東大女子が教える、推薦入試必勝法! - エピソード0 -
今回は筆者紹介と受験期の回想。執筆契機など。
読み飛ばしても大丈夫なエピソード0です。
「さっさと必勝法を教えてくれ!」という方は、こちら!
→ 東大女子が教える、推薦入試必勝法!(1/3)
▶︎ 推薦入試の頃の記憶
本編では「このnoteは単なる合格体験記ではない」と書いたのですが、合格体験記の側面が全くないとは言えない。
そこで、推薦出願〜合格に至るまでの半年弱のことを、簡単にお話しておこうと思います。
通っていた高校とか、志望に至る経緯とか。
申し遅れました、焼き餅と申します。
東大推薦2期生で、現在は法学部の4年生です。
本名の望月と、(この記事が恋愛成分多めだから)メンヘラ成分「ヤキモチ」をかけて、焼き餅という名前でやっています。
高校は、都内の私立中高一貫に通っていました。
東大合格者は3年に一人でるか出ないかくらい。
そんな高校で、学内ではまあまあいい成績を取っていました。
(体育は永久に「3」でしたが。)
で、受験について。
高2までは私大文系型でしたが、何を間違えたのか、高3から「国立転」しました。
いや、無理あるやん。
結構無茶なんですけど、当時は本当に楽観的で。真鍋かおりさんに憧れていて、「横国行けたらな〜」と高望みをしていた感じですね。うん。
そんなある夏の日、神の啓示が。
「 推薦も受けといたほうがいいんじゃないか……? 」
要するに、びびったんです。
国立文系は社会2科目必須だし。
数学はずっと捨てていて、「到底周りに追いつけないよ〜〜」と焦っていたし。
(実際、センター数学ⅡBは55点だったし。)
「せっかくなら、推薦受験も経験したい!」なんて余裕ありげに言いつつ、
「まあ、一般入試落ちた時の言い訳になるな」と、逃げ腰で推薦入試を調べ始めました。
とはいえ、推薦入試の多くは
・ 欠席日数は3年間で10日(20日)以内
・ TOEIC/TOEFL 〇〇点以上
という要件を課していました。
そのどちらも、高3の私にはどうしようもないものでした。
(皆勤でもないし英語もできないという。)
ただし、東大は違ったんです。
出席日数も英語民間試験も課していなかった。
し・か・も。
書類で落ちたら受験料の8割を返してくれるという。
東大すげえ。神。
正直、受けない理由はなかった。
→ 東大推薦入試トップページ(募集要項などはこちらからご覧いただけます。)
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/undergraduate/e01_26.html
高3の9月に「東大推薦を受けます」と担任に言って(ごねて)、
11月になんとか書類を出し、
12月に二次試験があり、
1月にセンター試験を受けて、
2月に合格通知がきた。
(ここで受験終わり!!とはいかず、バレンタインに私大一般入試を受けた悲しい思い出。)
▶︎ 「推薦ポテンシャルはゼロでした」
結構あっさり書いてしまったので、
「どうせ、東大推薦合格者にありがちなスーパー高校生なんでしょ?」
などといったイメージを抱かせてしまうかもしれません。
いやいや、全くそんなことはなく。
私は、「 スーパー高校生 」 ではなかったんです。
「 推薦向きの人間か 」 というと、それも違う。
推薦入試に受かる人って、なんだか、こんな印象があると思います。
・ 皆勤賞
・ 話し上手
・ 要領がいい・天才型
・ 顔が良い
・ 家柄も良い
・ 生徒会長
・ じゃなかったら風紀委員
・ 運動部
・ 「ボランティアやっていました!」
これらを仮に「推薦ポテンシャル」とでも呼ぶなら、私は全くの正反対。
推薦ポテンシャルゼロの高校生でした。
実際の私は、こんな感じです。
・ 病欠多い (元・引きこもり)
・ 話し下手・あがり症気味
・ ガリ勉にもなれない中途半端な努力型
・ こけし
・ 母子家庭
・ 高2文化祭実行委員
・ 高3卒業アルバム委員
・ 茶道部
・ ボランティアやっていない、受賞歴もない
あと、推薦専門の塾とかあるらしいのですが、それも行っていなかったです。
* ちなみに塾に関しては、自習室使うために一年間だけ河合塾マナビスに通っていました。(最初に契約した講座が終わらなければ、追加購入しなくても自習室を使い続けられると思ってた。)
こんな感じなので、やっぱり、
「 なんで私が東大に? 」
となってしまう。
とはいえ、「スーパー高校生」ではなくても推薦で東大に受かって、すごーく落ちこぼれることもなく、本当に楽しくて、充実した大学生活を送っています。(丸3年も大学通って、飲み会行ったの1回か2回だけどね〜〜。)
だからこそ、大学に入ってからは、
「 なんで私が東大に? 」
を紐解いて言葉にすることで、
「 推薦入試 」
という選択肢が身近になったらいいな
と、ぼんやり思っていました。
で、なんとか言葉になってきたなって、いうのが最近のこと。
え、気づいたら、もう4年生じゃん……。
はい。
こんなところで、エピソード0は締めておこうと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
* 真面目な記事は、もうちょっといいこと書いていると思うので、読んでいただけると嬉しいです!
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東大女子が教える、推薦入試必勝法!(1/3)
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