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来年の開催について

長かった夏が去り、気が付けば色づいた木々から葉が落ち、本格的な冬が到来。師走の候、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

2022年から数えて3年目となったふらっとてしごといちですが、今年は過去最多の来場者数を記録するなど、大盛況のうちに幕をおろすことができました。

あの後、校舎裏手の駐車場では、ソーラーパネルの設置工事が始まりました。本来であれば、6月30日のイベント当日を前に工事着工を予定していたのですが、工事業者様のご厚意により、着工を少しだけ待っていただき、着工予定地をこれまで通り駐車場として使用。無事にイベントを開催することができました。

ソーラーパネルの設置は、地元の方々も納得された上で進められ、普段は使われていない土地を有効に活用する素晴らしい取り組みだと思います。

私たちminaraiでは、このタイミングをふらっとてしごといちのあり方について、一度立ち止まり様々な可能性について考える良い機会ととらえ、取り組みの意義や使命について議論を深めてきました。

駐車場問題に端を発した会場変更の可能性に加え、この取り組みのテーマとして掲げている「ものを大切にする」との考えを来場者の皆さんと共有するという点においては、十分に目的を達したのではないか、との見方も挙げられ、イベントの継続そのものについても意見を交わしてきました(いつも飲みながら…ですが)。

当初はふらっとてしごといちをここで一つの区切りと見定め、別の手法で地域の課題解決に貢献していこう、そんな方向性も見え始めていたところですが、意見を交わしていく中で、「辞めるのは惜しい」という素直な気持ちに立ち返る瞬間が何度もありました。

ということで、素直な気持ちに素直に従おうという素直な人間性を持った私たちは、第4回目となるふらっとてしごといちの開催へと少しずつですが協議を進めています。

継続へと舵を切ったわけですが、久慈広域まで含めた会場の選定(これまで通り霜畑小も含め)に加え、予算についても大きな課題を抱えています。

3年目を迎え、初年度から交付を受けてきた市の補助金が終わり、事業経費の確保についても課題が残っています。

補助金に頼らない独立採算が理想ではありますが、どんな作家さんでも参加しやすい出展料の設定、来場者に対して入場料を課さないなど、これまで通りのやり方を維持していくには、資金面でのサポートが不可欠となります。

山積する課題を一つずつ排除し、光明を見出すにはもう少し時間がかかりそうですが、なるべく早い段階で具体的な方針をお示しできればと考えています。皆さまには気長にお待ちいただければ幸いです。

では、よいお年をお迎えくださいませ。

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