Memriseで覚える瞬間英作文
私は2014年くらいからMemriseという暗記アプリを使っています。当時もたしか、Ankiはあったと思うのですが、誰に薦められたのか、覚えていないのですが、Memriseユーザーです。
しかも、ライフタイムプランが出てうっかり契約してしまったため、もう二度とAnkiにも行けない状態です。そんなわけで、Ankiはほとんど使ったことがありません。世の中、Ankiユーザーはたくさんいて、活用例もたくさんありますが、Memriseを使っているという声はほとんど聞こえてきません。どれだけマイナーなんだろう。。。
日本語の情報が少ないので、瞬間英作文を練習するのに利用している私のMemrise活用法についてまとめてみました。
そもそもなぜ瞬間英作文?
私の目下の目標は万年B1レベル(CEFR指標)からの脱却です。たまに、B2判定してもらえることもありますが、最終目標はもちろんC1レベルです。足りないのは語彙力と、豊富な文法を使った複雑な文章と、話したときのバラエティ豊かな文章構文。
普通にオンライン英会話等で話をしていても、このあたりはちっとも改善されないのは過去10年近く、時々オンライン英会話レッスンを受講して実感済み。
自分の知っている範囲の英作文ではなく、ネイティブらしい様々な形の英文を自分で作れるようになる。
そのためには、良質な英文に触れ、自分の持ち球を増やすしかありません。
そこで目を付けたのが、写真を使った瞬間英作文でした。写真という目に見える形があるからこそ、覚えたい例文が印象に残りやすいです。ついでに、写真を説明するという描写能力も上がります。
比較的簡単な英文から、少しイマジネーションを用いた水平思考をベースにした英作文まで、様々なパターンの例文をChatGPTに作文してもらっています。詳しくは過去の記事をご覧ください。
教材はできました。あとは自分が覚えるだけです。
覚えましょう、とはいっても・・・そこでMemrise
そう。いくら良い教材を用意しても、例文を覚えないことには何も前に進みません。最初はChatGPTの画面で覚えようとしていた時期もありました。ええ、そんな時期もありました。日本語と英語を別々のリストに出力してもらい、瞬間英作文の本のように、日本語だけみて英文にしようとか。
もともと、瞬間英作文の本のように文法ごとに例文をつくっているわけではありません。一つの日本語に対して、何通りもの英文が考えられます。いきなり、正解を出せるわけはありません。
ある程度、何度も英文と日本語を見る機会を作る必要があります。
最初、瞬間英作文を自分で登録できるアプリを検討しました。が、1つずつ手動で登録する必要があり、この方法だと絶対続かない自信がありました。ということで、候補から削除。PCからウェブ経由で登録し、覚える活動はスマホというのが理想的で、おそらくAnkiが世界的にも有名でベストなのはわかっています。
が、私はAnki派じゃないんですよね・・・はるか昔、AnkiとMemriseが覇権を争っていた頃、Memriseにベットして、ライフタイムユーザーになっているのです。というわけで、今回もMemriseに登録することにしました。
Memriseでの登録方法
ChatGPTに作ってもらった瞬間英作文はこんな感じで出力してもらっています。
登録に手間がかかっては絶対続かない。どうすれば一番手間なく登録できるか考えてこの手順を実行しています。
英文、日本語それぞれコピーしてスプレッドシートに貼り付けます。貼り付け終わったら、登録する箇所を範囲指定してコピーします。
Memriseのコース登録には「まとめて単語追加」というオプションがあり、これを開きます。
ペースとしてください、というところにペーストすると、スプレッドシートで列間コピーしたものはタブ区切りでペーストされるため、区切り符号は「タブ」を選択します。
一度、スプレッドシートに転記する手間はありますが、英語、日本語を別々のリストで出力させているので、コピペはスプレッドシートへの2回と、Memriseの1回の合計3回ですみます。
まあ、3回といっても、写真ごとやフレーズごとにこれを繰り返すわけですが、自作で瞬間英作文を考える手間や、本から入力する手間を考えたら格段に楽です。
写真をレベル単位にしてどんどん登録しました。さらに、最近はじめたサブスクの英文からフレーズをピックアップして、瞬間英作文をつくてもらってさらにどんどん登録。いいじゃないか・・・。
日本人のユーザーが少ないMemrise、でも出題形式は豊富
Memriseのメリットは出題形式にあります。単純に表面あるいは裏面を見せて、知ってる、知らない、といったステータス管理をするのではなく、4択問題や単語の並べ替え問題を自動的に生成してくれます。なので、一度問題を登録さえすればあとは比較的楽に長期記憶できるところまで練習をすることができます。
最近、ダッシュボードなどができてUIが変わったこと、事前に用意されている英語ー日本語コンテンツは数があまりない、など日本人ユーザーにはあまり利用する動機がありません。
まあ、それでも、覚えなきゃいけないものに対して、割とゲーム性もあるので、ちゃんと覚えるデッキを作るとあとは覚えるだけです。