#6【風水の科学】住んでみたい土地『龍穴』とパワースポット
今回はパワースポットについて解説します。
パワースポットは、風水と深い関係があります。
風水で、パワースポットの位置が特定できたりするから、面白いですね。
風水でパワースポットを語るには、龍穴と龍脈の概念が必要になりますので、少しだけ解説します。
龍穴と龍脈
もともと、風水は土地の良しあしを判断する地理学、地形学です。
伝統的風水において、良い土地とされる概念の1つが、「龍穴(りゅうけつ)」という考え方です。
龍穴は、住む人々が繁栄するとされる良い土地とされています。
また、龍穴へ向かう流れを「龍脈(りゅうみゃく)」と言います。
風水では、このように龍脈へ向かう流れ???と表現しますが、
風水を科学する私としては、こういうあいまいな表現は許しません!
龍穴へ向かう流れ
地形学的に言えば、龍脈とは連続する尾根と言えます。
山々の連なりと言ってもいいでしょう。
山々の尾根は天から雨として、水をもたらします。
その水が、水脈や河川、渓流、小川となって「流れ」を作り出します。
これが、龍穴に向かう「龍脈の流れ」の正体ですね。
そして、この龍脈の流れが噴き出すところが、龍穴になります。
本場香港では、九龍が巨大な龍脈で、九龍半島の先が龍穴とされていますね。
日本の場合、龍穴には、良質の水(泉、池、川、瀧)などがあり、木々が繁り、大樹が存在する場合が多いとも言われていますね。
龍穴のような場所に住んでみたい!
龍穴と伝統的建物
龍穴や龍脈の概念は、陰陽道、古代道教も、伝統的風水とほぼ同じです。
ですから、日本では、大きな龍穴とされる場所には、伊勢神宮、唐招提寺、日光東照宮といった神社や寺が鎮座しています。
だいたい、おおきな龍穴とされる場所には、昔から重要な建築物が建てられていますね。
龍穴とパワースポット
日本には大小様々な龍穴が存在します。
そして、数多くのパワースポットがあります。
一部、「龍穴=パワースポット」と主張する人もいますが、私は少し違うと思います。
地形的に、龍脈がなかったりするからです。
しかし、パワースポットの多くが龍穴であることは、間違いありません。
一部のお金持ちは、土地選びに龍穴にこだわる人もいます。
そんな土地に、一度は住んでみたいですね。
今回のお話はここまで(^^♪
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次回は、「日本の龍穴と土地選びの実情」について配信いたします。