北海道旅行に行ってきた話①：10日目～大移動篇～
北海道旅行に行ってきたのでその10日目の記録です。
0日目：https://note.com/fi_timeizuki/n/n3e4aee6a56ee（まとめ等）
1日目：https://note.com/fi_timeizuki/n/n498b5576273a（初日）
9日目：https://note.com/fi_timeizuki/n/n8b81c1305c7c（前日）
11日目：https://note.com/fi_timeizuki/n/ne4af4f3e1ce9（翌日）
今日寄る所
・道の駅 森と湖の里ほろかない
・朱鞠内湖
・道の駅 もち米の里なよろ
・道の駅 羊のまち 侍・しべつ
・道の駅 絵本の里 けんぶち
・道の駅 ひがしかわ・道草館
・道の駅 とうま
・石北峠
・道の駅 おんねゆ温泉
・道の駅 あいおい
・道の駅 摩周温泉
1. 道の駅 るもい
おはようございます〜
朝は1日目午後以来の雨となりました。
昨日はミスによりもともと考えていたルートと全く違うルートに変更し、ざっくり計画なので新しい行程通りに行けるか正直言ってわかりません。ですが行くしかないので行っちゃいましょう！
2. 道の駅 森と湖の里ほろかない
まずは留萌ICで深川留萌自動車道に乗ります。高速道路で沼田ICへ。降りた後はセイコーマート沼田店で朝ごはんを食べました。
雨は降っていませんがいい天気とは言えないですね、、
深川市に入ると多度志の山奥となりますがこのあたりからはほとんど何もない景色でした。そして意外と奥深い多度志。なかなか幌加内町に入れませんでしたが、幌加内トンネルでようやく入りました。
しかしここ幌加内町は北海道で一番人口密度が低い市町村です。なので道中は森ばっかりで直線道路がかなり多く、道幅もかなり広いのでとてもスピードが出しやすい場所です。
なんだかんだ幌加内町は知名度は高くありませんがいろいろ特徴的です。まずコンビニがありません。セコマすらありません。幌加内町はセコマが入ることで地元の個人商店を潰す可能性があるということで出店する予定はないそうです。そしてただでさえ面積の割に人口が少ない町ですが幌加内町北部は顕著で、集落でさえも数えるほどしかないほど。朱鞠内湖周辺は朱鞠内と母子里しか集落がないと思います。そして母子里周辺では戦後最低気温を叩き出した場所でもあります。その気温なんと-41.2℃！えぐい！寒さで有名な陸別よりも寒いらしいです。この気温はカントリーサインにも描かれています。
というわけで道の駅 森と湖の里ほろかないへ到着。7時30分でまだ営業してません。なので休むだけにします。道の駅るもいを出発して、2時間近く経過しております。その間止まったのは沼田町のコンビニだけだったので早速運転の疲労が出てきました。ここにはせいわ温泉ルオントという温泉施設があります。
少し休んで朱鞠内湖へ行きます。
3. 朱鞠内湖
本当にここは自然がすごすぎます。自然美であればかなり良い場所ではないかと思います。直線道路はたくさんあるのですがどこまで行っても畑か森か、そして集落も数軒ほどの小規模です。途中にはスクールバスが走っており、子どもが乗っていました。T字路で左折して引き続き国道275号を走ると直角カーブがでてきて、ここをまっすぐ進むと朱鞠内湖に入ります。幌加内町、、でかい。
朱鞠内湖展望台へ向かいます。展望台とはいうものの、朱鞠内湖周辺はなだらかで展望台からはごく一部しか見えず、全体が望めるような場所はピッシリ山くらいしかないかと思います。というわけで駐車場へ入ろうとしたのですが、、
ちょうど工事が始まってしまい、入ることができなかったので展望台手前の堤防で眺めました。
すごい！完全に北海道の山奥に来た感じがします。こういうのが見どころですよね、北海道の（倒置法）。しばらくぼんやりと眺めた後は車に乗り、名寄市を目指します。
名寄市へ向かう最中にもう一つ展望台があるので寄りましたが、木に遮られあまり見えませんでした。
4. 道の駅 もち米の里なよろ
名寄市に入ってしばらく走るとピヤシリ山（だと思う）が見えました。道北では少ない北海道百名山に選ばれている山です。
8時52分、道の駅 もち米の里なよろに到着しました。9時に営業開始するのでもうすぐでしたが疲労で行く気があまり出なかったので車内で休んでいました。
というわけで次は道の駅 羊のまち 侍・しべつを目指します。
5. 道の駅 羊のまち 侍・しべつ
道北と言えど国道40号は稚内へ向かう主要道路なので車の量も多く、ここではそこまで速く走ることはありませんでした。
道の駅もち米の里なよろからすぐ市境を越えて多寄を経て士別市の中心部に入るとでてきます。ここの道の駅は国道40号に国道239号がぶつかる場所にあります。国道239号は先ほど走った幌加内町からの国道で、国道275号のT字路をまっすぐ進むとここの道の駅に行き着くわけです。
道の駅の名前「侍・しべつ」という名前からし江戸時代くらいから侍がいたのかと思いきや、道東にある「標津」と区別するために市名に使われている「士」が意味する「侍」を入れたのだそうです。
ここでは士別産の飲むヨーグルトが売ってるので購入しました。美味しい！
ここでも休み、次は道の駅 絵本の里 けんぶちを目指します。
6. 道の駅 絵本の里 けんぶち
士別市の道の駅からさほど離れていないところにある剣淵町の道の駅です。なので20分弱で到着しました。
なぜ「絵本の里」が入っているのかというと剣淵町が「絵本の町」としての地域活性化を図っているようですが、それについては話すと長くなりそうなのでこちらのサイトをご覧ください。
確かに「絵本」でイメージ作りする町はなかなかありませんね。
ここではせっかくなので唐揚げを購入。これがまあ美味しい！
ではでは続いて道の駅 とうまを目指します。今回は移動ばかりなのでそこまで書くことがなく、、
7. 道の駅 とうま
和寒町を経て塩狩峠を越えます。ここ塩狩峠ではかつて鉄道院（国鉄の前身）の急行列車が塩狩峠を登ってる最中に客車の連結部分が外れて逆行し、それを鉄道院の長野政雄氏が列車から飛び降りて列車の下敷きになったことで逆行は収まり乗客に犠牲者はいませんでしたが、長野政雄氏は殉職してしまったといつお話があります。なお下敷きになる際、長野政雄が飛び降りた経緯は不明のようで、自ら飛び降りた説や何らかのミスで落ちた説などあるそうです。
今は長野政雄顕彰碑が塩狩駅に設置されています。
塩狩峠を越えると比布町を経て当麻町に入ります。このあたりはすでに旭山動物園の時に来ているので久しぶりな感じがします。
このあたりはなんだかんだ眠すぎて中に入ったかどうかは覚えておらず、、
とりあえず車内で仮眠は取りました。
ではでは次に道の駅 ひがしかわ・道草館を目指します。
1人になって2日目、、きつくなってきたぞぉ、！
8. 道の駅 ひがしかわ・道草館
こちらは東川町にある道の駅です。
道の駅 とうまから40分ほどで到着しました。中には大雪山関連のプリンなど売っていました。手が出そうになりましたが所持金あとどれくらいか把握してなかったので我慢しました、、
ここでも少し休憩をし、次の道の駅 おんねゆ温泉を目指します。
9. 道の駅 おんねゆ温泉
東川から留辺蘂へ行くには一度愛別の方に迂回しなければなりません。過去には大雪山を通る道路の建設も計画されたそうですね。道路ができれば往来は楽になるだろうですがその分自然を破壊してしまうのでやらないほうが良かったかもしれないです。
というわけで5日目同様に愛別ICで高速道路に乗り上川層雲峡ICで降ります。無料区間なのありがたい、、
そして層雲峡を通って石北峠へ向かうわけですがまあここが長いんですよ。10日目なのにいまだに北海道の大きさを思い知ってます。
石北峠へ到着したんですが、まあこの時長い層雲峡で疲れたのでずっと車内で寝てました。写真も撮ってないのでいつ着いたかもわかりません。
ある程度休んだところで石北峠を出発します。流石に今日の行程の半分は過ぎたはず、、
14時44分、道の駅 おんねゆ温泉に到着しました。
もうとにかく疲れた！休憩挟みながら運転してるけどこの時でたぶん運転は8時間くらいはしてるはず、、そりゃあ疲れちゃうね！！
流石に財布の紐が緩み、チョコレートソフトクリームに手を出してしまいました、、。うっまい！！
ちなみにここにはすでに製造終了となってしまった179市町村サイコロキャラメルが売っていました。店主が言うにはこれで最後だそうで買い占めたくなりましたが1個だけ買いました。
ソフトクリームを堪能した後は次の道の駅 あいおいを目指します！
10. 道の駅 あいおい
置戸町に入って訓子府町で給油した後高速乗ったまでは覚えているんですが、、
昨日立てたざっくりなルートかつ疲れもあってどこを走っていたのか全く分からず、どこで高速を降りたかも覚えてなくて（確か北見中央か北見西のどちらかのIC）、、、すみません、、
ただこの時道の駅 あいおいの到着予定が閉館時間過ぎてしまっていたので、間に合うようにまあまあ飛ばしていた気がします。鹿がいたら、、
16時55分、道の駅 あいおいに到着しました。ここは津別町の相生という場所にある道の駅です。「クマヤキ」という名物があるのですが食べられる味がなかったもので食べませんでした。
無事にカントリーサインマグネットは購入しました。閉館のチャイムの音割れがすごかったです（）
ここ道の駅 あいおいには相生鉄道公園があり、かつてここは相生線の終点である北見相生駅がありました。現在は線路跡地にいくつかの車両が展示されています。
よーし出発するかーと思ってると駐車場をものすごい勢いで走っていく鹿がいました。そうだもう鹿が出る時間だから気をつけないと、、
もともとここをゴールにしていましたが、近くにご飯を調達できる場所がないですし、まだ明るいので道の駅 摩周温泉へ向かいます。
11. 道の駅 摩周温泉
阿寒湖を経由して道の駅 摩周温泉へ向かいます。
普通に運転してると、、
あぶない！なんと鹿が目の前に飛び出してきました。道路脇に鹿がいて渡ろうとしていたため減速したのですが渡らなかったため加速し始めた時に鹿が飛び出してきたので、瞬時にブレーキを踏んで無事回避しました。まじでびびった、、
というわけでここかは阿寒湖へ行くわけですがまあ鹿がとにかく道路脇にいました。怖い怖い、、
無事に阿寒湖を過ぎた後に双岳台に到着したので少し休憩しました。
やっぱり雄阿寒岳の姿は良いですね。少し休んだところで出発したのですが鹿が怖くなり車が来たらすぐ譲る精神でめっちゃ遅く走ってしまいました。
そんなこんなで18時40分ごろ、道の駅 摩周温泉がある弟子屈町の市街地につきました。
やっと着いた、、
まずはコインランドリーに寄って洗濯しに行きました。同じツーリングしてるバイカーたちもコインランドリーを使用していて少し待ちました。洗濯してる合間に晩ご飯へ。
寄ったのは東寿司という寿司屋です。
美味しい！！
いくらは粒が大きくてめっちゃ美味しい！！
そして地元の常連客さんたちとも結構おしゃべりしました。弟子屈町のいろいろな話や私の旅についてのお話など、、
冬は極寒ですが暖かい町だなーとそんなふうに思いました。
ごちそうさまでした！
というわけでコインランドリーに戻って洗濯物を回収したわけですが、夜遅くなり日帰り温泉がやっている場所がなくなったので礼文島以来の風呂キャンセルです、、
風呂を入らない日ってなんかすごく変な気分になるというか、、
というわけでやっと道の駅 摩周温泉に到着しました。足湯で疲れを癒します。
一日中運転して疲れた足が癒えました、、
24時間ずっと使えるのありがたい、、
車に戻った後はすぐに寝ました。
おやみなさい！
12. 移動ルート
13. おわりに
今日は観光よりも移動がメインになった日でした。たぶんこの日の総運転時間は10時間強くらいでしょうか。とにかく今日はかなり疲れました。
しかしガバガバ予定でしたが無事に辿り着けてよかったです。
さて明日は一番楽しみにしていた観光地の一つ、タウシュベツ川橋梁跡です！果たして行けるのでしょうか！！
明日は晴れるといいな！！
というわけで10日目は以上です。
読んでくれてありがとうございました。