第457回 しーくん
【言葉の価値と表裏一体の壁】
https://www.youtube.com/watch?v=1Y9sHyTLBWY
https://www.youtube.com/watch?v=UwTIO_4gNyo
ボカロP、しーくん。
代表曲「ローファイ・タイムズ」、「雲散霧消」など。
最新アップロード曲「ピルグリム」。
後味の悪いコーラって、不味い。
「少ないお金で買えるもの=劣化している、価値が低い
高いお金で買ったもの=原材料が良い、価値が高い」
つまらない方程式は数学の教科書に載りさえもしない。
誰か1人が掲げた指針は、集団によって掻き消される。
誰か独りを攻撃始めた、多数派は正しさと正義を抱えて歩く。
全部の見込んじゃって「飽きちゃう」からさ、XXなんて無いのさ。
どれにも才能とか、価値とか、数値とか、結局子供騙し。
つまんねえ想像を創造して、送像してさようなら〜って笑っちゃおうぜ。
この方はTwitterでたまたま見かけて知りました。
最初聞いた時は気持ち悪いというか、違和感がすごくありました。だから聞きたく無いとかではなくて、その違和感が逆にクセになります。音楽は掴みどころがなさそうな宇宙みたいな音なのに、歌詞は痛いところを付いてくるんですよね。特に「ピルグリム」サビの部分「手を伸ばしてた声を吐き出してた変わらない僕らだけの理想など剥き出してるよ本心とか認めて欲しいもの仕方ないから空回っているんだ」という感覚って年を取れば取る程強くなると思うんです。SNSって結局自分の本音を誰でもない誰かに聞いて欲しいだけなのに、その誰かと距離が近くなって何も上手く言えなくなっちゃう感じとか、今の社会の構図そのものじゃないですか。でも本心は認めて欲しい、上辺だけのつまらないお世辞ばっかり言って世界を上手く回そうとする小賢しくて狡い日本人にぶつけたい言葉です。
RAD好きな人に聞いてみて欲しさもありますね。
しーくんさんの考え方がきっと多分好きです。
しゅっしゅ こと がうち