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アートプロジェクト・幽玄会社テンプルを始めます

こんにちは!幽玄会社テンプルです。

幽玄会社テンプルは白洲詠人(しらす・よみひと)と三浦祥敬が立ち上げた法人で、贈与の原理を探求するアート・プロジェクトです。創業は2024年7月7日で、七夕の日に出現しました。

先に言っておきますが、現実にゆたかに干渉する遊びです。そもそも幽玄会社は国とつながりのある株式会社やNPO法人や宗教法人などの法人格ではありません。有限会社という形態もありますが、それでもありません。あくまでアートプロジェクトであり、遊びです。

ただ、幽玄会社は現実に干渉します。つまり、実際に社会の中で作用するということです。作用しないものは存在しているかどうか怪しいですが、実際に現実に作用する体験を作っていくことで、幽玄会社を成立させていこうと思います。

この活動が何なのか?ということは今後の活動次第だと思うので、まずはじめに、幽玄会社が成立するきっかけになった三浦祥敬がどういう流れで幽玄会社を立ち上げたのか?についてお伝えしようと思います。

三浦は、2021年7月7日より、食べる機会や泊まる機会、時にはお金を分かち合ってもらう「お布施を生活の基軸にした生活」をしてきました。商品やサービスを売って生活の糧を得ることを中心とせず、お布施を頂き・お布施することを中心にした生活を営んでみた中で、次第に「生かされている感覚」が生じるようになっていきます。このような感覚を育むことができる法人・経済の遊びを世の中に産んでみることを願い、幽玄会社が生まれました。

幽玄会社の得意領域は、布施という言葉を切り口にした贈与の現象を現実化することです。

念の為に言っておくと、アート・プロジェクトです。あまりにも真面目に受け取らないようにお願いします(笑)遊びですので真剣にやっていきますよ。

幽玄会社テンプルの現在

まず幽玄会社テンプルで着手し始めたのが、パトロネージュ経済(パトロン経済)の仕組みを自作することです。幽玄会社が世の中に現れることを応援して下さる方々から継続的なパトロネージュを頂き、そのお金でテンプルに関わる特別な他者を生かします。テンプルは生きた糧を受け取るフローであり、生きた糧を増幅させて世の中に送り出すフロー(流れ)です。

皆さんから受け取った糧で、まず幽玄会社テンプルと関わりがある特別な他者を養います。ここでいうと、一人目は三浦祥敬です(今後、二人目が現れるのかどうかは縁次第です)。分かち合ってもらった流れから三浦祥敬が頂く量には上限を設け、やみくもに貪らずに健やかな気持ちであることができるようにします。それ以上の糧は幽玄会社テンプルから外へと分かち合っていきます。それは生きるための食べ物の提供を行う時もあれば、そのままお金を分かち合う時もあります。

生じている流れ

幽玄会社に現在流れている取り組み(支流)をご紹介します。

会計の流れの観測

まず、会計の流れがあります。幽玄会社の中核とも言える活動です。幽玄会社は何よりも流れを大事にしています。その流れを非言語的に捉え、表現する場合と言語や数値で捉え表現する場合があります。後者の表現形態の一つが「会計」です。

幽玄会社の「会計」には二つの特徴があり、「無形・有形にかかわらず、感謝できることに出会い(会)、カウント(計)します。」

つまり、会計業務は「生かされている感覚が生じる流れ」を感受することを中心にしています。幽玄会社に関わっている人に生かされている感覚が生じたり、生きる活力が増す関わりのあり方を探求していきます。

現在、比較的わかりやすい幽玄会社のお金の流れを可視化し始めたところです。24年、食わせているのは三浦祥敬のみですので、まず三浦と接続した経済の会計報告を開始しています。

身の周りで起こっていることを観測し、それを表現するという意味では、noteの文章を書くことも会計作業の一つです。いろんな形態の会計作業が生まれる予感がしています。

給料の提供:

人が自由に選択するお金を分かち合うことができるようにしていきたいと思います。幽玄ベーシックインカムです。

現在、三浦に給料を提供しています。余剰分から他者へのお布施の流れも単発的に生じています。

ここからはもう少し具体的なトピックでの生じている流れの説明です。主に、幽玄会社から生じている流れは「移・食・住」へのパトロネージュです。

移の流れ作り(名前無し):

幽玄会社に関わる人が物理的に移動することを助けます。

現在、三浦の移動費を補填しています。

食の流れ作り:食糧他給センター

幽玄会社の重要な支流です。生きる糧の一つの「食」にありつけないと、人は死んでしまいます。幽玄会社は、食のご縁を受け入れ、特別な他者を食わせ、余った分をどんどん放出していきます。現在は三浦のみに接続していますが、今後、別の方にも接続して遊ぶ可能性があります。

食のご縁の受け取り方は特に決まりがありません。

たとえば、自ら土地を耕し、植物を育み、収穫をして食べ物を得るかもしれないですし、そういうふうに取り組んでらっしゃる方の流れに参加させて頂き、手伝うことを通して食べ物を得るかもしれません。

もしくは食べ物自体を贈って頂いたり、食べ物を頂く場を作って頂くことを通して、食にアクセスするかもしれません。

さらに、働かせて頂いてお金を受け取り、食べるご縁を商品やサービスを提供してらっしゃる方々を頼らせてもらうことで食にありつくかもしれません。

特にこうでなくてはいけないというルールはありません。ただ、傾向として、幽玄会社では贈与の原理を探求していけたらと思っていますので、「商品を作って売る」ということ以外の曖昧な領域どんどん試していけたらと思います。

現在、三浦が食べるご縁を頂くための費用を補填しています。また、特に三浦と関わりが生まれる方を中心に食べる機会をお布施しています。

(考え方が変わったら、変化します。)

住の流れ作り:

幽玄会社に関わる人が地球に滞在することを助けます。

現在、三浦がアトリエを構え続ける費用を補填しています。両者の創作活動を下支えしています。

アイデアと人の流れ作り(名前無し):イベントやワークショップ制作

幽玄会社テンプルでは、イベントやワークショップなど、アイデアを分かち合う機会づくりもしていきます。幽玄会社の存在や活動を知ってもらい、世の中に幽玄会社という流れを成立させて遊んでもいいよ、という遊び人の方々に流れに参加してもらいたいと思っています。

創作物を広める流れ作り(名前無し)

まずは、幽玄会社の流れを汲む三浦祥敬の個人の創作活動をサポートすることを行います。

25年、三浦祥敬は彼がやっている「アートプロジェクト・fuwatari」 の展示を全国各地で開始します。その際、幽玄会社は展示会の形式のかたちを構想する企画業務を担う予定です(あくまで fuwatariは、三浦が始めたアートプロジェクトですので、幽玄会社は企画協力というスタンスです)。

のちのち幽玄会社を中心にした作品制作の機会も作っていけたらと考えています!



このような感じで、幽玄会社からはいくつもの支流が生じていきます。私が飽きたら流れを紡ぐのを辞め、支流は途絶えます。途絶えてもそのうち復活するかもしれません。途絶えたままかもしれません。あくまでその時々の縁次第です。

暇な時の精神の気休めに、お楽しみください。

それでは、引き続き、新法人・幽玄会社テンプルをお楽しみください。
どこかでお会いできることを楽しみにしております。

白洲詠人(しらす・よみひと)


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