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北海道旅行に行ってきた話①:4日目〜層雲峡篇〜

北海道旅行に行ってきたのでその4日目の記録です。

0日目:https://note.com/fi_timeizuki/n/n3e4aee6a56ee(まとめ等)
1日目:https://note.com/fi_timeizuki/n/n498b5576273a(初日)
3日目:https://note.com/fi_timeizuki/n/nbb57afd7107f(前日)
5日目:https://note.com/fi_timeizuki/n/n3f63e1807848(翌日)

今日寄る所
・サロマ湖展望台 ( 幌岩山 )
・置戸町開拓発祥之地
・北きつね牧場
・道の駅 おんねゆ温泉
・石北峠
・三国峠
・大函
・層雲峡 黒岳ロープウェイ
・双瀑台
・旭岳温泉
・道の駅 あさひかわ


1. サロマ湖展望台 ( 幌岩山 )

おはようございます。雲はまあまあ多いですが高いので午前中は景色は期待できるかなと思います!

今日は朝6時くらいに起きました。今までで一番遅起きです。車はいつのまにか数台増えていました。準備を済ませて早速出発しましょう。最初に向かうのは近くにある幌岩山山頂のサロマ湖展望台です。この展望台へは車で行くことができます。

まずは道の駅サロマ湖を右に出て少し走ると浪速川手前で展望台へ向かう道路が出てきます。ここを右折。ここから道が細くなり、しばらく進むと一方通行の看板が。え帰りどうするの??

そして舗装されてると思ってたのですがしばらく走ると砂利道に。ここでこそ4WDの出番!!これまでも砂利道で使ってることはありましたが、登る林道で使うのが今回が初めてです。お、確かに上がりやすい。

ゆっくーり林道を登っていると、尚和山との最低鞍部で別の林道と合流。もしかして帰りはこちら側に下るということでしょうか?ここまでくればもうすぐだと思います。幌岩山の反対側へ進むとやっと駐車場が。

少し登れば展望台です。すると、、

え!!野生のリスだ!!初めて見ました!!
ぼやけていても伝わる可愛さ、、これが野生動物のパラダイス、、北海道なんですね、、。関東じゃ見れません。
展望台を登ると、、

おお!すごいですね!!さすが日本で3番目に大きい湖、、広すぎて写真1枚では収まりません、、。結構遠いところまで見えてなかなかいい場所でした!

展望台を降りて駐車場に着くと一人男性が来ました。念のため帰り道を聞いてみると、先ほど合流した道が下り用の道なのだそう。知らなかった私はリサーチ不足ですね、、。しかし下りた先の富武士へはもともとサロマ湖展望台の後に通る予定だったので道が短縮しました。

それでは続いて北きつね牧場の前に、時間が余ったので、、

2. 置戸町開拓発祥之地

できる限り多くの市町村を通りたかったので、ふと気になり置戸町開拓之地を見に行きます。もともとは1週間後の1人の時に寄ろうと思っていたのですが、時間が余ってたので寄ることに。今寄ってれば後々楽になりますし。

佐呂間町市街地を経て、佐呂間別川を遡上してると、北見市留辺蘂町に入りました。市町村界って普通分水界に置かれると思ってるのですが、ここでは北見市に入っても佐呂間別川が流れていました。そして走ってるとスクールバスが。面積が広い北海道ではやはりスクールバスが重要なのですね。丸山峠を越えれば下ったら留辺蘂町です。ここには網走監獄の囚人たちが工事した際の慰霊碑がありました。ガソリンがギリギリだったのですがなんとか無事給油できました。そしてここでやっと朝食。セイコーマートでたらこおにぎりとフライドチキンうま塩味を購入。

やっば、うますぎる!!今まではセブンイレブンだったりファミマだったりローソンだったりと大手3社のコンビニのチキンとか食べてきましたが、個人的にその3社のよりも普通にセコマのフライドチキンが美味いです。これ病みつきになりそうです。

さてさてセコマで朝食を済ませた所で、温根湯の前に置戸町へ。すぐに森の中に入り、峠を越えると置戸町です。坂を登り下りしますが、そこにはのどかな風景が広がっていて、とても良かったです。
置戸町開拓之地といってもただ碑が置いてあるだけで何もありません。ただこれを見に来ただけです。道道50号への入口が出てきますがここはスルーし、次の交差点を左折。この道は完全な農道です。

ぽつんと置いてあるので、何も考えずに走っていたら普通に見逃します。しかし市街地からはまあまあ離れたここが置戸町の原点なのですね。
というわけで写真を撮って温根湯に向かいます。

国道39号へ戻り左折。この国道を進むわけですが、まあほぼほぼ直線でとにかくスピードが出しやすいです。そして目の前には北見富士が見えました。

紋別の方にも同名の「北見富士」があります
(Wikipediaにも同じ写真がありますが、私が撮った写真です)

この富士山に似た山容が留辺蘂の中でも一際目立っています。今営業している北きつね牧場は温根湯にありますが、北見富士山麓の富士見にも営業していたであろう建物があります。あれは一体、、?

田園の中を走っていると温根湯に到着しました。

3. 北きつね牧場

道の駅 おんねゆ温泉のすぐ近くにあるこの施設は、北きつねがたくさんいて、見る事ができます。同じようなキツネの施設で有名なのは蔵王キツネ村ですね。あっちは行ったことがないので気になりますね。

四角いボトルってあまり見ないね

開園前だったのでここでARVO24で買った中谷牧場のコーヒー牛乳を飲みます。美味しかった!!

予備日使うってことで本来の予定よりも1日ずれこみます。遠軽のジップラインは昨日予約変更しましたが、礼文島の桃岩荘をまだ変更してなかったので入る前に電話。無事に予約変更できました。

私が一番好きな動物はキツネです。将来キツネできれば飼いたいなって思ってるくらいです。なので北きつね牧場めっちゃ楽しみ!!いざ中へ!!

エキノコックスなどは大丈夫ですが、嚙まれたりするかもしれないので触るのはNG

かっわいい~!!!!やべぇ、めっちゃ撫でたい、、我慢するんだ私、、。
やっぱりきつねめっちゃ可愛いです、、。冬になったらもふもふになるんでしょうね、、。というわけで冬また行きます。
一通りキツネを堪能した後、アクリルキーホルダーを購入。コーヒー牛乳も売ってたそうなんですが、この頃深刻な人口減少の流れで販売をやめてしまったそうです。悲しい、、

車に戻り、道の駅 おんねゆ温泉へ向かいますが、すぐそこです。

4. 道の駅 おんねゆ温泉

おぉ、、なかなか凄そうな施設、、売店が充実してましたが、ここではとりあえず少しだけ休憩してすぐ出発。
それと天気予報やライブカメラを見てると三国峠の天気が良さそうなので寄ることにします。

5. 石北峠

国道39号を走ります。北見富士がだんだん迫ってきて、登ってみたいと思うようになりました。昔は登山道があったらしいんですが、現在はその登山道も少しずつ自然に帰ってきているようです。

道の駅 おんねゆ温泉から40分弱、くねくね道を走って石北峠へ到着。うん、わかってはいたけど思ってたよりも長かったです。

いやーいいですね!!涼しいです!
A氏は道の駅からここまでずっと寝ていて、峠着いたので起こしましたがまだ寝てたいようです。
というわけで一人で近くの展望台まで登ります。
ですがこの道がまあ急で距離は全然長くないのですが疲れました。そして登った先の展望台は、、

うーん、、木が邪魔であまり見えず、、ですがちゃんと来ましたから、これはこれで良い思い出ではあります。
駐車場に戻ると、A氏は目が覚めた模様。起きてました。
このあたりの看板は「留辺蘂町」と書いてあり、合併前の名残があります。
というわけで三国峠へ向かいましょう。

ここからは建物何一つない山道をただただ下っていきます。すると奥の方には時々大雪山の山々が見えていました。これは黒岳からも期待できそう!!

やがて大雪湖が見えてきました。こちらはダムによる人造湖ですが、岸が結構ハゲていて、水位がいつもよりも低かったのでしょうか。
大雪湖を沿いを走ると、国道273号との分岐が。三国峠へはこの国道273号を進みます。

6. 三国峠

かつては帯広からこの峠を経て上川へと至る鉄道が計画されていましたが、この計画は失敗に終わり、途中までの十勝三股駅となりました。そしてこの駅までの線路途中には、タウシュベツ川橋梁跡と呼ばれる北海道の中でも屈指の観光名所があります。ここに寄ったのは11日目の時なので、その時の話は11日目の記事で話します。
鉄道としては失敗したこの計画は、国道273号という形で成功しました。帯広との重要な道になっているほか、途中の三国峠から望む景色も北海道では人気なので、旅行好きの人がよく訪れます。

三国峠の近くには三国山があり、山頂近くは北海道大分水点と呼ばれ、石狩川や十勝川、常呂川など有名な河川の分水嶺となっています。

大雪湖で国道273号に入ったあと山を登っていくと、トンネル内で工事が行われていました。このトンネルがまあまあ長いので、すべての車が通過するのも時間がかかりました。トンネルをくぐった先は、、

右側奥の大きい山はウペペサンケ山

大自然!!!すごいわぁ!!
こんな広い世界なのに建物がほとんどない素晴らしい自然!!日本にこんな場所があったとは、、!

ニペソツ山。奥地に位置するため、山麓や道路上から望むのは難しい
クマネシリ山塊。三股から見る形があれなので、「〇〇〇〇山」と呼ばれている

雲が少ないわけではないが、、来てよかった!!
景色を見た後は層雲峡へ、、その前に

ボトルは記念に持ち帰ったが車移動中につぶれて変形してしまった

ウペペサンケ山とニペソツ山をバックに、ARVO 24で買った中谷牧場の飲むヨーグルトを飲みます。うん、甘くておいしい!本当は3日かけて飲もうと思ったけど美味しいから明日にはなくなってるね!

7. 大函

黒岳ロープウェイのその前に、大函という場所を見に行きます。こちらは層雲峡の山側の入口にある場所で、ここからだんだん峡谷が広がっていく感じです。

国道すぐで見れるのすごい

この先新大函トンネルと銀河トンネルを通るのですが、この間には神削壁や小函といった層雲峡の雄大な地形があったりします。しかし遊歩道が現在は閉鎖されてしまっているので見に行く方法はありません。見てみたいな、!

銀河トンネルを出た先には層雲峡が広がっており、美しい崖地形がよく見えます。層雲峡温泉街に入ると、建物もかなり多くなりました。黒岳沢を遡上したらすぐにロープウェイ駅に到着します。

8. 層雲峡 黒岳ロープウェイ & 黒岳リフト

さてさて雲多いですが景色望むには申し分ないはず!!行ってみないとわからないですが!!ロープウェイとリフト両方セットのチケットを購入したのですが、ちょうどその時に行ってしまい、20分待つことに。この間にクーラーボックスの溶けた氷をペットボトルに移す作業をしたりして時間をつぶしました。
12時20分の便に乗って出発!

下からの層雲峡もいいけど、上からも気になるね!
今回の旅行で見れる場所があるかどうか不安だった山の一つ

日本二百名山の天塩岳が見えました!!ちなみに天塩山地や天塩町とは離れた場所にあり、こちらは天塩川の源流の山です。

層雲峡!!上から見るのもいいですね!!

武利岳と武華山は「北海道百名山」、武利岳は「北海道の百名山」にも入ってます。ややこしい!

武利岳と武華山!

そしてロープウェイは黒岳駅に到着。展望台があるので登ってみると、、

黒岳!!かっこいい山容!!

本当に見れる景色は全部見えましたが、、
まだ上へ行きます!

ロープウェイ黒岳駅から歩いて5分ほど

黒岳リフトも乗りましょう!

人生初のyogibo

15分ほどリフトへ乗ると、、到着!下りて右に進むとなんと、yogiboが!!
まさかこんなとこで見るとは、!「人をダメにする」とはよく聞きますが座ってみると、、!
あっ、こりゃあダメになってしまいますな!しかも目の前の景色も加わって!これは気持ちいいですよ~

平山は山座同定(地図などを使って方角や地形を基に山の名前を調べること)がやりにくい

目の前にはどーん!とニセイカウシュッペ山と平山が聳え立っています!
ニセイカウシュッペ山は大雪山系の中の北大雪の主峰!めっちゃいい!

黒岳登山口はこちら

黒岳リフトの頂上には休憩所があり、お土産などが買えます。ここではココアを購入。それではリフトを下りましょう。

よく見たらこの頃外によく出てたからか手の甲だけ黒い、、

ニセイカウシュッペ山を眺めながら温かいココアを飲むのは最高!!

しかし、リフトを下った時にはロープウェイ出発まで2,3分ほどしかありませんでした。走りますが、間に合わなかったので行き同様に20分後の便を待ちました。

あの山なんだろう?

短い間だったけどバイバイ!

さて駐車場へ戻り次の目的地へ行きますが、来た道の途中にあるのでそこまで戻ります。黒岳の方は午後から天気が崩れる予報だったので、先にロープウェイに乗りました。それでは双瀑台へ!

9.双瀑台

銀河トンネル入り口手前まで戻り、駐車場へ入ります。駐車場からは流星の滝が見えますが、双瀑台は名前の通り、二つの滝が見えます。ここから20分ほど山を登りますが、、

早速登り始めましたが、A氏は体力がないため私と比べてかなり疲れていました。ですが確かにこれは登山道と変わらないので疲れるのもわかります。途中休憩を挟みながらも、無事双瀑台へ到着しました。

この場所どうやって見つけたのだろう?

おぉぉ!これが双瀑台!!滝の音がここまで聞こえます!!自然の力は本当に凄まじいものです!
ここで少し休憩を取りますが、A氏かなり疲労困憊状態。下りはゆっくり下りました。

何とか無事下山しました。麓から流星の滝を望みますが、やはり双瀑台から望む方がいいですね!体力が必要ですがいい場所でした!

これで層雲峡観光は終了。続いては旭岳ロープウェイを目指しますが、、雲が立ち込めてきていたので、望めるか心配ではあります。

10. 旭岳温泉

愛別町、当麻町、旭川市を経て東川町へ。めっちゃざっくり説明しましたがこの間かなり長かったです。

一番右が旭岳。見事に旭岳だけ雲をかぶってる

道中は、大雪山やトムラウシ、十勝岳連峰といった北海道を代表する山々が見えましたが全て山頂は雲に覆われ完全ではありませんでした。

旭岳ロープウェイは登山者のために朝早くそして夕方遅くまで営業してます。なのでA氏の運転のおかげで間に合いそうでしたが、、

しばらく待ったが晴れそうになかった

うーん、、、これはロープウェイ行かなくていいですね、、
ここまで頑張って運転してくれたのに申し訳ない、、、

するとここでA氏が
「温泉あるしここで入らない?」
元々旭川市街地のどこかで入ろうかなと思っていましたが、確かにせっかくここまで来たのですから、その方がいいですね。

恒例の超雑モザイク

今回訪れたのは湧駒荘。昭和初期から続く歴史ある温泉旅館です。旭岳は火山なので、このあたりには温泉施設が多くあります。
温泉はとても良かったです!

温泉を堪能したので、旭川市街地へ向かいます。

11. 道の駅 あさひかわ

しかし流石札幌市に次ぐ人口第2位の都市、、
交通量は関東とさほど変わりませんし、今までたくさん見てきた道民の速い運転も、ここではスピードを出す人はそこまでいませんでした。とはいいつつも道の駅近くなど中心部を離れると車は少なかったです。
イオンモール旭川西で飲むヨーグルトを探しましたが、まだ飲んだことない飲むヨーグルトはありませんでした。

というわけで道の駅 あさひかわへ到着。北は稚内、東は層雲峡や遠軽・紋別、西は留萌・深川、南は富良野・美瑛と、東西南北に観光地があることもあり、観光の拠点として利用しやすくまあまあ車はありました。

イオンモールで買ったプリンや牛乳を堪能した後は寝ます。なんだかんだ旭川をかなりうろちょろしてたので夜遅かったです。

おやすみなさい!

12. 移動ルート

13. おわりに

本来は1日で上川を経由して枝幸まで行くつもりだったのですが、2日間で行くことになったので旭川市街地へ行きました。明日は今日出発したサロマ湖にまた行ってオホーツク海沿岸を旅します。そして遠軽町ではお楽しみが!
明日はとりあえず無事に進みたいな!
というわけで4日目は以上です。

読んでくれてありがとうございました。

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