座席4割削減 813系 153両 2022.09 長崎線 鹿児島線 日豊線 JR九州 日本 20220315
JR九州は、車両の一部座席撤去を2021年3月から始めています。
主に長崎線、鹿児島線、日豊線で運行する『813系』の普通電車(快速運用を含む)が撤去の対象となっています。
2021年12月末時点で、31編成(1編成は3両)93両の改造が終わり、営業運転に入っています。
最終的には2022年9月末までに、813系の全82編成246両のうち、約6割に相当する153両で撤去する計画としています。
撤去は1編成で計48席、1車両当たり16席を目安としています。
813系は1両40から50座席(最大56席)の仕様となっており、多いケースでは一つの車両で『4割削減』になっています。
利用者らは、『以前は座れていたのに、座れなくなった』『遠距離通勤で1時間以上立ちっぱなし。疲れる』『高齢者や妊婦などが座れていない(座席を譲ってもらえない)』としています。
JR九州は『座席数の減少で着座機会の減少など、ご不便をおかけする面もあるが、ご理解をいただきたい』としています。
以上から、JR九州が、JR九州の利用者は、我慢することが当然であると考えていることが明らかとなっています。
すなわち、JR九州が、利用者の利便性を犠牲にすることは、JR九州の利益のためであれば、当然のことであると宣言しているものと判断されます。
こうした利用者の利便性を犠牲にすることによって利益をあげる手法によって、利用者が減り、その結果赤字が増大する負のスパイラルへと陥るものと判断されます。
http://www.nishinippon.co.jp/item/n/891052/
JR九州の座席撤去に困惑…1車両で最大4割「通勤1時間以上、立ちっぱなしに」|【西日本新聞me】
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JR九州の座席撤去に困惑…1車両で最大4割「通勤1時間以上、立ちっぱなしに」|【西日本新聞me】