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電子マネーとかの「電子」ってなに?

IT専門学生のふじさわです。

21世紀現在、さまざまな情報やサービスがデジタル媒体に移行していく中で、それらのサービスが日本では「電子○○」という表現がなされてきました。

電子マネー、電子商取引、電子カルテ、電子メール…

近代に生きる皆さんからすると、「電子○○はコンピュータで扱うデジタル情報だ」みたいな意味を汲み取れるのではないでしょうか。

しかし、よくよく考えてみると「電子」という言葉を、学校などでは別の意味で習った記憶があります。

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原子のイメージ図、マイナスが電子

一般的に「電子」という単語は原子を構成する素粒子の1つ、原子核の周りを飛ぶマイナス電荷の要素のことを指すことが多いと思われます。私も理科でそう習いました。

それがなぜ、デジタルのような意味を持つようになったのでしょうか。

今回、気になって調べてみましたので、少しご紹介させていただきます。

※ 電子や電気については詳しくないので、記述が間違っているかもしれません。


前提として、コンピュータが電気によって情報を制御していることはご存じの方も多いと思います。

そもそも元を辿れば、電気が流れるということは電子が移動していることに他なりません。

そして、この電子が起こす現象(電流など)を「情報を表現する媒体」として扱っているのがコンピュータというわけですね。

言い換えると、コンピュータは「電子情報」を扱っているため、俗にいうデジタル情報を日本語では「電子」という単語を頭につけて表現するようになったようです。

たとえば電子マネーも、お金の情報をコンピュータ上で管理していますが、コンピュータは電気で情報を制御しており、電気で情報を制御できるのは電子が起こす現象を利用しているから、ということのようです。


なるほど。たしかに。

とはいえ、デジタル情報を「電子」単位まで細かくすると規模感が違いすぎて全然ピンときませんね。

でも疑問が解決できたので良かったです!

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