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アップデートしたSlackのUIを分析!

最近slackがアップデートされて、「前の方が使いやすい…」「使いやすくなった」など改善を悲しむ声と喜ぶ声が日々あちこちで聞こえてきます…

本日はちょっとSlack使っていて使いづらいかも、、と思った点を踏まえて、UIを分析していきたいと思います。


メッセージを確認する時の負担が増えた?

アップデート後のスラックでは、メンションされたメッセージを確認するために、2ステップを踏んで確認する必要があります。

〈アップデート後のメンションの確認方法〉
①サイドメニューから「アクティビティ」を選択
②アクティビティ内のタブから「メンション」を選択
→自分へメンションされたメッセージが確認できる

〈今まで〉
ホームでチャンネルが並ぶエリアの一番上から「メンション」を選ぶと、
自分へメンションされたメッセージが確認できる

UIデザインをする上で、インタラクションコストを下げることがよく重要視されます。

今回のSlackアップデートでは、元々の機能の配置を変えたことにより「メンションの場所を探さないといけない」という負担と、「メッセージを確認するために2ステップ踏む」という負担がかかってしまったように感じます。

インタラクションコストとは?

インタラクションコストとは、「ユーザーがサービスを使い、何か目標を達成しようとする時にかかる負担」のことです。

会員登録したサービスを解約するときに、以下のようなことありませんか?
・解約フォームをよく探さないとわからない
・解約する時の注意事項が色々書かれてるけどよくわからない、、

こんな感じで精神的にも身体的にも面倒〜〜〜と思わせることがインタラクションコストです。(自分が嫌なことはユーザーにさせないようにしたいです。。)

会話作成の場所が分かりにくくなった?

アップデート後のSlackではハドル・DMやチャンネルの会話作成・canvasの新規作成も以前よりもステップを踏んで行うようになりました。

〈アップデート後のハドル・DMやチャンネルの会話作成・canvasの新規作成方法〉
①プロフィールアイコン上のプラスをクリック
②作成のポップアップからそれぞれを必要な動作を選択する

〈今まで〉
それぞれのアイコンがどこかしらに常に表示された状態

こちらもメンションの動作同様に多くなったことによって、インタラクションコストが増えたように感じます。

ちょっと良いかも、、canvasの一元管理

私が今まで見逃していただけかもしれませんが...
(さらにUI分析でもないかもしれません…)

少し前にリリースされたcanvas機能ですが、今までチャンネルやDMごとにバラバラに存在していました。
これが、メニューバーの「その他」から「canvas」を選択すると、一自分の所属しているチャンネルないのcanvasを一覧で確認できるようになりました。

canvasの一覧に辿り着くまでに少し距離がありますが、機能としては少し嬉しいです。

アップデート全体で気になったこと

今回のアップデートで気になったのはメニュー構成が少し複雑になったことです。プロダクトの機能が増えることによる弊害的なものを感じました。

こういった機能があった方が使いやすそうと色々と機能を増やしていくと、メニューが煩雑になり、何がどこにあるのか探しにくくなる。そんな印象です。

UIやプロダクトはよりシンプルに直感的に使いやすくする、やっぱりここが一番大事だなと思います。

まだまだアプデしたSlack使いこなせてないので、また色々気になるところが積もり積もったらnoteに吐き出していこうかと思います。


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