自費出版備忘録(その8)
6月29日(土)
どうもインデザイン、やればやるほど混沌の泥沼に陥っていくようだ。今日やったことを最初から思いだせるかどうかもわからない。やってみよう。
とにかく昨日までいじくっていたファイルの行数が変えられないのがシャクでシャクでならないから、新しいファイルを作り直そうと思ったのだ。そこでまず、アクロバットを開いた。行数の変わらないファイルをPDFで開き、これをテキストファイルにして、『本文2』として保存した。・・・今にして思えばこの作業は、若干無理やりなところがあったかもしれない。わからない。
それから、これまでに使ったことのある、「新規ファイル」→「レイアウトグリッド」と進み、「行数」を15行にして「OK」をクリックした。「ファイル」から「配置」をクリックして『本文2』を流し込んだ。
流し込めた。15行になった。ここまでは良かった。
だがもとのテキストファイルがそうなっていたんだと思うが、全ページがもとの11行で切れてしまい、4行空いてから次の文章が始まっている。
でもそんなの直すのは簡単だ。手でやればいい。本文をところどころ読みながら、「T」のボタンでどんどんカラの行を詰めていった。本文も部分的に直した。
今日はほぼほかの仕事をやらずにこれをやっていたのだが、最後の最後になって困った。これを書いている今も困りちゅうである。
11行で作ったもとのindd(何の略だ?)ファイルは390ページ以上あったのだが、15行にして詰めてみると、原稿は286ページで終わっているのに、そのあと何も書いてない余分なページが100ページ以上残っているのだ。何をどうやっても消せない。
あれ?
今、思いついて、空白ページをシフトボタンで選択し、右クリックしてバックスペースボタンを押したら、消えた。
PDFも、作れた。
あれ?
わかってないのに、できた。
大丈夫かな。ノンブルとか入れられるだろうか。
クープランの組曲『フランス人』が、無駄に明るく響く。