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戦闘力 VS 戦略力〜大学テニス部仲間とのゴルフで自分の強みを再発見

【戦闘能力は、テニスでもゴルフでも差があった】

東工大の体育会テニス部の仲間が湯沢に遊びに来ました。

3人でゴルフしましたが、
40年の年月を経ても、
人の基本的能力は変わらないですね(笑)。

私たちは、関東学生テニス連盟の5部にいました。
学校同士の試合は、ダブルス3、シングル6の9試合の結果で来まります。

今回、湯沢に来たB君とS君は、
シングルNO.1,2の二人で、
ダブルスでもチームを組んでNO.1です。

B君は身体能力と勝負強さが持ち味でした。
S君はセンスがあり、器用にいろんな打ち方が出来ました。

今回、二人とゴルフをやりましたが、
40年前と同じプレースタイルでした。

B君は、腰が痛くて、手打ちなのに、
基礎体力で当たりも方向も良くて、良いスコアを出します。

S君は、右手を痛めて、レンタルクラブなのに、
左手だけで腰を回して、器用に打ちこなします。

やはり、この二人の身体的な戦闘能力は高いんだと、
改めて、認識しました。

【戦闘能力の不足は、強みを生かし合う戦略で乗り越えた】

学生当時、私は、テニスでもレギュラーに入れなかった。
シングルではNO.6に入れない。

ダブルスのペアのC君も、シングルではNO.6に入れない。 

私は、足は速く持久力はあるが、バックハンドが苦手。
背も低いのでネットプレーも得意でなかった。

C君は、メタルの大きなラケットでボレー・スマッシュの威力がある。
一方で、足が遅く、持久力もないタイプ。

当時、私たちのペアは戦力として期待されず、
最初はダブルスNO.3にも入ってませんでした。

そこで、お互いの持ち味をいかす戦略を考えました。
C君はネットプレーが得意なので、基本ネットに張り付く。
私は、フォアのストロークが得意なので、基本後ろに下がる。

こうすると互いの強みを活かして、弱みをカバーできます。

私の場合、ダブルスはコートの半分だけ守ればいいので、
俊足を活かして、フォアハンドだけで打ち続けられます。

C君は、ほぼ走る必要がなく、
甘いボールが来たら思い切り
ボールを勢いよく叩くだけでいい。

この陣形を徹底させました。

私がサーブの時は、前に出ない。
C君がサーブの時は、私は最初前にいるのですが、
タイミングを測って、私が後ろに下がる。
常識外れですが、自分達のプレースタイルを徹底しました。

一方で、相手から甘い球を呼び込む必要がある。

そこで、普通に速い球を撃ち合う中で、
相手の前衛の頭を越えるロブボールに磨きを掛けました。
陣形が崩れるとき、甘い球が来やすいし、
C君もポジションを変える流れの中で攻めができます。

これらを徹底することで、
チーム内でも好成績をあげ、
ダブルスNO.3のポジションをゲット。

本番の試合でも、3勝2敗の成績を上げました。
ダブルスNO.3は、先方のNO.1、2と当たる確率が高く、
当て馬の対戦が多いのですが、予想を覆して、
実力上位のペアに勝てました。

【40年過ぎても変わらない友人と自分】

あれから、B君・S君・私の3人とも、大企業に就職。

B君は機械メーカーでエンジニアの道へ、
 オランダ・シンガポール・中国とグローバルに活躍して、
 来年、長野県の諏訪で暮らしながら退職。
 奥さんは専業主婦で二人の子供を育て上げる。

S君は機械メーカーで研究職勤務。
 近所の酒屋の娘さんと結婚して婿養子へ。
 ダブルインカムで個人年金を積み上げ余裕の老後へ。

僕は、石油会社の営業職からIT部門で長く勤務。
 40半ばで、起業失敗、失業、中小企業で営業職へ。
 大家業・コンサルの複業で70までは働きながら遊ぶ。
 奥さんの実家で二世帯住宅でマスオさんの立場。

B君・S君は大企業のエンジニア・研究者としての戦闘能力が高く、
大企業の枠の中で活躍して退職して、老後の年金生活に入る。

僕は、大企業のシステムエンジニアとしては戦闘能力は高く、
同期で一番に課長に昇進したが、その枠をはみ出して挫折。
大企業の外の荒波に揉まれて、50代で生涯現役の道に入る。

【どこでどう生きるかの戦略を問い続けた】

僕は、仕事は器用にこなしているものの、
課長・副所長とマネジメントの比重が高まるにつれ、
40代半ばで仕事が楽しくなくなってきた。

そこで、自分を活かす戦略を問い続けました。
そこから、10年間、人生のダッチロール。
起業挫折、出戻り、リストラ、失業
53歳での転職で、給与ダウンと営業への初挑戦と
試練の中で必死に生き抜いた感じでした。

そんな中で、どこでどう生きるのかを必死に
追い求めた結果、3足の草鞋の複業戦略に活路を見い出した。

従業員としては、
IT部門でのSE・マーケの知見を活かして、
商品売りの営業でなく、
ソリューション・コンサルティング営業として、
新規マーケットの開拓で成果をあげた。
結果、営業会社で社独自のポジションを築いた。

投資家としては、
サラリーマンの高属性、FPの知見・人脈を活かして、
不動産投資・賃貸業を立ち上げて、
着実に資産と収入を増やした。

サラリーマン大家の中では、
営業力・マネジメント力を活かして、
銀行・不動産会社・リフォーム会社との関係づくりで、差別化。
不得意なDIYなどは手を出さない。

自営業としては、
IT✖️営業・マーケ✖️金融・ヘルスケア・不動産
分野での知見・実績を活かして、
コンサルティングとして副業の道も開けた。

こうして、サラリーマンでありながら、
従業員・投資家・自営業の復業の
独自なポジションニングを作れた。

【コロナでさらに戦略的なポジションが取り易く】

これまでの復業ポジションをベースにして、
さらに戦略的なポジションづくりも可能になった。

・コロナで仕事をオンラインベースにする。

・オンライの仕事・大家の知見を活かして多拠点生活にする。

・ヘルスケア✖️地方✖️ITで新たな事業創出を企画する

みんなから、

「畔柳さんは、本当に、サラリーマンなのですか?」

と言われる所以だ。

【人の基本は40年過ぎても変わらない】

学時代は、テニスでは戦闘能力は高くはなかったが、
ダブルスで強みを活かし合う独自の戦略で成果を出せた。

一方で、大企業のサラリーマン時代は、大きな成果は出なかった。

与えられた組織・ルールの中で、
要求される戦闘能力で必死に戦っていた。

簡単にいうと、与えられた職務で
そこそこの戦闘能力で器用に仕事をこなす状態。
自分らしい戦略的な発想で、大きく活躍することはなかった。
(小さな職場のリーダーの時は活躍できた)

その後、起業挫折・出戻り・リストラ・失業の試練を経て、
従業員・投資家・自営業の復業ポジションで、
大学のテニス部時代の戦略的なポジショニングを築けた。

自分の強みを活かし、自分の弱みを他でカバーして、
独自のポジションを作る。

日本のサラリーマンに、狭い枠の中で窮屈に生きるのではなく、
私の知見を活かしてもらったら、
もっと、面白く、活躍できるに違いない。

【経済自由サラリーマン・コンサルで自分の叡智を伝授】

そこで、私の知恵を経済自由サラリーマンのコンセプトで伝授することを決意。
現在、2022年4月から0期生2人を応援している。

一人は、得意な人間関係の構築力を活かして、
人材派遣の営業からSAASの営業に転職して、
年収100万円アップで、IT業界でキャリアアップ。

もう一人は、不動産投資のマインドセットを伝授中。
自分自身も5年ぶりに不動産に集中して、
アパート・リゾマン購入して実践を見せている。

本人の希望で奥さんの転職相談にも乗って、
飲食からIT業界への転職を応援中。

サラリーマンの枠の中で窮屈に生きるのではなく、
人生を俯瞰して自分らしく戦略的に生きる
考え方と可能性には築けたようだ。

多くのサラリーマンに
もっと自分の可能性を広げるように、
戦略的に人生を生きてほしい!

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