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駅スタンプ収集という趣味

今回は、私が日頃から収集している駅スタンプについて書いていきます。
私が1年半、およそ120個のスタンプを集めて分かった駅スタンプの魅力をお伝えできればと思います!

駅スタンプを押すという鉄道ファンの形態(?)を「押し鉄」と言うそうですが、「押し鉄」は普段のお出かけや旅行のついでに、費用をかけずにできる趣味なので、駅を利用する全人類におすすめです!


駅スタンプは至る所にある

駅スタンプを見かけたことはあるでしょうか?
おそらく、普段から意識して集めていない限り、ほとんど見かけたことはないと思います。物理的には視界に入っていても、その存在に気付かない人がほとんどだと思います。

しかし、駅スタンプを設置している駅は割と多いです。
例えば、山手線や大阪環状線の駅には全て設置してありますし、阪急電鉄、阪神電車といった私鉄にも設置してあります。
駅スタンプはどこか遠いところへ行かずとも、意外に身近にあるものなのです。(地域によりますが)

阪急電鉄
阪神電車

駅スタンプの設置場所

そんな駅スタンプですが、駅構内での設置場所はあまり統一されていません。
設置場所は鉄道会社にもよりますし、駅の規模などでも変わってきます。
なんなら、同じ駅でも設置場所が変更されていたりするため、事前に調べた情報があてにならないこともあります。
しかし、基本的には以下の4パターンに大別されます。

  • 改札外
    これが一番ありがたいです。
    改札内に入らずとも押せるため、都市部などの駅密集地帯では助かります。

  • 改札内
    これもありがたいです。
    改札を出ずに押せるので、乗り換えに利用する駅がこれだと助かります。

  • みどりの窓口内
    これには何度も困らされました。
    みどりの窓口が閉まっていると押せずに詰んでしまいます。
    最近は割と日中でも閉まっている場合があります。

  • 改札窓口
    かなり多いパターンです。
    改札窓口の駅員さんにお願いして駅スタンプを出してもらいます。
    最初はお願いしに行くことに抵抗があったものの、「駅スタンプはございますか?」などと訊くと基本的に一発で出してくれるので、非常にスムーズです。
    ただ、改札を詰まらせかねないので、乗降客が多いタイミングは控えたほうがいいと思います。

駅以外にも

駅スタンプからは逸れますが、駅以外にも観光地を中心に、記念スタンプのようなものが設置されていることが多いです。

日頃から駅スタンプを押していると、至る場所でスタンプを探し出す能力がついてきます。
とっても実用的な能力ですね!ぜひ身につけましょう!!!

好きな駅スタンプ5選

突然ですが、今まで収集した駅スタンプの中から、特に好きなやつ5選を発表ドラゴンします。

1.長崎駅
スタンプの状態が良く、絵の迫力、フォントの美しさが際立っているので選びました。
愛と~天使の街を~人は~訪れる~♪

2.宇部新川駅
庵野監督の故郷であり、シンエヴァのラストにも登場する駅です。
駅スタンプ用に立派な台紙が用意されていてとても良かったです。
ちなみにエヴァはTVアニメ版が好きです。

3.門司駅
古き良きブルートレインです。
また、下関駅から海を挟んで最初の駅が門司駅なので、「ようこそ九州へ!」と書いてあります。

4.新山口駅
SLは常にかっこいい。

5.京橋駅
ビル群を全面に出す斬新さが好きです。
ちなみにOBPは「おばはんパーティー」ではなく、「大阪ビジネスパーク」らしいです。

駅スタンプあるある

さて次は、駅スタンプあるあるを5つ発表します。
どれも共感の嵐を巻き起こしすぎて気候変動に繋がらないか心配です。

インク薄いがち

これはよくあります。
写真をご覧いただくのが手っ取り早いと思うので2つ載せます。

明石駅
新神戸駅

特にこの明石駅のスタンプは、なぜこういうインクの切れ方をしてるのか謎です。
ちなみに、画像の駅スタンプはいずれも自分でインクをつけて押すタイプではなかったので、こればっかりはどうしようもありません。

インク濃いがち

壊滅的に濃いことはあまりないですが、これもよくあります。
ただ、濃いと分かってしまえば力を弱めまくることにより解決するので、まだ良心的です。
こちらも写真を載せます。

岡本駅

これは阪急岡本駅のスタンプですが、文字が消えてしまって花と夜空にしか見えませんね。
阪急の駅スタンプは特にインク濃いがちです。
しっかりインクを補充してくれているということではありますが、他の鉄道会社と同様の力加減で押すとこうなってしまいがちです。

東海地方全然スタンプないがち

これありますねぇ。
JR東海は駅スタンプを廃止しているので、JR東海エリアに行くときは多少の物足りなさがあります。
ただ、2024年度中は名鉄が「駅スタンプチャレンジ2024」なるものを開催しているので、名鉄を使う場合は楽しめるかもしれません。

駅構内でキョロキョロしがち

こぉぉれありますねぇ。
駅スタンプは割と目立たない場所にあったり、風景に溶け込んでたりするので、なかなか見つけにくいことがあります。
ネット上に書いてる情報とは違う場所にあったり。
ただ分かりにくい場所にあればあるほど、見つけたときの喜びは大きいです。

北条町駅にスタンプありすぎて列車乗り遅れがち

これは世の真理ですねぇ。
兵庫県の北条町駅には北条鉄道のほとんどの駅のスタンプが集結しており、窓口で駅スタンプをお願いすると、でっけー箱に数多の駅スタンプが敷き詰められて出てきます。
1つの駅で北条鉄道の駅スタンプをほぼ制覇できると考えると嬉しいですね。
しかし、およそ20個ほどスタンプがあるので、とにかく押すのに時間がかかります。

北条町駅に到着した列車は7分後に折り返しで出発するのですが、駅に到着してスタンプを押して帰ろうと思っていても、しっかりスタンプにインクをつけて…ズレないように丁寧に押して…とやっていると、その列車には余裕で間に合いません。
諦めて1時間待つことになります。
ただ、ふと駅前の「アスティアかさい」に入ってみると、「ゆっくりと時間が流れる田舎の商業施設」を味わえてとても良いです。

北条鉄道ではキハ40に乗れる

スタンプ帳を持ち歩こう

私は普段からどこへ行くときもこのスタンプ帳を持ち歩いています。
スタンプがいつどこに現れるか分かりませんからね!
逆に、用意すべきなのはこれだけです!
左が初代で右が今使ってる二代目です。

私が使っているのはこれですが、十分に裏写りしにくい厚さの紙であれば何でもいいと思います。
これは大きいスタンプ(JR西日本など)であれば1ページに1つ、小さいスタンプ(阪急など)であれば1ページに4つ押せるサイズです。
また、試し押し用に適当な紙を準備していれば、インクの濃い薄いによる事故を防ぐことができるでしょう。
私はめんどくさいので一発勝負でやってます。

スマホで集められる「エキタグ」

ここまで古き良きアナログのスタンプについて紹介しましたが、近代的な「デジタルスタンプ」も最近ではよく見かけます。
その中でも代表的なのが「エキタグ」です。

エキタグでは、駅に設置されているエキタグシールにスマホをかざすだけでスタンプが集められるため、かなり手軽です。
でもたまに反応が悪くて3回くらいやり直す必要があったりするので、技術革新に期待です。

デザインも本物のスタンプ同様で、マップで設置駅を簡単に探せるので、お出かけ先、旅行先で近くにあったら取りに行っています。

散歩がてら海岸線を制覇したりしてみました。

しかしやっぱりアナログのスタンプのほうが集めた感があって好きですね!
でも、設置・運用コストが低いので、コスト的にアナログのスタンプを設置できない路線などにどんどん導入されると嬉しいです。

おわりに

目指せ!駅スタンプマスター!!!

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