見出し画像

北海道旅行に行ってきた話①:6日目〜道北篇〜

北海道旅行に行ってきたのでその6日目の記録です。

0日目:https://note.com/fi_timeizuki/n/n3e4aee6a56ee(まとめ等)
1日目:https://note.com/fi_timeizuki/n/n498b5576273a(初日)
5日目:https://note.com/fi_timeizuki/n/n3f63e1807848(前日)
7日目:https://note.com/fi_timeizuki/n/nfcd3fcb23536(翌日)

今日寄る所
・函岳
・道の駅 びふか
・道の駅 おといねっぷ
・道の駅 ピンネシリ
・中頓別鍾乳洞
・ハイジの丘
・道の駅 北オホーツクはまとんべつ
・クッチャロ湖
・猿払村道 エサヌカ線
・道の駅 さるふつ公園
・宗谷岬
・白い道
・道の駅 わっかない


1. 函岳

おはようございます〜

朝焼けの綺麗なオホーツク海を眺めて今日は出発します。まず最初はこの北海道旅行で一番の正念場、そして私が一番行きたかった場所、函岳へ行きます〜

函岳は、標高1129mの山で、道北ではかなり高い山です。この山の見どころはなんと言っても「道北スーパー林道」と呼ばれる道で、歌登〜美深間を60kmかけて繋ぎます。しかも途中の加須美峠からは函岳山頂まで林道が行くことができ、山頂からは晴れていれば利尻山が見えるほどの大パノラマとして、観光地となっています。ただこの山、舗装がされていない砂利道なので、道中パンクする可能性があったりします。なので基本的に林道を走る人はオフロードタイヤを使ったりします。ちなみにもちろん私が乗ってた車はオフロード車ではありませんが、幸運なことに四駆の機能がついていたので、こちらはフル活用します。

またこちらの林道は舗装はされないものの(むしろ未舗装という点もこの林道を走る価値を見出している気がする)、美深町はかなり整備をしていて、冬季通行止めや大雨で路面が崩れた場合はすぐに復旧作業したりしてくれています。
8月末の大雨で林道が崩れた際は復旧のため通行止めになっていました。美深町のホームページで開通のお知らせを待っていたのですが、なかなか来ず少し諦めかけていたところでした。お知らせはなかったものの、とりあえず昨日美深町役場に電話してみたところ、
なんと「もう開通してますよ」と!

念の為歌登の方にも電話してみましたが同じ回答でした。これは運が良い!行程を1日ずらしてよかったです!ただ開通したばかりということで、新しく砂利を敷き詰めた箇所もあり、そこにタイヤがはまるかもしれないので、慎重に行きます。

いつ到着するか予測ができないので、5時半ごろに出発しました。まあ12時過ぎに下りられればいいのですが念の為に。

道北スーパー林道の歌登側の入り口

道の駅マリーンアイランド岡島からオホーツク海沿岸を走り、乙忠部にあるセコマふじた枝幸店前の交差点を右折して牽牛橋手前で入ります。
歌登側の路面の情報ってあまりないんですよね。アクセスの良さからか、多くが美深側から往復します。だから歌登側の林道は美深と比べると良くないと聞くのですが、どれくらいかはわかりません。

A氏撮影。ここは良い方だった

おっ、うぉっ、、車が揺れますな、、
なんとか穴ぼこを避けながらも進みました。中には大粒だらけの部分もあって特に車体が揺れて不安でした。途中にある橋はコンクリートなのでそこが束の間の休息になりました。

まあまあ神経使ってはいたものの、思ったよりも長くは感じませんでした。視界が開けてきたころ、

砂利道はまだまだ続く!

入り口から40分ほど、加須美峠へ到着。ここを右折して函岳へ向かいます。峠上空すぐは雲が立ち込めていて、下側の景色は見えましたが、山頂の方は何も見えませんでした。とりあえず進みます。

ここからは函岳の山頂が見えるが雲に覆われていた

加須美峠から10kmほど山頂で、残り5km地点には看板が立っています。しかしこのあたりは濃霧でした。

林道終点の函岳ヒュッテ。
ここから山頂まで徒歩3分ほど。

7時30分、林道終点の駐車場に到着しましたが、辺り一面真っ白で何も見えません。そして外に出るも、かなりの強風で山頂へ行く気が出ません。

しかし10分ほど待って、とりあえず山頂へ行くことにしました。山頂へはレーダー施設までの少し林道を経て、建物裏に回ると山頂です。3分あれば山頂に着きます。

ガッスガス

駐車場からレーダー施設までは130mほどですが、霧がひど過ぎて駐車場からは見えません。
とりあえず裏に回りましょう。

A氏は車の中で寝てた

ガッスガス!!何も見えない!ですがとりあえずこれで登頂したので、すぐ戻りました。強風な上にまあまあ寒かったです。

このあたりは電波が圏外なのですが、A氏のスマホが辛うじて少し電波が入っていたので、天気予報を見てみると、後ほど晴れになるとのことでした。11時までは山頂にいても大丈夫なので、待機をすることに。待機と決めてすぐA氏は寝ました。
私は寝れないので時々函岳ヒュッテの中に入ったりしながら暇を潰しました。

するとライダーや車の方が来ました。彼らも長時間待っていたのですが、先に帰っていきました。

晴れてればすぐそこにレーダーが見える

このまま晴れなかった時のために、一旦加須美峠まで戻って様子を見ることに。

加須美峠まで下っていると、、、
なんと先に帰った車のタイヤが側溝にはまっていました。しかしライダーの方がJAFを呼んでくれていたようで、一安心。私たちが手伝えることはないようなので、とりあえず加須美峠まで下ることに。しかし側溝には気づかなかったです、、

加須美峠に到着し、小屋のスペースに駐車させたところで、だんだん晴れてきました。

厚い雲が少なくなってきた

少し歩き、山頂側を眺めてみても、だんだん雲が少なくなってきていたようで、峠に戻ってまた山頂へすぐ出発しました。

晴れていればレーダー施設がここからでも見える

雲はまだ完全ではないですが、、先ほどよりは薄くなった印象です。


10時15分、また戻ってくると、先ほど見えなかったレーダー施設が駐車場からで見えていました。もう少しと信じて、10分ほど待機したのち。チャンスを狙って今度はA氏も連れて山頂へ行きました。

上空もだんだん青が見え始めて、周囲は下側の方が見えていました。そしてまた3分ほどで山頂へ。

んー、、まだ雲はありますが、、
特に申し分ない!まあまあ良い景色です!利尻はもちろん見えません!

Wikipediaに全く同じ画像がありますが私が撮影した写真です

山頂からは池塘と、名前の由来になった「函」の岩が見えました(名前の由来の方はWikipediaの方をご覧ください)。

不完全ではありましたが個人的には満足でした。それでは山を下りましょう。なんだかんだで山頂には3時間滞在しました。
山を下っていると、先ほど停滞していた車にJAFが到着し、牽引されていました。譲ってくれたので、先に降りました。

山頂右側にうっすらレーダー施設
(Wikipediaに全く同じ画像がありますが私が撮影した写真です)

例の場所まで戻ってきました。無事に山頂を捉えることができてよかったです。

美深側へ下っていると、鹿の家族がいました。1匹はこちらに気づくとすぐ茂みに逃げましたが、残り2匹の親と子どもは逃げれる場所を探しながら走っていました。

しかし観光地の林道ということもあって、対向車はまあまあいました。

11時27分、無事に道北スーパー林道を完走しました。車体も特に傷もなく、パンクもしませんでした。これで一安心、、
結構楽しい山でした!!また行ってみたい!!

と思いきや、ここでとんでもないアクシデントが。充電として使用していたシガライターが反応しません。もう一つ持ってきていたのをさしても反応なし。どうやらシガーソケットのヒューズが飛んだようです。さあ困った、、!!

2. 道の駅 びふか

本来は景色を堪能したいところですが、私の運転史上初のトラブルにてんやわんやしていてそれどころじゃありませんでした。

コンクリート製の建物が特徴的

なんだかんだどうしようどうしようってなってて全然中を見ていませんでした。レンタカーを借りる時に故障したりした場合は返金なしで即座に返却と聞いていて、返却しないといけないと思ってなかなか電話をためらっていました(ヒューズとんだだけなのに)。というわけでここではトイレ休憩だけ済ましてすぐ出発。

3. 道の駅 おといねっぷ

道の駅 おといねっぷに到着。相変わらず落ち着きませんでした。

生 そ ば あ る よ

音威子府名物といえば、「音威子府そば」。普通のそばと比べて麺がかなり黒いのが特徴的です。しかしここの道の駅では売っていないようです。そしてなぜか道の駅びふかには売っていました(。

これまで走ってきた国道40号を逸れて国道275号へ。天北峠を経て中頓別町に至りますが、2日前にここを走っていた車がヒグマと衝突して大破してしまう事故があったので、なかなか怖かったです。

無事峠を越えて中頓別町へ。

4. 道の駅 ピンネシリ

富士山に少し似た山容が特徴的

天北峠を下ると、目の前には敏音知岳(ぴんねしりだけ)が大きく見えました。敏音知岳を眺めながら進んでいくと、道の駅ピンネシリへ到着。

道の駅ピンネシリは敏音知岳の登山口になっているほか、かつては天北線の敏音知駅にもなっていた場所です。

ここでアイスクリームを購入。うん!、美味し!!
思えば普通のソフトクリーム買ったのここが初めてですね。摩周湖でも買いましたがあれはラムネ味でしたからね。

アイスクリームを堪能して出発。

満を持してレンタカーの営業所に電話。すると営業時間内に営業所に来れば無料交換してくれるとのことです。また道中のどこかで修理をしてもらったときは、領収書を営業所に渡せば修理費を全額もらえるとのことでした。とりあえず返却という形ではなくなってよかったです。

中頓別市街地へ入り、そこでヒューズを交換してもらいました。10分程で終わり、これで安心して出発!!

5. 中頓別鍾乳洞

中頓別鍾乳洞は、日本最北の鍾乳洞です。小規模ではあるものドリーネなどのカルスト地形も見られたりします。入場料は無料ですが、ありがたいことに熊鈴の無料貸し出しも行っています。ちなみに中を見る事ができるのは第一洞のみです。

それでは駐車場に車を停めてLet's go!
鍾乳洞までは少し歩きます。

いくつもルートがあるみたい

歩いてすぐ、おそらく山菜取りをしているであろうおばあさんが私たちに「ドリーネルートから行って軍艦岩で戻る方が楽だよ」と教えてくれました。ありがたいです。
というわけでドリーネルートを歩きます。

「ドリーネ」とは、石灰地形特有の地形で、鍾乳洞上の地表が陥没してできる窪地です。ドリーネはその中でも最小規模で、その次に大きいものは「ウバーレ」、さらに大きい物は「ポリエ」といいます。ポリエには居住地になっているものもあったりします。
ここのドリーネは写真で見ると全く分からないのですが、確かに窪地になっており、落ちないようにしながらも近づいてみましたが、底の様子はわかりませんでした。

ドリーネのあと、不思議なものが置いてありました。熊よけのサイレンで、ハンドルを回すとかなり大きなサイレン音が森に響きました。これ原理どうなってるんだろう、、?

少し山を登ったりすると、途中には朽ちた木道がありました。そして第一洞へ到着。

洞窟に入るとすぐヘルメットとライトが無料貸し出しされています。

第一洞の入口へ到着。それでは中へ入ってみましょう!

すご!!めっちゃ綺麗です!!

階段の底は小さな泉。物を落としたら拾えません。

かなり狭い洞窟で、随所天井がかなり低かったりしました。ですがこれも自然の醍醐味と言えます。しかしここまで手入れされているのに、無料で楽しめるのはなかなかすごいです。お金取ってもいいくらいだと思いました。

やがて行き止まりに到着。少し進んでみましたが行けそうにありませんでしたので引き返します。

苔むした巨岩が圧倒的。

階段頂上はかなり天井が低くなっており、注意が必要です。
無事に洞窟出た後は、軍艦岩ルートで帰ります。

軍艦岩頂上に到着すると展望が開けていました。

どこかで工事中なようで、プレハブが建っています

すごい!ちょっとしたこんなところでも北海道なりの大自然を感じられます。

確かに軍艦に見える

軍艦岩を見ると、まあまあの巨岩で迫力を感じました。

軍艦岩からの道はまあまあ急で、確かに登りだと疲れますね。おばあさんの忠告がありがたかったです。

このあたりは他にも親水池や親子岩もありますが、工事でロープが張られは入れるとこがなかったので諦めました。

無事に駐車場へ戻り、続いては中頓別の隠れた名所、ハイジの丘へ!

6. ハイジの丘

中頓別鍾乳洞から遠くはないとこにあり、北側の谷は浜頓別町との境になっています。
牧草地を登っていた先に、小さなスペースがあるので、そこに止めます。

目の前の山は松音知岳と敏音知岳

こんな場所があったとは!!すごくのどかで落ち着きます。風が吹いていて、草が揺れる音がとても心地よいです。しばらくぼんやりと景色を堪能しました。「ハイジの丘」と言われますが、道中には看板などが設置されていないので、気づきにくいんじゃないかなと思います。

さて、次は道の駅 北オホーツクはまとんべつへ!

7. 道の駅 北オホーツクはまとんべつ

こちらは浜頓別町にある道の駅で、宗谷バスが来る浜頓別バスターミナルがあります。
ここまでの道、だんだん樹木が少なくなり、北に近づいてきてるな~と思ったりしました。
道の駅の前にある交差点、実は日本では珍しい環状交差点(ラウンドアバウト)です。さすがにA氏は戸惑っておりましたが、なんとか通過できました。

中には子どもの遊び場もあったりと、充実してます

少し中を見たりしながら休憩を挟み、出発します。

8. クッチャロ湖・エサヌカ線

さて、猿払へ向かう前に、先にクッチャロ湖へ。クッチャロ湖畔キャンプ場があるので、そちらに向かいましょう。

おぉっ、風が強い!良い景色です!
ちなみにこの湖の名前は「屈斜路湖」と同じ由来です。景色を眺めた所で出発。次はなかなか凄いとこですよ、、

国道238号を北上すると、道路右側に「エサヌカ線」と書かれた看板がでてきます。猿払村が管理する道路で、他では見られない凄い景色が待っていると話題の道です。というわけで村道へ入ると、、

BGM:藤井風『帰ろう』

すごぉお!これが本当の地平線!!どこまでも山がない!確かにこれはここ以外で見れない景色です、、!直線というのもやっぱり北海道特有です。
BlueToothでBGMを聞きながら、快走しました。半分過ぎたところで私が運転することに。オホーツク海を眺めたりしながら走りました。
やはり人気な道路なこともあって車やバイクは何度かすれ違いました。しかしここの道は本当にすごかった、、また行きたいです。

17kmほど走ればエサヌカ線が終わり、国道へ入ります。南側は浜頓別町ですが、北側のゴール地点は猿払村になっており、ここから道の駅 さるふつ公園までは遠くありません。

9. 道の駅 さるふつ公園

豊かな草原を眺めながら進むと、道の駅 さるふつ公園に到着。

猿払村は、「日本最北の村」ですが知名度はそこまで高くありません。しかしこの村、なんと平均年収が日本でもトップクラスです。あの東京の中央区や港区なども含めたランキングの中でも、トップクラスに年収が高い村です。
昔は「貧乏見たけりゃ猿払へ行きな」と言われるほど貧困地域でした。ホタテ産業は昔からありましたが乱獲が相次ぎ消滅。石炭などの産業で栄えていたもののどれも衰退。そこで村が1年の税収の半分以上のお金をかけて稚貝を購入し放流してホタテ産業を復活させようとするとんでもない大賭博に出て、その結果村は大成功を収め、現在も徹底管理のもとホタテ産業が続いています。
その後は「ホタテ豪邸」とも呼ばれる家が立ち並ぶ村となりました。そしてそんなに稼げるならと移住をしようとする若者もいますが、ホタテ漁師は世襲制なので、普通の人はなれません。

温泉施設やパークゴルフ場、キャンプ場などかなり施設が充実している

そんな猿払村の道の駅でホタテが売ってないわけがないですよね。というわけでA氏がいただくことに(私はホタテが食べれません)。本人曰く「めっちゃ美味しい」とのことです。食べてない私が言うのもあれですがぜひ猿払村のホタテを食べてみてください!

私はここで猿払牛乳を購入し、美味しい美味しい牛乳でのどの渇きを潤しました。

さて、A氏はホタテを堪能したところで、続いては、、、
宗谷岬へ!!!!

10. 宗谷岬

猿払村からオホーツク沿岸を進みます。

白い汚れは北海道ならではの現象、めっちゃ衝突する虫の跡です。

草原が非常に多く、目に映るもの全てが新鮮でした。
思ったよりも宗谷岬までが長いことに北海道の大きさを感じながらも16時30分ごろには宗谷岬の集落に到着。先ほどまで少なかった車もここまで来るとやはり絶大な観光地として非常に多くの人がいました。

そしてついに、、

(実は本当の最北端は択捉島のカモイワッカ岬)

16時43分、、
ついに最北端へ到着しました!!いや、本当に行ける日が来るとは!!
いつか行けたら行ってみたいな~と今まではなんとなく思っていましたが、去年の北海道旅行に行くと決めた時から、真っ先にここに行くことは決めていました。そして9月7日、ついに実現しました!

弁天島にはとんでもない数のトドがいるとか。

ちなみに宗谷岬からちょっと離れたところに弁天島という島があり、ここが実効支配中の中で本当の最北端です。しかし行く方法はありません。

樺太は見えませんでした。
ですがまだチャンスはありますので、、その時に!

さて、道の駅 わっかないへ行きましょう!

11. 白い道・晩ご飯

宗谷岬に気を取られすぎて、もう一つの観光地があることを忘れていました。それが白い道です。この道は貝殻を敷き詰めてできた道で、宗谷岬のもう一つの人気観光地です。
本当は東側から西側へ行く予定なのですが、もう入口を過ぎてしまっていたので、逆走します。一方通行ではないので違反はしてないのですが、すれ違った際が厄介なので、多くが東→西へ行きます。実際に走っていても対向車はいても後続車がいなくて、この時は「もしかして一方通行だった?」と焦りました。

貝殻の道を走っていると、途中に広い所があったので、そこにいったん止めることに。そして後ろを振り返ると、、

なんと!夕陽とマッチして非常に綺麗な風景になっていました。
さてさて、うっとりしている時間があまりないので、急ぎましょう。

というわけで東側の白い道の先端へ到着しましたが、この先カーナビが示す道路がまさかの草ボーボーでとても通れそうにない道だったので、また白い道を通ります。夕日を見ながら行く白い道は最高でした。

宗谷丘陵は本当に樹木がなくて絶景でしかない

道の駅 わっかないは今時珍しいゴミが捨てられる道の駅なので、閉館時間の18時までに着く必要がありました(道の駅の店は稚内駅の中にあり、ゴミ箱は店の外にあったから多分本当は過ぎても全然大丈夫だった)。

しかしガソリンが危うかったので、ここで富磯のガソリンスタンドへ。道の駅は諦めました。ですがここのガソリンスタンド、知らなかったのですが日本最北のガソリンスタンドで、給油すると「日本最北端給油証明書」と、おそらく店員さんが一つ一つ丁寧に作ってあるのであろう貝がらでできたお土産がもらえました。そしてここのガソリンスタンド、いろいろサービスが手厚く、車を丁寧に掃除してくれて、おかげで虫の液だらけだったフロントガラスもピカピカになりました。
まさかガソリンスタンドの思い出ができるとは思っていませんでした。

写真は今こうして書いてる最中に撮ったものです

こうしてガソリンスタンドを後にしたあとは、国道238号を飛ばすA氏。なんだかんだでA氏が運転してくれると飛ばしてくれるので移動がスムーズになりとってもありがたいです。

道の駅を諦め、晩ご飯に。というわけで寄ったのが「花いちもんめ稚内店」、稚内と岩見沢にしかない回転寿司です。値段は北海道で食べた様々な回らない寿司と変わらないですが、どのネタも非常に美味しかったです。

私の大好物、まぐろたたきです

回転寿司を堪能した後は道の駅わっかないへ。明日からはフェリーで2日かけて礼文・利尻へ行くので、今日風呂に入らなかったら下手すると2日風呂なしになってしまいます。なので今日はさすがに入らないといけません。

というわけで寄ったのは道の駅 わっかないの近くにある「ヤムワッカナイ温泉 港のゆ」に入りました。本来は綺麗な海が見えるはずですが夜なので港の光しか見えません。

さっぱりしたところで、この旅行では恒例となったアイス、、はなかったので飲み物を購入。

ソフトカツゲン!!
北海道といったらこれらしいです。ちなみに私はこの時初めてみたので牛乳かと思っていました((
というわけで牛乳じゃないことに困惑しつつも美味しかったです。今これ書いてて飲みたくなってきました。車ですぐのところに北海道物産店があるので買いに行こうかな、、

それでは道の駅わっかないへ戻ろうと思ったのですが、、なんと!!
満車!!!!

礼文利尻に行く方も使ったりするので、他の道の駅と比べて車が多いです。というわけでフェリーターミナル前の有料駐車場へ。朝すぐにターミナルに行けると考えれば、まあ良しとしますか、、
しかしこの駐車場がトイレがなく、近くのセコマまで行かないとありません。しかもこのセコマは23時で閉まるので注意。

いつもなら荷物どかしてすぐ寝るのですが、明日は礼文岳登山もあるので、持っていくもの持って行かないものの選別や山用の着替えの用意など少し時間がかかったあとに、寝ました。そんなこんなで0時を過ぎていて、明日は5時くらいには起きないといけないので、もう睡眠時間が5時間もありません。ちゃんと起きれるかな、、

おやすみなさい!

12. 移動ルート

道の駅 マリーンアイランド岡島~函岳下山

なぜか下山の途中でGoogle Mapでは道が途切れます

函岳下山~道の駅 さるふつ公園

道の駅 さるふつ公園 ~ 道の駅 わっかない

(おまけ)
数分で行ける距離を4時間かけて迂回させようとするGoogle Mapの函岳

道が繋がってるのに何が何でも行かせてくれない

13. おわりに

今日で稚内に到着し、これにて私の北海道旅行の前半戦が無事終了となりました。明日以降は礼文・利尻の2日間を挟んで後半戦の6日間に入ります。さてさて、明日は礼文島!この機会を逃したらたぶん一生行くことなかったと思うからとても楽しみです!
晴れるといいな!
というわけで6日目は以上です。

読んでくれてありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!