#4 「鬼門」と風水② 玄関(前編)
前回は「キッチン」「水回り」についてお話したので、
今回は「玄関」に着目して、お話します!
一般に、北東の方角のことを「鬼門」といいます。
昔から、「鬼門に三備を設けず」といわれ、北東の方角に以下の設備を設置してはならないとされています。
►台所(キッチン)
►水回り
►玄関
なぜでしょうか?
今回は、このうち「玄関」について、科学的にアプローチしようと思います!
玄関で大事なポイント
玄関で大事なポイントは、
◇清潔さ
◇明るさ
です!これは、科学的に確かで、かつ重要なことです。
過去の配信でも、風水において、この2つの重要性は繰り返しお伝えしました。
清潔さは、湿気を抑えることで、カビ、細菌、害虫の繁殖を抑えることができます😄
明るさは、人間が持っている、「生体リズム;サーカディアンリズム」を整えたり、心理的影響が大きい要素の1つです🤣
そして、清潔さと明るさを管理することで、病気にならない健康な生活を送ることが、できるというわけです。
玄関は住んでいる人の「顔」
北東に玄関がある昔ながらの住宅では、どうしても「じめじめ」したり、「湿気」が取れなかったりします。そして「明るさ」も不足がちになりました。
しかも、玄関は人の流れがある場所ですから、湿気によってもたらされたカビや細菌などが、人によって拡散されやすいため、昔から北東に玄関をつくるなと言われたわけです。
明るさについても、北東に玄関があると、最も暗い場所にあることになりますから、住んでいる人はもちろんのこと、来客する人の家に、そしてご家族に対する印象が大きく変わります。
「人は見た目が9割」といったベストセラー本がありましたが、家に対する印象も同様です。
とくに、家の顔である「玄関」が暗いだけで、人はネガティブな印象をもってしまいがちです。
防犯上の問題
「明るさ」に関して忘れがちなのは、防犯上の理由があります。
泥棒に被害を受けやすい住宅というのは、玄関の「明るさ」などに問題がある場合があります。
「鬼門」をあまり気になさらずに
一方で、仮に鬼門、つまり北東の方角に玄関があったとしても、最近の住宅では、あまり気になさる必要はないかなと思います。
昔は、玄関は土間を張るくらいしかしてなかったので、北東に玄関があると、「じめじめ」問題は深刻だったと思います。
「湿度」が、夏場でも冬場でも高い状態になりやすい場所でした。
しかし、最近の住宅といえば、空調もしっかりしていて、昔のような深刻な「じめじめ」や「湿気」は、発生しないと思われます。
ですから、北東に玄関があったとしても、最近の住宅の性能からして、さほど気にすることはありません。
しかし、「湿気」がこもりやすい場所であることは間違いありませんので、「換気」と「掃除」はこまめに行いましょう。
玄関の風水対策は次回で
玄関については、家の中でも最も重要な場所の1つです。
ですから玄関の風水対策を中心に、次回でもう少し解説したいと思います。
まとめ
今回のお話を整理しますね😄
玄関は健康管理上、心理的影響上、家の中でも大切な場所である!
・玄関は「清潔さ」「明るさ」が重要
・昔の住宅では「湿気」「明るさに」問題があった
・湿気はカビ、細菌など人の健康に影響する
・明るさは生体リズムを整えるうえで重要
・明るさは住む人の心理状態に影響する
・玄関は住人の顔!明るさで印象が決まる
・明るさは防犯にも影響する
・最近の住宅はあまり「鬼門」を気になさらずに!
今回のお話はここまで(^^♪
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