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北海道旅行に行ってきた話①:9日目〜オロロン編〜

0日目:https://note.com/fi_timeizuki/n/n3e4aee6a56ee(まとめ等)
1日目:https://note.com/fi_timeizuki/n/n498b5576273a(初日)
8日目:https://note.com/fi_timeizuki/n/na33eec828f30(前日)
10日目:https://note.com/fi_timeizuki/n/n4d58e5572cc8(翌日)

今日寄る所
・抜海駅
・勇知駅
・サロベツ原生花園
・日本海オロロンライン
・道の駅てしお
・ノシャップ岬
・メクマ沼
・日本最北の水田
・道の駅 えんべつ富士見
・道の駅 ☆ロマン街道しょさんべつ
・道の駅 ほっと♡はぼろ
・道の駅 風Wとままえ
・道の駅 おびら鰊番屋
・道の駅 るもい


1. 道の駅わっかない

おはようございます〜

なんだかんだで9日目。A氏は今日北海道を旅立ち、先に関東へ帰ります。帰る準備は昨日でほとんど済ませていて、あとは布団の片付けくらいです。

ここが日本最北の駅、稚内駅ですね〜
道の駅わっかないはこの中にありますがまだ6時半なので営業していません。

それでは出発!

2. 勇知駅・抜海駅

妹に「とうきびチョコ買ってきて」と言われていて、フェリーターミナルのお土産屋で売ってたので先に立ち寄ってから行きます。

目指すはサロベツ原野です。

走っていると右側に勇知駅を指す看板が出てきました。なんとなく気になった私は行ってみることにしました(A氏は寝ていたのでおそらく行ったことは知りません)。

ほぉ!これが勇知駅ですか!個人的にこのこじんまりとした駅舎結構好きですね、!

何を思い立ったのか、せっかくだから抜海駅も行ってみようと考えてしまい、目指すサロベツ原生花園とは逆方向ですが向かいました(A氏は寝てたから行ったことを多分知らない)。

抜海駅へ向かっている最中、ちょうど道路を牧場の牛が横断していました。道路脇に車を止め、ゆっくり眺めながら横断し終わるのを待ちました。
お疲れ様です!

7時36分、抜海駅に到着しました。やっぱりこういう小さな駅舎がいいですね〜。もしかしたら駅舎にハマりそうです。
ちなみにこの抜海駅、今年で営業を終了する予定です。そういうこともあってか鉄オタらしき人が何人か訪れていました。赤字経営のためにはやむを得ないですがこういう歴史がなくなってしまうのは残念なことです、、。
ちなみにここは現時点で日本最北の無人駅です。
そして1924年に開業したので、ちょうど100年営業していたことになりますね。

それではサロベツ原生花園へ向かいましょう!

3. サロベツ原生花園

兜沼集落付近を通りますが、そこには言問の松がありました。

なんと樹齢1200年のオンコの木だそうです!ずっと兜沼集落の歴史を眺めてきたようです。

開運橋(当時は工事中で少し道路が変わってた)を渡ると、ついにサロベツ原野の湿原へ入りました。

すごい!やっぱこれが北海道の魅力ですね〜、
この自然が本当に好きです、!

というわけで開運橋から真っ直ぐ進むと右側にサロベツ原生花園が出てきました。

結構大きな建物ですね〜
朝なので人は少なかったです。
それでは少しだけですが行ってみましょう!

おぉー!これがサロベツ原野!本当に日本かと疑うくらい人生で初めてみた自然です。
本当は周回したかったのですが時間を考えて一番近い展望デッキで引換しました。

それでは次の道の駅てしおへ向かいましょう!道中はオロロンラインです!

4. 道の駅 てしお

開運橋へ渡りますが今度は海岸がある稚咲内集落へ向かいます。

すっごおおおお!これが大自然の原野ですか!!
こんな景色は日本国内ではここ以外でみられることはありませんね!

そしてここの車の速さはレベチでした。他だったら70〜80km/h出せばまあちょうどいいくらいですが、ここでは80km/hですら煽られることがあるほどスピードが出る地域です。それほどここは何もないですしおそらく警察が張り込もうとしてもできる場所がないんじゃないかなと思います。

そして爆速オロロンラインも天塩川を渡れば終了です。

橋から10分もしないうちに9時10分、道の駅てしおに到着。

ここはもともと羽幌線の線路跡があり、北側には天塩駅がありました。本当に北海道は廃線が絶えず悲しいものです。
ところで道の駅てしおにはすごくいいスイーツがあります。それがこちら!

てしおChuChuプリン!!これが本当に美味しかったです!!というわけで最終日にまたここに寄って配送でカスタードとチョコを3本ずつ買いました。天塩町に来たからには絶対にこれは食べたほうがいいです!

というわけで一旦ここまで。ノシャップ岬を経由して稚内空港へ向かいます。

5. ノシャップ岬

またオロロンラインを通ります。

おー!!やっぱすごい!利尻はあいにく見えませんが日本海が綺麗でした!!

稚咲内集落です。見た感じかなり空き家も多そうですね、、
廃線や廃駅はバスに転換され、宗谷岬など元から電車がなかった地域もバスが通じていますが、ここはそんなバスすらも2021年に廃止してしまい、車でしか行けない集落になってしまいました。

さてさてA氏が運転してるのでしばらく海を眺めてゆっくりしようと思っていたのですが、旅行中ずっと5時起きだったので眠気が溜まりに溜まって私は寝てしまいました。勿体無い、、!

というわけで目が覚めた時には富士野集落に来ていました。このあたりはアイヌ語地名があったのですが今はとてもナウでシンプルな地名に変わってしまいました。勿体無い、、!

というわけでノシャップ岬に到着しました。

結構整備されてる

おぉ〜ここが稚内市の主なもう一つ岬ですね!

今日は雲が多いので利尻島はうっす〜らですね、、
まあ見えただけ良しとしましょう!

これ!都会でよく見るやつ!!

さてさてさてさて、道の駅わっかないへ向かい車を走らせていましたが、

道路脇の工事現場にしれっと鹿の群れがいました。おそらく道民にとってはよくある風景の一つなんでしょうね〜。ちなみにノシャップの近くにあるゴルフ場にも鹿がよくいるようで、月曜から夜ふかしでは「日本一難しいゴルフ場」と言っておりました。

6. 道の駅 わっかない

道の駅わっかないの近くには稚内港北防波堤ドームがあり、北海道遺産に選ばれています。樺太などに物資を運ぶための列車がここに来ており、波の水飛沫による腐食を防ぐために建設されてそうです。来た時は知りませんでしたがここは稚内桟橋駅という廃駅だそうです。
それでは道の駅わっかないがある稚内駅へ行きましょう!

さすが日本最北の駅ということもあって、人や車はまあまあいます。この中にある道の駅でお土産を購入しました。

7. 大沼・メクマ沼・稚内空港

A氏は最終日ということもあって最後は宗谷岬に行って戻ってこようと思っていたのですが、「6日目に行ったし別に行かなくても良くない?」とのこと。というわけでプラン変更して、当初行く予定ではなかった大沼とメクマ沼に行くことにしました。

でっか!!稚内市の中心地にこんな場所があるんですね〜
残念ながら野鳥は見えませんでした。

次はメクマ沼ですね!
一旦稚内空港の前を通って奥へ進みます。

大沼に比べれば小さいですがこちらもなかなか!
近くにはメクマ沼湿原もあるので歩いてみたかったのですがそんなに時間がなかったのでここで引き返します。

そして13:00、有給の関係でA氏は先に稚内空港で旅立ちます。朝のうちにまとめておいた荷物を持って先に北海道を旅立ちました。
彼の運転はかなりスピードが速いのでスムーズに進めたりして助かっていたのですが、ここからは全て私の力で行かなければなりません。

それじゃ!北海道旅行後半戦!安全第一で頑張るぞぉ!!

8. 日本最北の水田

行きは下道で寄り道しながら行きましたが、今回は豊富バイパスで行きます。無料区間だからありがたい!まだカーナビにも載ってないおそらく結構新しいのだろう幌延ICでおりました。そこから道の駅てしおへまた行きましたが今回は休憩のみです。

今度は遠別の方へ向かいます。とその前に!
道の駅では買えなかった飲むヨーグルトを買いに天塩町にある宇野牧場に寄ります。

遠くからでもわかりやすい、宇野牧場のマークですね!牛さんも元気のようです!

ヤギさんもいた!だけどここ、小屋の傍らにある小さな草地なんですよね、なぜここに、、?しかも全く逃げる様子がない、、

宇野牧場の店があるのでここで飲むヨーグルトを購入。

美味しい!さすが天塩町の愛されてる牧場!
ごちそうさまでした!

北海道は虫が多く車にめっちゃ当たるという話は0日目の記事でしましたが、この時なぜかスカートの中にハエが入り込んでしまいました。山で散々見慣れている種なのである程度耐性はありましたが流石にビックリしました。舐めちゃいかない北海道の虫、、。

運転していると「日本最北の水田」の看板が。なんとなーく知ってはいましたが行程にはなく、忘れていたもののせっかくなので行ってみることにしました。

日本海オロロンラインを外れて、しばらく走ると左側に入り口が見えてきます。

これが日本の国民食!お米の最北限!まあここで生産されているのはもち米のようです。日本最北の水田は遠別町の主要な観光地で、カントリーサインにも稲が描かれています。このあたりは米生産において気候が適しているようです。

ではでは次に遠別町の道の駅 えんべつ富士見へ!

9. 道の駅 えんべつ富士見

遠別町の市街地を経て橋を渡ると到着します。
鉄道はないですが建物はまあまあ市街地は多い印象でした。

綺麗な建物です。

遠別町の地図ですね。山奥まで町域になっているのは遠別川が流れているからですが、なんと上流の方は国勢調査によれば10人も住んでいません。また上流は観光地が一つもありませんし、現在は行き止まりなので川を遡上しても引き返さなければいけません。住民や地理マニアとかじゃなかれば寄る理由が全くない地域ですが、なんと来年を目処に幌加内町側からの車道が開通する予定となっています。となるとこの上流地域を通る車も増えるかもしれません。そして遠別川上流は全くと言っていいほど何もないですが、来年開通予定の幌加内町側も民家すら一つもないような場所で、果たして本当に繋げる意味があるのかとも言われたり。北海道では予算が尽きて途中までしか作らなかったりする道道がわんさかありますが、そんな中今でも工事が続くこの遠別川の道路。ひょっとしたら最後の道道かもしれません。
(11月19日追記:2024年10月21日に、開通が4年遅れて2029年の予定になると発表されたようです)

凄い建物

道の駅えんべつ富士見では遠別町のカントリーサインマグネットを購入しました。

少し休んだところで次の道の駅 ☆ロマン街道しょさんべつを目指します!

10. 道の駅 ☆ロマン街道しょさんべつ

にしても特徴的な名前ですね〜。初山別村にある道の駅です。「ロマン街道」がどういうものかわかりませんが、確かにこのあたりはロマンがありましたね。

しょさんべつ温泉があるようです。売店を探していたのですが見つからなかったのでとりあえず少し休んですぐ出発しました。

11. 道の駅 ほっと♡はぼろ

海岸の方を眺めると、

平らな島

焼尻島と天売島!
今回はスルーしたけどいずれ行きたいと思ってます!
羽幌町市街地は車もまあまああり、活気があるように感じました。道の駅に向かっている途中には羽幌自動車学校の車があり、留萌振興局の住民にとっての中心地なのかなーともふと思ったりしました。

道の駅 ほっと♡はぼろという名前もありここにははぼろ温泉があります。売店を探したのですが見つからなかったので、ここも少し休んで出発することにします。

12. 道の駅 風Wとままえ

「風W」←なんて読むでしょう??
なんと「ふわっと」と読むそうです。ユニーク!
そしてここは道の駅 ほっと♡はぼろから車で10分ほどしか離れていません。

ここはとままえ温泉があります!初山別から3連続温泉!足湯もあるそうですが、なぜか行く気が出ず休むだけにしました。

続いて道の駅 おびら鰊番屋へ!

13. 道の駅 おびら鰊番屋

当初の予定では道の駅 風Wとままえで宿泊する予定でしたが時間があるので留萌を目指します。

番屋とは漁師が寝泊まりする小屋のことですが、ここおびら鰊番屋は国の重要文化財「旧花田家番屋」があり、道の駅もそれに合わせた木造風の建物となっております。

この辺りからは日本二百名山に選ばれている暑寒別岳が見えるのですが、、

雲が多くて見えませんね、、
これは来年以降の旅行でまた期待しましょう。

なかなか凄い建物!!歴史を感じますね!(※道の駅の建物は新しいです)
中の売店で小平町のカントリーサインマグネットを購入しました。

小平町はとても和名な雰囲気ですがしっかりアイヌ語が由来の地名となっており、もともと「小平蘂」という名前でした。羽幌線が画数が多くて書きにくいという理由で「小平」に変えてしまい、それに倣って町の名前も変わりました。個人的には「留辺蘂」があるから大丈夫な気がしますけどね()

さてさて次は本日の目的地、道の駅るもいへ!!

14. 道の駅 るもい

運転しながら今後の行程についていろいろ考えていると、、
なんととんでもないミスに気づいてしまいました。

今回の旅行にはタウシュベツ川橋梁に寄る予定です。タウシュベツ川橋梁の近くに行くまでは鍵が必要で、そのためには予約が必須となります。
その予約日を1日早く間違えていました。
タウシュベツ川橋梁の鍵は人気で30日前から空く枠は数分で埋まることもよくあります。数日前にもなって枠が空いているはずがありません。

さあどうしよう!!

天塩・遠別の時は少なかった車もここまで来ると結構多くなっていました。さすが留萌振興局の中心地です。

というわけで18時06分、道の駅るもいに到着!

まずはお風呂探し!というわけで行ったのはホテル神居岩です

おそらく唯一の日帰り入浴できる場所かなと思います。いいお風呂でした!

さてさて晩ご飯探すかと思ったのですが、どこもやっておらず、まさかのここにきてすき家で済ませました。タウシュベツ川橋梁の予約ミスにより完全に予定が狂ってしまい、明日からのルートを一から立て直しました。

一応予定です
変更前↓
10日目:留萌→旭川→東川
11日目:東川→士別→滝上→遠軽→津別→鶴居→弟子屈
12日目:弟子屈→清里→東藻琴→置戸→足寄→上士幌→滝上
13日目:滝上→西興部→名寄→幌加内→美深→中川→稚内
14日目:未定

変更後↓
10日目:留萌→幌加内→名寄→士別→上川→置戸→津別
11日目:津別→弟子屈→鶴居→阿寒→本別→足寄→陸別→上士幌
12日目以降未定

12日目に行く予定だった上士幌を11日目に変えました。

すき家から道の駅に戻る最中、踏切を渡ったのですがそこに置いてあった看板に「使用停止」と書いてあり、ここでもまたもの悲しくなりました。留萌本線はまさに今年廃止したので線路跡は今でもガッツリ残ってます。

というわけで道の駅 るもいへ帰還!A氏が寝ていたスペースに荷物を置けるようになったので、今までよりも就寝と寝起きの準備が楽になりました。

おやすみなさい!

15. 移動ルート

16. おわりに

A氏は今日で帰ってしまいました。9日間ですがそれでもとても短く感じました。ちなみにどうでもいいですがA氏は途中で関東が恋しくなったようです。私は逆にいつまでも北海道にいたい気分です。
そしてぎりぎりで発覚したミスにより一気に予定が変わってしまい、新しい行程でいけるのか全くわかりません。だけど行くしかない!
明日も無事に行けるといいな!!
というわけで9日目は以上です。

読んでくれてありがとうございました。

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