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これは友人の話ですが

友人と言っていいのかわからないが、ある一人の工務店経営者がいた。当時は成功していた人で、奥さんを建築士にして、事務所も作りこんでいて、自宅も自分で建てていた。いい車にも乗っていたし、人も何人も雇っていた。そこまで一緒に仕事をしたわけではないが、度々電話をする仲になっていたと思う。その後時間は過ぎて、ある時よくない噂を聞いた。だまされて、借金を負ってしまったのだという。完全に被害者なのだが、支払いができなければ加害者になっていて、一応債務整理はしたそうですが、それでも良い噂は聞かなくなっていた。どうしても、元請を張る以上支払いをしないといけないというような、やくざの親分みたいなところがある。久しぶりに再会して何度か現場をやってもらったり、しごとのやり取りがあった。以前より少し影があるような印象でしたが、それは、疲れや諦めもあるし、まだやってやるというような気概があったのかもしれない。今はまた別のところに移ったようですが、もっと上に行こうとしているようです。
どこも似たようなところはある。私たちも今は経理を強化する年度として、奥さんを加えて一から始めました。開口一番ずさんな管理だなとお言葉をいただきました。全くその通りで、一からやって数字を把握しないといけない。これがまた大変です。苦手なので。

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