GODOT Game engineでゲーム作成上の留意点など(雑記)
どうも僕です。
ノートPCで
GODOTのプロジェクト開いたらエラーした。
なんでなんで?ってなったので、
最新GODOT4.1のGPU要件が気になったので色々調べました。
GODOT4からVulkanを積極的に
VulkanはグラフィックスAPIであり、
古くからあったOpenGL/OpenGL ESの後継である。
グラフィックスAPI
(アプリケーションプログラミングインターフェース)とは
GPU(RTXとかGTXとかのグラフィックカードのCPUのことね)の
グラフィックカードのメーカや機種ごとの物理的な設計に左右されず、
どのメーカや機種であったても、
一律の命令セット(API)が用意されているので
このAPIを使えば、ソフトウェア開発しやすい。
しかし、最近ではOpenGL/OpenGL ESと
GPUの物理的な設計との乖離が大きくなっており、
その差を埋めるために初期の処理速度が犠牲になっていたみたい。
これに対応するため、
今までの設計をやり直して最適化を図るために
後継のVulkanが生まれたそうだ。
このため、GODOT4からはプロジェクトを作成時に
レンダラー(グラフィック描画する処理)は
Vulkanを初期値として指定しているらしい。
Vulkanに対応していないGPUの回避策
回避策①GPU最新ドライバー適用
GPUに最新のドライバーが適用されているか確認する。
おらのノートPCを調べると
”Intel(R) HD Graphics 5300”だった。
サイトを調べると
自分で最新ドライバーをダウンロードしろと。
CPU内臓のGPUなので、
タスクマネージャのパフォーマンスタブのCPUで型番を調べて・・・
CPU型番「M-5Y71」で
Intelダウンロードサイトを検索してみると最新ドライバがあった。
・・・でも、二年前・・・。
ダメ元でインストールしてみるか。
ダメでしたwww
(Microsoft社がバンドルしたドライバーを使えってことかなww)
んじゃ、デバイスマネージャからやってみようか。
これかな?まぁ、インストールしようか。
GPUドライバーは新しくなった。
でもVulkanには対応してないみたいwww
ダメでしたwww
回避策②GODOTプロジェクト設定(新規作成)
GPUドライバーを最新化してもダメ(Vulkanに非対応)なら、
GODOTプロジェクトを作る際に、
「レンダラー」を「互換性」にするといい。
エディターが動くし、
デバックもできる!
(Vulkanでなく、前バージョンのOpenGL3.3で動いているって事ですね)
回避策③GODOTプロジェクト設定(既に作成済みプロジェクト)
Vulcanに対応していないGPUの場合、既に作成済みのプロジェクトを開くと
以下のエラーが出ちゃって編集できない場合がある。
GODOTプロジェクトマネージャからは
プロジェクトの設定変更もできないから、
メモ帳でproject.godotファイルを書き換えよう。
以下の2か所を変更する。
以下のように2か所修正しよう。
config/features=PackedStringArray("4.0", "Mobile")
↓↓↓
config/features=PackedStringArray("4.2", "GL Compatibility")
renderer/rendering_method="mobile"
↓↓↓
renderer/rendering_method="gl_compatibility"
renderer/rendering_method.mobile="gl_compatibility"
以下のようになったらOK。
GODOTプロジェクトマネージャで修正したプロジェクトを開き、
動くか確認しようね。
エラー無く開いたぜ!OK!
以上です。
またゲーム作成以外に何か気が付いたら、
ここに記入しますね。
では、また!