆったり。そんな風に期待に揺らされながらもうちょっとだけ待ってみよう。
このバンドを知ったきっかけは、たぶんSNSだったような気がします。でもその時はそこまで関心を持っておらず、タワレコでアー写を見た時に絶対変なバンドだ!という確信を抱き、思わず視聴機に向かっていました。見たことある方はわかると思うんですが、砂に埋まってるんですよ、足が。何か意図がありそうで、無いのか、よくわからない感じがとても好きでした。
音楽を視聴した時は、違和感がとてもあって。ズバッと打ち抜くような鋭さがあるわけでもないし、お洒落なシティポップという感じでもなければ、熱い言葉で人の心を打ち抜くようなわけでもなく。でも、キャラクターでいうとぼのぼのとかメタモンみたいなポジションといいますか。絶対有るといけないわけではないけど、あるとどこかしら心が安定したり、安らいだり出来る場所なのかなあと思います。
そういう音楽を作っているので、結構色々なことを思考する年上なのかと思っていましたが、メンバーみんな年下だったので、驚きが隠せないです。ボーカル四方くん髭を生やしているので貫禄がすごい。
しゅっしゅ こと がうち
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