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熱性痙攣

育児に奔走しているみなさん、先週も1週間お疲れ様でした。
私が住む街ではソメイヨシノが終わり、今は八重桜が満開です。

本日、りえさん(40歳)は39週目に入りました。推定3100g。
予定日はいよいよ来週の今日。

先週、長女・加那子がカゼで発熱したため痙攣予防の座薬をいれました。
とういことで、今回は熱性痙攣のことに触れてみます。

まずは、動画をご覧下さい。

これは、長女・加那子が1歳9ヶ月の時に熱性痙攣で救急車を呼んだときのものです。
子どもを持つと熱性痙攣についてはよく目にしますが、実際には見たことがない人が多いと思うので、まずはどうなるかを見ていただきたく思います。
(無音状態のところが多々ありますが、住所等の個人情報を話しているため音を消しています)

熱性痙攣を起こしたら

  1. 横にする

  2. 救急車

  3. 動画を撮る、撮れない場合はしっかり観察して記録する

ということを、我が家では基本行動として打ち合わせを普段からしていました。
この動画では、数分前に体がビクッビクッと痙攣の予兆があったことから、夫婦間で「痙攣を起こしたら、すぐスマホを操作できた方が動画を撮る。すぐ操作出来なかった方が救急車を呼ぶ」と打ち合わせをしていました。

娘は1歳0ヶ月の時にも熱性痙攣で救急車で運ばれ、一旦帰宅後、再度痙攣したことから即入院となりました。その後、突発性発疹による発熱だったことがわかり、4日後に退院出来ました。

2回目となるこの動画の時は朝起きたら38℃近い熱があり、ビクッビクッという予兆の10分くらい後に痙攣が起きました。
救急車に運ばれて病院で約2時間過ごし(コロナ禍のため発熱外来で受診できるまで時間がかかりました)、症状は落ちついていたため帰宅という診断が降りて、その後の処置を受けている時に2回目の痙攣が始まりました。これが約5分と酷く、即入院となりました。

その後、痙攣はなく、発熱の理由も手足口病によるものとわかり、3日後に退院となりました。
ちなみに、この痙攣が起きた日は、午後から温泉で1泊の予定だったのでキャンセル料が100%かかってしまい、代わりに私は病院の狭く硬いベッドで娘と3泊することになりました。

救急車は呼ぶ?呼ばない?


育児書などでは「数分間痙攣が続いたら救急車を呼びましょう」といった記述もありますが、私個人的にはすぐ呼んだ方が良いと思います。
まず、素人には判断が出来ません。その数分間の様子見が命取りになるかもしれません。
次に、もし自分で運転して連れて行くとしても子どもの容体が気になって運転に集中できず危険です。

動画は撮る?撮らない?

これはぜひ撮った方が良いです。
痙攣が起きる理由はいくつも考えられるため、救急車の中でも診察時にもその様子を事細かに聞かれます。
とはいえ、こちらも気が動転しているし、子どもも心配だしで、記憶や特に時間経過なんてあやふやです。
「論より証拠」で、動画を撮ってそれを見てもらうのが一番です。

実は、天国にいる長男・啓太も熱性痙攣を起こしたことがあります。
ただ、この時は保育園で痙攣を起こしており、私たちは実際に見ていません。
もし啓太の時に実際に見ていたら、気が動転していたでしょう。
啓太の経験があって、熱性痙攣について事前に夫婦間で打ち合わせをしていたので、娘の時には落ち着いて対処できました。

熱性痙攣はその症状からとかく不安になるものです。
この記事と動画が事前対策を考えるきっかけになってもらえれば幸いです。