第253回 NOWEATHER
【日常を切り取った詞世界】
千葉発男4人組バンド。
千葉を拠点に活動中のNOWEATHER
2014年8月閃光ライオット2014三次審査出場。
12月自主制作「終わりのその先を僕たちは知らない」発売。
2015年3月青二祭2015出演。
8月自主制作「紡ぎ」発売。それに伴いレコ発イベントを開催。
2016年4月東京、千葉タワーレコード一部店舗にてフリーサンプルCD配布。
ぐるぐる、ぐるぐる、目が回ってどれが本当の人なのか見失った。
世間の間と成長の中で出会う人々と、空間に歪みを生じて、いつの間にか誰かの優しさも胡散臭いと思えるようになったり、何となく信じてみたい、寄り添ってみたい誰かを見つけてみたり。
そして時間の経過と何も変われない自分は戸惑いから感情を上手く吐き出せなくなった。
ただ、彼らの音楽が僕の頭で流れ続ける時だけは、どこかに埋もれた醜い感情を抉って少しだけ楽になった。
このバンドはどこかのバンドと今度対バンするとのことで知りました。閃光ライオット2014の三次審査まで進んでいて、RO69JACKも何度も一次審査通過されてるとのことでしたが、全く知りませんでした・・・。チェックしてるはずなのに。
「赤い青春」という曲を初めて聞いたのですが、冒頭からの歌詞から何となくその感覚凄くわかるなあって。「あの頃聞いてたバンドもすっぱりさっぱり聞かなくなった」「今週を渡りきる為の理由を探してる」という部分が特にそうですね。昔好きだったバンドの曲は今は全く聞かなくなりました、あの頃の自分を救ってくれた音楽は今は全く響かなくなった。ここが嘘くさいなあと思うくらいに疑うようになりました。生きている理由とか本当はたぶんないし、無理矢理どうにかして生きる理由作ってるともよく思います。今週はあのバンドのライブだから頑張ろうって。
あとサビの言葉の繰り返しというか、感情の表現や、世間に対する皮肉が若干隠っていてクリープハイプっぽいなあと思いました。
直接メンバーさんとお会いしたことはないですが、アー写見た感じ、メンバーさん皆顔似てますね。
しゅっしゅ こと がうち