東大女子が教える、推薦入試必勝法!(2/3)
◇この記事を読むとわかること◇
・ 推薦入試に向けてやっておくべきこと
・ 非スーパー高校生が、一般入試と並行で東大推薦に合格した秘訣
・ 「会いたくなる!」志望理由書のコツ
・ 「選ばせる」面接のポイント
・ グループディスカッションの奥義
▶︎ ② どきどきの! 「 面接 」 編
① 君に届け!「志望理由書」編
② どきどきの!「面接」編 ← イマココ!
③ 決め手の!「グループディスカッション」編
志望理由書がラブレターなら、面接はデートです。なんなら初デート。
相手を 「 いい気分にする 」 ってことが鉄則です。
大事なことは3つだけ。
「 会話 」 をしよう。
完璧じゃなくていい。
ただし、誠実であれ!
◀︎◁ 「会話」をしよう ▷▶︎
「会話」をしよう、つまり、「自分語りタイムじゃないよ」ってこと。
デート、いえ、面接を楽しみにしていたのは、あなただけではないんです。
会話のキャッチボールをするために、相手は志望理由書(ラブレター)を読んで質問を準備してきてくれているんです。
ここで、相手もあなたも同じ方向を向いているんですね。「コミュニケーションをとろうとしている」ということは共通していると思います。全くの片思いじゃない、あまり恐れず、ちょっと相手を信じてみてください。
もしも、質問の「意味」あるいは「意図」がわからなかったら、ぜひ相手に確認してみてください。
これを確認しないと、コミュニケーションって成立しないので、お互いに「よくわかんない人だな」で終わってしまう。これって、ちょっと勿体無いですよね。
会話のキャッチボールにするために、「聞かれたことに答える」っていう意識も大切。最初に言った通り、「自分語りではなくコミュニケーション」なんです。
多くとも「1聞かれたら、1.3返す」くらいにしておきましょう。
◀︎◁ 完璧じゃなくていい ▷▶︎
大事なことを言います。
「質問全部に完璧に答える必要はない!」です。
気張らないでください。大丈夫。
ただね、「外しちゃいけないポイントと、外してもいいポイントがある!」んです。
これをお話ししていきますね。
面接で聞かれる内容は、だいたいこの3種類だと思っています。
・志望理由書(ラブレター)の内容確認
・あなたの好きなことについて、教えて?
・ちょっと試してもいい?
・志望理由書(ラブレター)の内容確認
「あなたはこういう人で、こういう理由で私のところに来たんだよね?」っていう確認です。
これは、100%答えられなきゃダメなやつ。
・あなたの好きなことについて、教えて?
ラブレターに書いたことに関連する超・基本知識とか時事問題とか。あなたの好きなことについて聞いてくれるわけです。
90%くらいは答えたいところ。
・ちょっと試してもいい?
発展的な考察や高度な知識を求められる。相手も「これは、答えられないかもな」って思いながら聞いてきます。
なので、50〜60%くらいで大丈夫!!
もちろん、答えられない時には「答えようとしている」って健気さが欲しいところ。
そういった話は次の「誠実さ」に譲ろうと思います。
私は「ちょっと試してもいい?」系の質問には、ぶっちゃけ、
ほっとんどまともに答えられなかったです。
それでも受かったのは、次にお話しする「誠実さ」はまあまあだったからだと思っています。
◀︎◁ 誠実さ ▷▶︎
ここで言う「誠実さ」とは、嘘をつかないってことです。
質問の答えが、微妙〜〜にわからなくても、でっち上げとか知ったかぶりをしないこと。
バレなきゃいいんです。
「嘘も貫き通せば誠になる」ので。
でもね、相手はプロ。大体の嘘はバレます。
あなたがプロの嘘つきではないなら、大人を欺いてきた経験が少ないなら、オススメはしません。
「じゃあ何にも言えないよ!!」と思う方がいるかもしれません。
なので、「とっておきの呪文」をお教えしておきます。
呪文:「間違っているかもしれませんが……」
呪文:「自信はありませんが……」
これでいいんです。
姿勢を正して、ハキハキ言ってくださいね。
嘘つきよりは謙虚であれ!
ちなみに、質問の答えが、さっぱりわからないわからない時は、
「正直に申し上げれば、そこまで考えが及んでいませんでした。」
(ひと呼吸おいて)
「今考えた範囲では……」
って、ゆっくり言いながら、その後に話すことを考えればいいと思います。うん。
デートも面接も、コミュニケーション。
「わかんな〜い」「そんなの、知らな〜〜い」とかで終わらせるよりは、
「私もあなたと会話したい」
という意思を見せた方がいいと思うんです。
注意したいのは、
「誠実さは誤魔化さないことでもある」ってこと。
論点をずらさないように、聞かれていることに答えるということを意識してください!
あと、大事なことだから最後に言うけれど(言い忘れたけれど)、
姿勢を正すこと ・ ハキハキ話すことが、
何よりも大切!!
相手を「いい気分にする」ってことが鉄則ということはつまり、
「相手を不快にさせたら即ゲームオーバー!」
とも言えてしまうから。
◆ 好印象を抱かせる面接のポイントまとめ ◆
・ 「会話」しよう。
( 1聞かれたら、1.3返すくらい )
・ 完璧じゃなくていい。
( 質問の種類を知っておこう )
・ ただし、誠実であれ!
( 嘘はつかない・誤魔化さない )
・ 姿勢良く、ハキハキ話そう!
お読みいただき、ありがとうございます!
次回は、(いちおう)最終回。
グループディスカッションの必勝法を伝授します!
「グルディス使わん〜」という方も、最後にちょっといいこと書いてあるので、ちらっと、ぜひ。
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東大女子が教える、推薦入試必勝法!(3/3)
まだの方は、ぜひこちらも!
→ 焼き餅の受験期のお話
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