滝上町の漢字でない地名の漢字表記を勝手に考えてみた
宗谷の全市町村が終わり、今度はオホーツクの市町村をやろうとしたのですがカタカナ字名があるのが滝上町だけでした(斜里町も「ウトロ」を含んだ字名があるのですがすでに漢字表記「宇登呂」がありました)ので、今回は滝上町をやろうと思います。あくまで "とある漢字好き人間のちょっとしたお遊び" として見てくれると幸いです。
字名についてはこちらの北海道公式のURLからダウンロードできる、『道内市町村の沿革、字(町)名等検索システム』を基にしています。
既存の漢字表記の地名
以下は既に漢字表記(または和名)が存在していたようなので、漢字表記にはしませんでした(由来は割愛)。
オシラネップ原野 / 尾白根布 / 雄柏(ゆうはく)
サクルー原野 / 札久留(さっくる) / 柵留
シラトリマップ / 白鳥(しらとり)
たった3つですが、残り字名もたった3つです。それではやっていきましょう。
カタカナ名の地名を勝手に漢字表記にしてみる
今回は3つだけなのですぐ終わります。
アブカウンナイ / 虻蚊雲内 / 虻蚊(読:あぶか)
・・・調べたところ、北海道公式の字一覧などには出てきたのですが、場所はわかりませんでした。「アブカ」はまさに「虻」と「蚊」が合いそうでした。
ヌプタンネナイ / 奴富丹根内 / 丹根内(読:たんねない)
・・・調べたところ、虻蚊雲内(アブカウンナイ)同様、北海道公式の字一覧などには出てきたのですが、場所はわかりませんでした。「ヌ」一文字に漢字が振られた地名はなかった(「糠(ぬか)」「貫(ぬき)」など2文字につけられた漢字のみ)で、一から考えることに。「奴」という漢字が一番しっくりきました。無理に漢字表記にしない方がいいこともありますね。
メナシ / 目梨
・・・調べたところ、虻蚊雲内(アブカウンナイ)・奴富丹根内(ヌプタンネナイ)同様、北海道公式の字一覧などには出てきたのですが、場所はわかりませんでしたが、メナシベツ川が存在するので、もしかしたらそこ付近かもしれないですね。「メナシ」が入った地名は複数あるようで、そのすべてが「目梨」になっているので、ここも同じようにします。
おわりに
まさかの全字が所在がわからないという異常な事態でしたが、とりあえずやってみました。たったの3つだけですが、これでもうオホーツク総合振興局は全てです。なかなかアイヌ語の字名がなく、少々惜しく思いました。最後にもう一度言いますが、あくまで "とある漢字好き人間のちょっとしたお遊び" として見てくれると幸いです。
「この情報違う」や「この漢字の方がいいと思う」などあれば、コメント欄に書いてくれると幸いです。
読んでくれてありがとうございました。
参考文献など
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