日本の正解率「6%」
突然ですが、質問です。
【問】世界中の1歳児の中で、何らかの病気に対して予防接種をうけている子どもはどのくらいいるでしょう?
A 20%
B 50%
C 80%
この質問に対する、日本での正解率が、表題の「6%」です。
※答え:C
ちまたで話題の「FUCT FULLNESS」、ようやく読み始めました。まだ1/5程度しか読んでいないのですが、あまりの衝撃に、さっそくnoteに書いてます。
この本は、本題に入る前に「世界の事実に関する13の質問」から始まります。上記はその中の一つ。
この調査は、2017年に14ヵ国、1万2000人にオンラインで行ったもので、地球温暖化の質問をのぞけば、平均正解数は12問中たったの2問。全問正解はおらず、逆に全問不正解だった人は15%もいたそうです。
世界に対する認識が、いかに事実とズレていることか。
事実は、
低所得国に暮らす女子の60%は初等教育を修了し、
平均寿命は62歳
そして、その低所得国に住んでいるのは世界の人口の9%
低所得国に住んでいる多くの人は、ある程度安全な水道水を飲めるし、多くの子供はワクチンを接種するし、多くの女の子は小学校を卒業する。
そして著者曰く、わたしたちには「分断本能」というものがあるらしい。
「善と悪」
「金持ちと貧乏」
「先進国と途上国」
というように。
下の表は、それぞれの国ごとの
「女性ひとりあたりの子供の数」と
「乳幼児生存率」を示したものです。
私たちには、こうやって
「豊かな国」と「貧しい国」があるイメージ、ありませんか?
ほとんどの国が、どちらかの枠に収まっている。
でも実はコレ、1965年の世界をあらわしているもの。
正しく現在の世界を表しているのは下の表。
↓↓↓
世界の全人口の85%は、以前「先進国」と名付けられた枠の中にはいっており、残りの15%は2つの枠のあいだにいる。
いまだ「途上国」と名付けられた枠内にいるのは、全人口の6%、たった13ヵ国だけ。
いまや「先進国」と「途上国」のあいだにあった分断は存在しない。事実は、世界の人口の75%が中所得の国に住んでいて、高所得の国も合わせると、人類の91%は満足いく暮らしができるようになっているのです。
そして最後に、
「世界保健チャート」がこちら
※世界各国の2017年の「平均所得」と「平均寿命」
上に行くほど健康で、右に行くほど金持ち
↓↓↓
右上、日本のあたりをズームアップしたのがこちら
↓↓↓
わかっちゃいたけど、日本て凄い👀✨
ちなみに、世界の所得レベルは4段階。
1日の収入が32ドル以上が「レベル4」。
世界の1/7、10億人が裕福な消費者なのだ。
そして私、「これからどうやって生きていこう・・・」って、若干の不安をおぼえていたけれど。
「なんだ、私って金持ちじゃん」と、妙に安心してしまったウリ子でした。