”本質と選手ファースト” Vol.3 -木室 孝輔-
━━━ 『FiC Member's Shout とは
「誇れるサッカー環境を創る」という言葉を元に日々活動するFiCメンバー。
そんなメンバーにシンプルな1つの質問を投げ掛けます。
今回話してもらうのはFiC4期生の「木室 孝輔(キムロ コウスケ)」
現在東京外国語大学サッカー部監督の彼がどんなことを考えているのか。
是非お楽しみください。
【自己紹介】
初めまして。
木室孝輔と申します。
現在、東京外国語大学男子サッカー部の監督を務めております。
FiCは多分4期生です。
細かい経歴や指導者になった経緯は
noteを書いてるので見てもらえればと思います。笑
さて、今回はこの記事内で「想いや夢を語ってくれ」そう言われました。
実はこれ、上記の私のノートでも触れてはいるので、今回は少し違った角度から想いを語っていこうと思います。
この企画第1回目の御厨君は
「ここでの発信が、それぞれの「想いや夢」に臨場感を持たせるだけでなく、他のFiCメンバーの今後の活動に火をつけるとも確信しています。」
と言ってました。
なので僕も誰かに向けて火をつけれればと思います。炎上はして欲しくないですが。
【最近感じている事】
さて、その為のトピックは最近感じてる
この2つです。
【本質を見極める】
①本質を見極める。
何事においても大事だと思います。
「あれ?その情報ってそんなに大事?」と思うような事は日常生活では勿論、サッカー界隈のTwitter上でも見る事が出来ます。
・著名な指導者の練習メニューが流れてくるとこれは素晴らしい!と反応する人
・イメージの為の誰かの発信を信じる、もしくは批判する人
など。
もう一歩先を見ない人が多いなあと思ってます。
勿論私が見極める力が完璧だと言ってるわけではないですが日々そうあるように心掛けてはいます。
特に指導者がよく使用するTwitterなどは140字なので結論を極端に書いた方が伝わりやすいです。
でも大事なのはその過程ですよね。
これはSNSに限らず「この事象はこうだ!」「こうするべきだ!」
と言い切ってる人を見かけたら私の場合、まずは1歩引いて考えてみるようにしています。
本来、物事を突き詰めていくほど断定ってしにくいはずなんです。
なので、
それを分かった上での断言なのか。
表面上だけ分かった気になっての断言なのか。
両者の結果は同じですが過程は大きく異なりますよね。
過程が異なるという事は長期的に見れば結果は変わってくるはずです。
後者はいわゆるダニング・クルーガー効果の状態に陥ってるかもしれません。
これについては深掘りしようと思うので私のnoteを見に来てください笑
【選手ファーストって何?】
②「選手ファースト」
サッカーに限らず指導者をやってるとよく聞く言葉です。
勿論選手の事を第一に考えるのは当たり前なので大切な考え方です。
でもその意見の中にはただ選手によく思われる為に見えるような発言や
或いは優しすぎると思えるような発言もあります。
私は監督として成り上がりたいです。
それが1番です。
でもその為には結果を出さないといけません。
結果を出す為には選手ファーストでないといけません。
なのでチームや選手が良くなるにはどうすれば良いかを常に考えています。
この順序が逆になってる人が多くないですか?
勿論、人それぞれなのでそれを信じて行動してる人はリスペクトします。
ただそういった人たちが偉い!ともてはやされる風潮には疑問を抱きます。
自分が上に行く事を第一に考えてないリーダーは魅力的ですか?
選手の為だからと感情を殺してませんか?
果たして怒らない指導者は優秀なのでしょうか?
選手の事を考えてるからこそ怒りの感情は出てくると思います。
このトピックは関連するものが多く、例えば、理不尽な罰走は絶対悪のような風潮とかもですね。
とはいえ私もボールを使わない罰走は好きじゃないのでやりませんが、
意図的に理不尽な状況を作り出す必要はあると思ってて、そのようなシチュエーションは作るようにしてます。
だって理不尽な事が起こるのが試合じゃないですか。
さて、想いを書けと言われて書いてきたこのnote。
こんなんはまだまだ氷山の一角です。
ですがこれを1番読んでくれるであろうFiCのメンバーには是非とも意識してもらいたいトピック2つについて書けたと思います。
勿論反対意見もあると思います。
それはまた議論しましょう!
議論が出来るのがFiCの強みだと思うので!
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