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Stay Nerd / Stay Emotional IIのススメ (導入)

 お世話になっております。Ryotaです。

 いつものやつです。今回は来月に迫りましたStay Nerd / Stay Emotional IIのアピールポイントと出演バンドを数回に分けて紹介したいと思います。


予約まだの方は、筆者(Twitterアカウント: @ryt_fldsm, Eメール: ryantdaydream@gmail.com, 下記フォーム) or 各出演者様からお求めいただけますと幸いです。

(Livepocket限定で販売していた早割チケットは完売、ありがとうございました!)


経緯

簡単な概要は以前の当方のイベント紹介でも触れましたのでそちらも是非↓

前回 (2020/11)開催ののち、コロナ禍で制限がなくなるのを待ってたり、次回開催時に呼びたいと思っていたバンド達が活動休止とかメンバーが脱退したりと、いろいろな事情で「まだその時じゃない」とずっと自分に言い聞かせて来ました。

その間Buried AliveやN.L.N.Sなどほかのイベントに注力していたり、精神的に病んだりで開催のタイミングを引き延ばしているうちに、解散した/止まってしまったバンドのほうが多くなってしまった…という状況に気づいてしまい、「動かさないとこのままずっと引き延ばしたままだろうし、絶対に後悔するやろな」と思い開催を決意しました。

この時昨年7月中旬くらい、精神的に不安定だった時期で漠然と希死念慮を抱えていた時期位だったと思います。それくらいどん底でした。

他にも前回開催時にコロナ禍の影響でやりきれなかった悔しさ、そして時期を待っている間に各々の事情で音楽/ライブから離れてしまった知人や友人への寂しさと「決別」するという意味合いも込めて、「Buried Alive」から始まったFieldismの5周年記念イベントとしてやっていこうと決めました。


バックグラウンド

個人的にはこの辺りのイベントから影響を受けました。

左上: Squall Of Scream Pre. 令和ヲタク大戦争 (2019/12)
真ん中上: Unvision Pre. A Circle of Elements Tour Final (2019/8)
右上:余日 Pre. 理論契合 (2020/3)
左下: PerLe Pre. 色即是空 (2020/3)
真ん中下: INNOCENCE 8th Anniv. (2024/6)
右下: Fall of Tears & Eversolitude Pre. FALLINLOVEWITHYOURSOLITUDE SIDE ''FALL'' (2022/12)

特に「令和ヲタク大戦争」に関しては自分がSN/SEを開催するうえで目標にしていたイベントなので、相当時間はかかったけどようやく理想に近づくことができたの感慨深いですね。

いわゆる「叙情系」の音楽が好きだからってのもあるんですが、他人と被りそうな感じならやる意味ないなってことで上記イベントに影響を受けながら下記要素を組み合わせました(あくまでも私見なんで人によって解釈は変わると思います)。

①叙情ハードコア/メタルコア
②いわゆる「叙情系」とはまた異なる世界観を持つが、流麗なメロディと独特の世界観を持つバンド
④女性ボーカル主体のエモーショナルロックまたは同人音楽サークル/バンド
⑤マス, オルタナ, ポエトリーetc.

①に関しては文字通り、今回でいえばOLPHEUS, Mogry Home, Laika, Haze of the Bullet Blossomはそうですね。解散したバンドでいえばAFTERGLOW(後述)やYuzurihaやIRISもこのあたりかな。


②は今回で言えばSheeSawHarmとHaiNe、前回のラインナップでいえばWinsethやyozitsuやUnvisionなどが挙げられます。音楽性でいえばエモーショナルロック/ラウドロック/ポストハードコアと形容されることが多いかもしれません。解散したけどLost in Seirenもここに入るかな。


③は自分がStory of Hopeなどの女性ボーカルスクリーモ・ゆよゆっぺ/uzPなどのVOCALEAMO・Draw The Emotional/Foreground Eclipse/回路-kairo-などの東方バンドアレンジから多大な影響を受けていたのが大きいです。今回で言えばSquall Of Scream, Lenoria, MY HAPPY ENDING、前回でいえばPerLeがそうでしたね。解散したか動きがないのを含めるとWAILING ARIESやSunrise in Afterlifeもここに入ると思います。


④は元々好きなポエトリーだけでなく、マス・オルタナなど、新しい視点も取り入れていきたいということでお声かけさせていただきました。今回で言えばHyuga, IRIS MONDO, aisavil.です。


 ハードコア・メタルコア・エモーショナルロック・ラウドロック・オルタナ・マス・ポエトリーリーディングと音楽的なジャンルとかバックグラウンド/スタイルは皆それぞれ違いますが、心に刺さる綺麗なメロディとかメッセージ性/ストーリー性にあふれた日本語詞(リアルか創作的かは問わず)に共通項を見出しています。今回はそういう多面的な視点で「叙情」「エモーショナル」の概念を探求しました。

 先述の通り、この4年間で呼びたいと思っていた多くのバンドが各々の事情で止まったり解散したことで当初思い描いていた計画と大きく変わってしまったのは事実ですが、それでも今出来うる限りで理想の12組を集めることができたと確信しています。

 4年やりたいことがたまっていたのもあるし、今回誘いきれなかった魅力的なバンドはまだまだいますが、少なくともこのエモーショナル/叙情路線で大所帯のイベントを組むのは最初で最後だと思います。

アートワーク

 今回のアートワークはex. AFTERGLOWのフロントマンで、現在はクリエイティブプロジェクトUNREASONEDの代表兼デザイナーを務めているケイト君にお願いしました。

 彼がまだAFTERGLOWで活動していたころから交友のあるバンドのアートワークやフライヤーデザインを手掛けていたのを目にしてきましたが、次にSN/SE開催するなら絶対に彼にお願いしたいと思ってました。

 彼のスタイルとは大きく違うリファレンスを提出したにもかかわらず(察してください)、予想の100倍ステキなデザインに仕上がってて感動しました。ご多忙のところ本当にありがとうございます。

 UNREASONEDのマーチはデザインイケすぎてるんで、ぜひ下記Baseからチェックしてみましょう↓


会場

 今回は大阪市内の天王寺区にある寺田町Fireloopで開催します。JR環状線天王寺駅から一駅、会場も同路線寺田町駅降りてすぐです。


 何度か下見してきましたが、程よく高い天井もステージで満員でもどこからでもよく見える構造もステキですし、ありとあらゆるジャンルのサウンドに対応できるPAシステムは関係者各所からも好評だと伺っており非常に楽しみです。ちなみにフロアにはケータイが充電できるコンセントもついていてホスピタリティ面もばっちりです。

ステージと足立店長(拾い画)

 会場の数の面から難波/心斎橋エリアで激しい音楽全般のライブが行われることがほとんどなのであまり話題に上がらないですが、スタッフの皆さんもとても親身に接してくれるのでこの機会にぜひチェックいただけると幸いです。

 また、ここはスタジオが3部屋併設されておりますが、当日ここの2部屋を貸し切って一つを機材置き場、もう一つを休憩スペースと物販エリアとして活用します。長丁場になりますが、自分のペースで楽しんでもらえると嬉しいです。

最近喫煙室ができて完全分煙になったそうです。非喫煙者なので嬉しい。


末筆

 今回はこのイベントの方向性、会場の特徴、フライヤーのアートワークなどさわりの部分について触れましたので、次回からは出演者を数回に分けて紹介していきます。

 全組思い入れのあるラインナップなので本当に楽しみです。タイムテーブルも今月末~3月初頭には公開できればと思います。

 この日は神戸でメガベガス1日目、心斎橋でBloomの来日公演と被りハードではありますが、是非遊びに来ていただけると嬉しいですね。

ここまでお読みいただきありがとうございました。気に入ったら是非こちらのnoteやXのアカウントをフォローしてもらえると幸いです。あと感想やシェアして広めてもらえると励みになります。


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