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スタッフから見るFIDFFの魅力

アレハンドロ・ホドロフスキー監督は言っていた。
「映画には心がある、精神がある、志がある」と。

みなさんは映画が好きですか?
人生で初めて劇場で観た作品は何ですか?

私が初めて劇場で観た映画は「子猫物語」。


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小学2年生が中洲の映画館で映画を観る。
なんだか大人の階段を上ったようで
(観てるのは子猫物語だけど)
今でも忘れられない一日なのです。

私に「忘れられない映画の一日」があったように
みなさんにも「忘れられない映画の一日」があるでしょう。

そんな映画の魅力に取り憑かれた人たちが集まるのが
この 福岡インディペンデント映画祭-FIDFF です。
※初めてガイドはこちら

FIDFFで楽しみなのは
一度に100以上の様々なジャンルの
インディペンデント作品を鑑賞できるだけでなく
製作者の声を直接聞くことができること。

監督や俳優さんたちとの交流が積極的に行われています。
これがすごく楽しい!

映画制作の裏話や
観て分からなかったシーンの事なんかも聞いたりできるので
映画をより身近に感じることができます。

そして、福岡という土地柄もあって
アジア映画界隈との接点が多いのも特長。

今年は “台湾特集” として
台湾のインディペンデント作品を日本で
日本のインディペンデント作品を台湾で上映するなど
映画を通じた国際交流の取り組みも大切にしています。

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FIDFFに集まる作品の数々は、いい意味で狂っています。
ひとつひとつの作品に「愛」がギュギュっ!!! と詰まっています。

2年に1回のコンペの年は、100以上の作品が上映されますが、
100以上の作品を観て、選考するスタッフ。
いい意味で狂気!

たくさんのインディペンデント映画を観て欲しいという
映画への「愛」をビシバシ感じます。

スタッフとして参加する前は
いかにも映画人です!みたいなスタッフが多いのかな?
と思いきや

みんな意外と ”ほんわ~” としています。
私もその中に ”ほんわ~” と漂よっています。
正直、居心地良いです。

(こっそり教えますが、議事録に「ふんわり」ってタイトル付けてるくらい  ”ほんわ~” です。大好きです。ほんと。スキ!)

そんな「愛」と「心」と「精神」と「志」が詰まった
FIDFFで上映される作品の中には
きっと「自分だけに強烈に刺さる作品」があるでしょう。

映画は、観る人を「ここではない何処かへ」連れて行ってくれるもの。
奇妙な世界を覗き見たり、共有したり。

そしていつかは自分が主人公に、はたまた、たくさんの人を映画の世界にいざなう立場になる日が来るかも!

福岡インディペンデント映画祭-FIDFF が「忘れられない映画の一日」になることを願って。

あ。

「FIDFF」は「ふぃでぃっふ」と読むのだそうです。
最近知りました。
よろしくお願いしますね。

(執筆:Sachiko Harada / Blog

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