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日常英会話のロールプレイをPraktikaで
テレワーク中のお昼休みに、英語学習系の動画を見ながらご飯をたべていたら、今の私の心にドストライクに響き渡る動画に出会いました。
日常英会話って何だろう
私は常々、私がマスターしたいのは、ビジネス英語ではなく、日常英会話、と思っていました。なので、ラジオ英会話のようなダイアローグ形式の日常英会話っぽいものをいろいろやってはみたものの、未だ満足のいくような英語を話すことはできていません。
その理由がこの動画を見て、しっくりきました。
結局、日常って多岐にわたりすぎて、広く浅くフレーズを覚えるにとどまり、いざ、何かのシチュエーションがあっても、使えるフレーズが一言もでてこない、ということでした。
先日、米国人が経営するハンバーガーショップへ行き、オーナーと英語で会話するチャンスがありました。娘と二人で訪れていたのですが、
・後からもう一人来る
・エレベーター下りたら、すぐにお店の中でびっくりした
ということをしどろもどろで伝えました。これくらいのことを英語を長く勉強してきたんだからすっと言えるようになりたい。心の底から思った出来事でした。
一応、伝わりはしたんですよ、伝わりは。でも、私はそんなブロークンな英語じゃなくて、ちゃんとした英語を話せるようになりたいのです。
日常をシチュエーションごとに分割
この動画の中で、「日常会話というくくりはあまりにもおおざっぱすぎる」というくだりがあり、確かに!!!と納得しまくりでした。さらに、「シチュエーション別に英語力を高めよう」という方法が提案されていて、これはPraktikaとの相性がめっちゃいいんじゃないか、と思いました。
Praktikaとは、AI Tutor相手に、用意された教材(文法や単語)を会話をしながら勉強したり、用意されたトピックを基にディスカッションしたり、こちらから、シチュエーションやAI Tutorと自分の役割を与えて会話を楽しむロールプレイができたりするアプリです。
「AI Tutorと学ぶ英会話アプリ」と言う別の記事で詳しく紹介しています。
アプリを使えば、やりたいシチュエーションを自由に指定できるので、1人で学習し放題!と思ったんですが、いざ、ロールプレイしようと思ったら、言葉に詰まりました。シチュエーションに応じたフレーズをあまりにも知らなさ過ぎたのです。
ロールプレイには台本があるといい
実をいうと、私はロールプレイがあまり好きではありません。オンライン英会話Camblyを利用していますが、教材にあるロールプレイは基本的にスキップしています。何だか、先生とやるのって恥ずかしくないですか?そんなことだから英語が上達しないんだ、と言われたらごもっとも、何ですが、とにかくこれまでロールプレイってほとんどやってきていませんでした。
ところが、Praktikaで、ホテルのチェックインのシチュエーションでロールプレイをしてみたら、あ、こういいたいけど、言えないな、とか、そうか、こういう風にホテルの受付で聞かれるのかと、気づかされることが多くありました。
今更ですが、ロールプレイって、英会話上達に必須なんじゃないか・・・と再認識しました。そんな時に、シチュエーション別に英会話を特訓しようという動画を見て、とても刺激を受けました。
シチュエーション別に英会話ってなんだろう・・・そうだ、ロールプレイだ。つまり、私にはロールプレイの台本となる、シチュエーション別の会話が必要なんだ、と気づきました。
で、最近契約したEnglish Class 101でシチュエーション別のレッスンを探してみましたが、今一つ見つかりません。こちらのサブスクについては「English Class 101を2年間サブスクしてみた」で紹介しています。
じゃあ、本買わなくちゃいけないか・・・と思ったんですが、ふと、あ、ChatGPTに台本作ってもらったらいいじゃん。と閃きました。
ChatGPTで台本を作ってPraktikaでやってみた
ChatGPTに入力したプロンプトがこちらです。
can you give me example dialogue in the situation at Café 88. customer B is a coffee customer
これ、ほんとはcafe 88なんて言ってないんです。Aはお店の人で、Bは顧客って言ってたつもりなんですが、音声入力で奇跡的にこんなふうに認識されて、立派なダイアローグを作ってもらえました。
Barista: Good morning! Welcome to Café 88. What can I get for you today?
Customer B: Hi there! I'm in the mood for a nice cup of coffee. What do you recommend?
Barista: Our house blend is quite popular, a medium roast with rich flavors. Would you like to try that?
Customer B: Sounds good! I'll have a medium-sized cup of your house blend, please.
Barista: Sure thing! Would you like any milk or sugar with that?
Customer B: Just a splash of milk, please. No sugar.
Barista: Noted. One medium house blend with a splash of milk. Anything else for you today?
Customer B: Actually, do you have any pastries to go with the coffee?
Barista: Absolutely! We have a variety of freshly baked pastries. We have croissants, muffins, and cinnamon rolls, just to name a few. What catches your eye?
Customer B: I'll go with a blueberry muffin, please.
Barista: Excellent choice! One blueberry muffin to go along with your coffee. Will that be all?
Customer B: That'll be perfect, thank you.
Barista: Alright. Your total comes to $7.50. Would you like to pay with cash or card?
Customer B: I'll pay with card, please.
[Customer B pays for the order]
Barista: Thank you for your payment. I'll prepare your coffee and muffin right away. Please have a seat, and I'll bring them over to you.
[Customer B finds a table and waits]
[Barista brings over the coffee and muffin]
Barista: Here's your medium house blend with a splash of milk and a delicious blueberry muffin. Enjoy!
Customer B: Thank you so much!
[Customer B takes a sip and a bite, enjoying the coffee and pastry]
Barista: If you need anything else, feel free to let me know. Have a great day!
Customer B: Will do. Thanks again!
[They part ways, and Customer B enjoys their coffee and muffin at Café 88.]
あー、もう本買わなくていいや、と思いました。自分がやりたいシチュエーションをChatGPTに伝えて、台本を作ってもらい、ロールプレイで使えるセリフを暗記して、Praktikaでロールプレイしました。
Situation: at a cafe
Avatar: barista
Your role: customer
Praktikaアプリの、PracticeセクションにあるCustomでこの条件を与えて、ロールプレイをしてみました。なんてことでしょう。ある程度、ロールプレイのシナリオが頭に入っているので、スムーズな出だしでロールプレイできました!
そうか、ロールプレイって、まず、それっぽいストーリーの台本を見てから、ロールプレイすればよかったんですね。いきなりロールプレイするから、何していいかわからなくて、ただただ恥ずかしいだけだったんだ・・・。
ラジオ英会話のような決められたセリフを順番に言うのではなく、AIとの会話なら、その都度、異なる回答を言ってくれます。本当はオンライン英会話でロールプレイをすればいいとは思うのですが、その際のデメリットは、ロールプレイ中は自分が間違ってことを言っても、なかなか添削してもらいずらいし、自分が何を言ったかも本人忘れてる。先生もこちらのミスを全部覚えてるわけではない、と言う点です。
それと比較すると、アプリのロールプレイは会話のやり取りの履歴が文字で残ってるので、自分のミスも後から添削してもらえるし、次回、同じシチュエーションでロールプレイする際には、この質問にはこう答えようと、別のセンテンスを作っておくこともできます。
「AI Tutorと学ぶ英会話アプリ」で紹介したPraktika、まだまだ使えそうです。
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