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Stay Nerd / Stay Emotional IIのススメ (出演者紹介②)

いつもお世話になっております。

前回までのこの記事の続きです。


予約まだの方は、筆者(Twitterアカウント: @ryt_fldsm, Eメール: ryantdaydream@gmail.com, 下記フォーム) or 各出演者様からお求めいただけますと幸いです。

タイムテーブルは来週発表予定ですが、今言えるのは下記のとおりです。ご参考まで。
・Squall Of Screamは出番早め
・HaiNeはトッパー
・IRIS MONDOは出番遅め(名古屋のサーキットイベントに出演のため)

バンド紹介

今回はHaiNe、OLPHEUS、IRIS MONDO、MY HAPPY ENDINGの4組を紹介します。

HaiNe

今回の公演でオープニングアクトを務めるのはHaiNe。

前回のSN/SEでトリ前を務めた姫路発ポストハードコアWinseth、昨年の初めに解散が発表されたときは悲しみに包まれましたが、メンバー達は二つのバンドに分かれて音楽活動を続けており、片方は昨年始動したrAtrI: (読み: ラートリー)、もう片方がこのHaiNeになります。

ブッキングが終わりそうなギリギリのタイミングで情報解禁に向けて準備を進めていた12月初頭、Vo.孝弥君から「HaiNeをバンドとして始動しようと思っていて、SN/SEに出演させてほしい」という素敵な逆オファーをいただきました。実はこの時彼が別でボーカルを務めているAILLNESSをSN/SEに誘うかどうか決めかねていた時期でもあったり…(またどこかでやりましょう)。

WinsethやCYANSEAで初期メンバーだったDr. CJ君が加入したのは知っていたのですが、もともと「Sound Project」という名目で活動していたのでライブするとは思ってなかったし、バンドとして始動する場にこのSN/SEを選んでくれたのは、前回のWinsethの流れもあって流石にうれしすぎました。ほぼ即答でOK出しました。

出演者多数でトッパーのため出番昼過ぎではありますが、コロナ禍前に関西のライブハウスに足を運んでいた方、前回のSN/SEに遊びに来ていた方も是非その劇的なカムバックを目撃しに来てください。自分の中ではもう最初からクライマックス感あります。

[楽曲紹介]
薄明

2023年初頭にプロジェクトとして始動した際にリリースされたデビューシングル。Winsethでも多く取り入れられていた煌びやかなシンセ/ピアノアレンジやメロディアスなリードワークは健在。

Echoes

昨年リリースされた2ndシングルで、大サビの転調も相まって「良アニメ一期の次シーズン伏線を広げて終える際の名エンディング(OLPHEUSの弾君曰く)」さながら壮大な雰囲気で歌われるロックバラード。言い得て妙すぎる。



OLPHEUS

大阪/東京の2拠点で活動している叙情/メロディックハードコアバンド。

国内外のメロディックハードコアの様式美を詰め込んだサウンドをベースに、Vo.弾君のスクリーム・ポエトリーによって紡がれるより地に足を着けたリアルなリリックと、儚さを持ち合わせつつも伸びやかに唄い上げるキャッチーでメロディアスなコーラスを活かした作風が特徴。

また、叙情クルー「P.O.E Trybe」にも所属しているスタッフのうちうみ君には日ごろからお世話になっており、彼がバンドを支えているのもありこの数年でかなり活発に活動できて尚且つ同ジャンルの仲間も増えている様子。最近では東京の同世代叙情ハードコアCatalystsとのスプリットEP ''道標はなくとも'' のリリースとそれに伴った2度の共同企画が印象的でしたね。現在は1stフルアルバム制作中で、収録曲もちょこちょこライブでお披露目されています。

今回の出演者の中で一番付き合いが長いんですが(2018年末)、その分長らく呼ぶ呼ぶ詐欺してて気づいたら4年くらい待たせてました。内心皆「いつになったらちゃんと誘ってくれんねん」って思ってたと思います。ぐうの音も出ません、続けてくれてありがとうございます。

翌日火影で行われるIMPERFECTIONSの始動ライブと合わせて2デイズになる彼らですが、シャカリキで頑張るみたいなので皆もステージダイブとシンガロングの嵐で応えてあげましょう。自分もはしゃぎすぎて満身創痍になってると思いますが気合で遊びに行きます。

[楽曲紹介]

潮風の吹く街

現在制作中のフルアルバムに収録予定の楽曲で、最近のライブでも披露されています。今までの楽曲とは違ったキーの曲調/やや低めの弾君の歌い方からは新鮮な印象をうけますが、突き抜けるようなメロディには親しみやすさも兼ね備えています。

ターミナル

ライブでは毎回セットリスト入りしている彼らの代表曲。アウトロの三拍子パートは某叙情派二次元ガールズバンドの某曲に似ていますが、向こうがOLPHEUSにインスピレーションを受けたに違いありません。この曲2020年にリリースされたので。

変わらぬ心、途絶えぬ記憶

先述のCatalystsとのスプリットEP ''道標はなくとも'' 収録曲で、弾君の歌いだしから始まるのが印象的なOLPHEUS史上最高のバラード。最近のライブでもほとんど毎回披露されている定番曲で、サビパートでは拳を掲げてシンガロングしてしまいます。



IRIS MONDO

東京を拠点にオルタナティブロックとデジタルサウンドを融合した音楽スタイルで活動している 2 人組のバンド。

時折毒気のあるリリックを交えたキャッチーなメロディだけでなく、バンド生活を続けているうえでの葛藤や苦悩をポエトリーに織り交ぜるVo. くるみスカイウォーカーさん(以下KSW)と、グランジ/オルタナから影響を受けているGt.スーパーさったんさんが奏でる轟音は、「エモーショナル」にとどまらない爆発的なライブパフォーマンスには定評があります。

KSWさんはWAILING ARIESで活躍されていた時から面識があり、実は前回(2020年)の公演にもWAをお誘いしていたんですが、当時はコロナ禍で実現に至らず。以降次こそはと思って開催のタイミングを待っていたら解散していた…という心残りがあります。

ただ、「WAの代わり」ではなくあくまでもIRIS MONDOとして出てほしいと伝えたうえでお誘いしています。年末にご挨拶と出演承諾の御礼も兼ねて東京まで観に行きましたが、活き活きとパフォーマンスする彼女たちにはオーディエンスも大盛り上がりでした。

直前にワンマン(3/19に渋谷WWWで開催)が控えているうえ、お誘いした当時は一度も観たことなかったにもかかわらず、御力添えいただけること感謝を通り越して畏れ多いとすら思ってます。

今回のラインナップで一際異彩を放ちますが、ライブで「魅せる」部分においてはピカイチだと思いますので、オーディエンスはもちろん共演者の皆様も要チェックでお願いします。


[楽曲紹介]
Day.1

Tiktokでも総再生回数50万回を突破した、IRIS MONDOの代表曲。「伝えたい歌詞が多すぎてポエトリーを取り入れ始めた」とKSWさんの談ですが、ピアノとギターのループサウンドも悲しみを抱えた人の心に寄り添う優しい曲調になっていて気に入っています。

本音

 バンド活動の中で抱える苦悩や葛藤をポエトリーに乗せた、二人が作る「本物の音」を表現した楽曲。この曲がなかったらIRIS MONDOと出会わなかったし、SN/SEに呼ぶこともなかったと思います。残酷な「自由」と戦っているすべての人に向けた応援歌。

awake

2021年に現在の体制になってから初めてリリースされた楽曲。当時はコロナ禍だったのも相まってどこか閉塞的で孤独な世界観を連想させるものがありますが、手探りの中光を求めて前に進もうとする意思表示を示した楽曲。最近はセトリ入りしていないことが多いらしいんですが、個人的に聴きたい。




MY HAPPY ENDING

長野からはエモーショナルロックMY HAPPY ENDINGが大阪にやってきます。

メロディックメタルコアTHE LAST ILLYASや、叙情メロディックハードコアMogry Homeなど、長野にルーツを持つバンドはオタクが多い印象ですが、彼らもLenoriaやSquall Of Screamと同じように「Story of Hope」などから影響を受けたポストハードコア/スクリーモを提示しており、Vo. アイリさんの力強い声で歌われる日本語詞メロディはキャッチーで印象的です。

出演に至った経緯としては、一度新曲特集でMHEを取り上げたことがあった縁もあり、去年の春くらいにGt. ハルナ君から「次回SN/SE開催するなら是非呼んでください!(要約)」とお問い合わせをいただいたのがきっかけです。

自分もこの時からMHEを候補に入れていたものの明確なビジョンを描けてなかったので「2025年の早いうちに開催出来れば理想です」としか答えれなかったのですが、結果的にずっと待ちの姿勢だった自分の背中を最初に押してくれたのは彼ですし、メンタルが落ちていた時期を差し引いても彼とのやり取りがなかったら今も開催せずにズルズル引き延ばしていたと思います、圧倒的感謝。今回ブッキングし始めた時に真っ先に声を掛けました。

彼らにとっても初大阪だし、自分も長野からバンドを呼ぶのは初めて。今回のラインナップでは唯一まだ生でライブ観たことがないので非常に楽しみです。

[楽曲紹介]
STAR:GAZER

デビューEP「ENDING IS BEGINNING」収録、ほとんど毎回セットリスト入りしている定番曲。タイトル通り綺麗な星空を見上げる光景を想像させる、アイリさんの爽やかでエモーショナルなサビメロが印象的。


miss you

こちらもほぼ毎回セットリスト入りしている定番曲の一つ。こちらは想い人に直接伝えられない心象風景をテーマにした切ないロックバラード。終盤の転調も聴きどころ。この音源を新曲特集で取り上げたことで彼らとの接点ができた気がします。


今回の出演者紹介はここまで、最終回はaisavil., Haze of the Bullet Blossom, Hyuga, Mogry Homeの4組を紹介します。引き続きチェックよろしくお願いいたします。


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