2022年12月21日 おだやか 初エンカ
というわけで去る12月14日におだやかは夜行バスに乗って上京し、figさんと初エンカウントを果たしたのであった。
目的はオイスターバー!たらふく牡蠣を食べるぞう!という強い意志。
上野駅公園口で待ち合わせ。
おだやかは夜行バスから降りたまま新宿でぼーっとしてたらfigさんの方が先に上野に着いてた。
figさんが前日の夜にいきなりスコーンを焼き始めたのをTwitterで見ていた。
数分後、「ラッピングした」ってTweet!これって絶対おだやかに渡すために焼いてくれたやつじゃん!と確信したおだやかは、ギンギンになったまま、眠れぬ夜行バスの旅だった。
確信した通り、figさんはおだやかにスコーンを焼いてくれていた!挨拶もそこそこに渡された福砂屋の紙袋に入ったチョコチップスコーン(ラッピング付き)、とっても嬉しかったよ!(村に帰着後、紅茶を淹れて、スコーンは少しあたためて、いただきました。おいしかった!)
巻き戻って上野駅での邂逅から。
スコーンを受け取って動物園へ。どれくらいの距離感で歩いたらいいかわからなくて、東京にいる間はずっとドラクエのパーティみたいになって歩いていた。figさんの方が東京慣れてるからね。
figさんが二人分のチケットを取ってくれている間、おだやかは早とちりしちゃって自分でチケットを買っちゃった。
結局次回使えるからってことでおだやかが買ったダブりのチケットはお財布に仕舞われたんだけど、絵柄がパンダだったし、日付は入っているし、初めて会った日の記念にずっと取っておこうと思った。
上野動物園に行ったらビールとからあげ!という習わしが昔からあって、園内にからあげ屋さんの屋台カーがいたから自然と吸い寄せられてしまったけれど、このあと牡蠣を食べるということを考えると、万全の胃腸のままでいたくて、日和った結果、2人ともからあげは食べずにビールだけ飲むという胃弱ムーブをしてしまった。数年前だったら確実にからあげも食べていたと思うけれど……お互いに年取ったね。
でも冷たい空気の上野動物園で冬の日差しの中飲むプレミアムモルツは、とってもきれいだったしおいしかったな~。
figさんと一緒に動物園を歩き回ってるなんて、夢みたい!なんて思いながら、降りたり登ったりちょっとだけ迷ったりしながら、西園口から出て不忍池へ。
どちらもそんなにたくさん喋るタイプではないので、言葉少なに不忍池の縁を歩く。ゆりかもめが、夕日にはまだ早いけれど、横から照りつける冬の日差しにハレーションして、それがとてもきれいで、「いま死んでもいい……」と言ったら、figさんは「ふぅん」と聞き流してくれた。無理にツッコミが発生しない空間が心地よい。
山手線で品川へ。目当てのオイスターバーはすぐそこだ。
グランド・セントラル・オイスター・バー&レストラン、赤いチェックのテーブルクロスで統一された店内に「やってきたぞ~!」という気持ちで、無言でいながらもテンションMAXだった!
お店の中央に大きなクリスマスツリーがあって、きれいだったな~。
何を食べたっけ……ええと……
・生牡蠣とロブスターの乗ったプラッター
・白ワイン
・追加で生牡蠣を何個か
・オイスターロックフェラー
・フィッシュアンドチップス
・クラムチャウダー
・グレープフルーツジュース(figさん)
など……?
figさんは生牡蠣魔神だから100個くらい飲むように食べちゃうのかな…って思ってたけれど、お酒も飲んだし揚げ物を結構食べたので、おいしいものはおいしいうちにやめとこか……というような空気が流れて、そこそこでチェック。
家で鳥たちがお留守番しているのであまり遅くならないように、この後新宿駅まで一緒に行って、解散した。
Twitterの人とは会わないって言って10年くらいずっと隠居してたんだけど、思い切って会いに行ってよかった!また近いうちに遊びたいね。
シュトーレン、無事に届いておいしく食べてもらえてるようでよかった!シュトーレンは本当に、人によって好みがそれぞれあると思うので、送ったもののお口に合うかしら……とちょっと心配だったけれど、喜んでくれてとてもよかったのだ。お好みのシュトーレンに辿り着くまで、また来年もいろいろ食べ比べ出来たらいいね。
オイスターバーで「おざなりな仕事はしたくない」という事を言ったと思う。これは結局なんの仕事でも、プロ意識を持って働きたいね。という気持ちを言ったつもりだったけれど、職種を選んで発言しているようにも取れる言葉だったので、ここでちょっとだけ訂正しておく……へへっ。
おだやかもそう思う!でもわかってるとは思うけれど大事なのは「熱中すること」ではなく「何に熱中するか」なんだよね。多分。
手段や過程が目標にすり替わってしまうと、ふとした瞬間に「目標、なんだっけ?」なんて、虚無に襲われたりするからね。確固たる目標を持つこと、大事。
おだやかは、figさんとこうして書簡を交換したり、実際に会って遊んだり、将来一緒に暮らすことを考えるようになってから、人生に熱中しているよ。
仕事、生活、貯金、遊び……何に熱中するかは人それぞれだけれど、どれも結局人生をより良くするという目標に直結しているからね。
figさんのことを考えると、仕事にも生活にも張りが出て、なんでもがんばれるんだ。こうして書いている間も、(ちょっと作業にくたびれていたけれど)やる気がどんどん湧いてくる!(でもそろそろ寝なきゃいけない時間だわ)
お世辞にも気力のある人生を送ってきたわけではないので、生まれて初めてと言っても過言ではないくらい、ここ数ヶ月の自分は生きる気力にあふれているよ。この感覚がfigさんにも(理由は何でもいいから)訪れるといいな~。
後悔することも時にはあるけれど、その時その時で「こっちだ!」って舵を切った先の人生なんだから、いつでも最善……とはいかないまでも、「良い」と思った選択肢の先に自分たちはいる。
時には微妙な選択をすることもあるけれど、大事なのは選択肢の先端に立ったとき、「あの時手を抜いたから」とか「あの時怠けていたから」という、過去の自分にどうしようもない恨み言を覚えるような状況にならないように、その時々を精一杯、未来の自分に感謝されるくらい精一杯に、生きていくことなんじゃないかなって、おだやかは思いますねえ!(まあ疲れて怠けちゃうこともあるけれどね、それは体が求めてる休養ってことで、大人しく休みましょう。)
自分の人生を自分でなんとか出来るかも!って予感が生まれたことも、ここ数ヶ月のやる気に繋がっているかもしれない。(これまでは低い方に低い方に流れる人生だったから……。)
そう考えると、figさんに同居を持ちかけたのも、踏み出すきっかけだったね。人生って本当に面白い!このテンションを、なるべく長く、出来れば死ぬまで保ちたいなって思います。
今は仕事でてんやわんやしているけれど、そのうち勉強にもちゃんと身を入れて取り組みたい。人生は夢だらけ。
まあぼちぼちやっていきましょう。いきなり最高スピード出すと壊れちゃうからね。徐々にスピードアップしていければ。
P.S. ポテチだったか~。
もひとつ
P.S. figさんから結婚の話が出たとき、人並みに嫉妬してたこと思い出したわ。
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