第342回 ヒツジツキ
【文学系ギターロックバンド】
https://www.youtube.com/watch?v=7ispxp8ge_g
https://www.youtube.com/watch?v=4OSbDMyqfts
関西発男女混成3人組バンド。
関西を拠点に活動していたヒツジツキ。
2005年12月 結成。
2009年11月 shimokitazawa round vol.2出演。
2010年9月 1st mini album[rumpus room]をリリース。
2011年9月 ETERNAL ROCK CITYに出演。
12月 RO69JACK11/12入賞。
2012年1月 2nd mini album[closet classic]をリリース。
2015年2月 3rd mini album[tomorrow’s today]を全国リリース。
2017年10月1日 解散。
偽善者のフリをするのが上手な、大人が世の中に増え過ぎた。
乱反射する水溜りに顔が映っている事に気づいていないんだろう。
気持ち悪い。幾重にも重ねた表情が剥がれ落ちて、本物がそこに現れる。
いつも正義を振りかざすくせに、バツが悪いとそうやって逃げ込むんだ。
反吐が出そうになる。こんな人達に逆らえないように囲う世界の狭さと実状に。
つまんないね、常識しか知らない数だけ多い人間は。
心に花束を、空から涙をいうなの懺悔を。そのまま、溺れてしまえ。
このバンドは知り合いの方におすすめのCDを借りた際に、きちんと音源を聞きました。というのもRO69の時入賞されていたので、その時にバンド名は知っていました。
バンドって誰かに知られてこそですし、曲も誰かに評価されてやっと価値が出るってソラニンの芽衣子も言っていて、本当にそうだなって思います。知っているだけじゃ、知られているだけじゃ意味をなさなくて、そこからどういう興味を持ってもらうかってことが大切だと思います。
様々なサーキットに出たって、大きなオーディションで結果が残ったってその後にその人達がそういう方向を向いて、ちゃんとこうでありたいという理想像を抱けないと駄目なんですよね。たとえどれだけ良い音楽であろうと。メンバーの音楽性の違いで解散することもありますし。そういうのぶれずちゃんとしっかり掴んでなきゃいけないのかなって。
あと文学的な歌詞は新しい発見があったり、自分には無い感覚がとても新鮮なので僕は結構好きですが、なかなか理解してもらうのって難しいんですかね。共感されないと生きて行けないのですか。分かんなくたって知りたいって思えたらずっとそこに有り続けることが出来るんでしょうか。
なんて生意気にヒツジツキの音楽を聴きながらそんなことを感じました。
解散をしてしまったけど、言葉の才能はすごいと思うので、歌詞を書かれていた方は、どこかで綴っていて欲しいです。その人の言葉が僕は好きです。
しゅっしゅ こと がうち
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