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北海道旅行に行ってきた話①:1日目〜上陸篇〜

北海道旅行に行ってきたのでその1日目の記録です。

0日目:https://note.com/fi_timeizuki/n/n3e4aee6a56ee(まとめ等)
2日目:https://note.com/fi_timeizuki/n/n671b0718d5ce(翌日)

今日寄る所
・釧路空港
・釧路市丹頂鶴自然公園
・釧路和商市場
・達古武オートキャンプ場 (すぐ退散)
・細岡展望台
・釧路町難読地名ロード
・尻羽岬 (すぐ退散)
・道の駅 厚岸グルメパーク (定休日)
・琵琶瀬展望台 (すぐ退散)
・道の駅 スワン44ねむろ 


0. 羽田空港

9月2日、7時40分発釧路行きに乗るため、早めに京急に乗り羽田空港第1・第2ターミナル駅で下車。AIR DOがある第2ターミナルに向かいます。やっぱり国際空港なだけあって羽田空港は大きいですね。こんなに羽田空港って凄かったっけ、、?最後に飛行機載ったの7年前だから覚えていません、、

おおおお!あれはまさしく!!我々が乗るAIR DOの飛行機!!

実はもともと台風がちょうど重なっていて欠航になる可能性が高くてガッカリしたんですけど、台風があまりに遅すぎたおかげで台風来る前に飛行機に乗れそうでしたし、異例の強さと言われた台風が上陸後に勢いを急激に弱めたおかげで無事定刻通りの運航となりました。実は私、天気においてはかなり強運持ちだと思ってたりします((。

というわけで無事荷物も預けて飛行機に搭乗!!
興奮が収まらない!!
1ヶ月前くらいからずっと興奮してました((

1. たんちょう釧路空港

天気予報をじっくり見てると北海道の方向に風速9mほどの風が。風速8m以上の追い風だと離着陸できないようですが、まあこれは反対向きに飛ばせばいいだけの話です。実際に南に向かって離陸し、大きく旋回して北海道へ向かいました。

良い天気!富士山が見送ってくれました!

高度を上げ、しばらくは雲の上を飛んだあと、9時ごろになると釧路到着へ向けて高度を下げました。そして雲を抜けるとついに北海道本土が。日高山脈や十勝平野が見えました。

おおおおおおおお!
やっばいよ、、、本当に北海道に来ちゃったよ!!!!まじ泣きそう、、
本当に来れるなんて、、、!

興奮は収まらぬまま、釧路空港へ近づいてまいりました。すると阿寒岳が我々を迎えてくれました!!はっきり見える!
9時20分!たんちょう釧路空港到着!!!
ついに北海道に来ましたー!!!!!!

感動のあまり泣きそうになってましたがぐっとこらえてました(今これ書いてて惜しすぎてまた泣きそうになってます)。

釧路空港へ到着し預けた荷物を受け取るのを待って、興奮を抑えきれないあまりうろちょろしてたらまさかの一方通行のゲートを通っちゃいました。代わりに荷物は職員さんに取ってもらいました。(申し訳ないです、、、)

事前に予約していたニッポンレンタカーのカウンターに向かい、手続きを済ませました。しかし手続きをしたのがちょうど送迎バスが行ってしまったときだったので、まあまあ待ちました。
(これ歩いて行った方が早かったのでは、、?)
釧路空港が見えました。

釧路空港です

というわけでニッポンレンタカーでレンタカーを借りました(小泉構文的な、、?)。4月に初心者に免許を取ったばかりの初心者なので、チェックリストを渡され記入した後、しっかり説明を受けました。印象的なのは「北海道では鹿の衝突事故が多いので、午後4時以降は特にスピードを落として走って下さいね」でした。やっぱり鹿が多いのか!!

写真は返却時に撮影したものです(超雑モザイク)

車種はダイハツのハイゼットカーゴです。フルフラットになるので、車中泊にぴったりです。そして実際に乗ってから気づいたのは4WDでした。今回は林道走りもあるので4WD機能付きなのはとてもありがたいです。
「知床」ナンバーなので、たぶん中標津空港から持ってきた車でしょう。釧路は「釧路」ナンバーですから。給油口の開け方を教わって、準備完了!

いざ出発!!!!!

免許取った後はNBOXしか乗ってなかったので、不慣れなままで運転しました。そして早速「THE 北海道」の道路を体感します。まずレンタカーの営業所を出た所からまあ道が広いです。こりゃあスピード出したくなるわけです。そして鶴丘神社方向に向かって走りますが、この短距離でさえ、道中は完全なる森の中、何もありません。この光景に思わずびっくりする私とA氏。これが北海道か、、

数分で国道240号へ入り左折。この国道を北上すると阿寒湖に行きます。阿寒湖へ向かう道を走ってすぐ、最初の観光地、釧路市丹頂鶴自然公園に到着します。

2. 釧路市丹頂鶴自然公園

こちらは釧路市営の観光施設で、名物の丹頂鶴が一年中見れます。

しかし釧路にきて1時間近く経ちましたが、なんだかんだ涼しいですね、日光が熱いですがやはり関東よりも快適です。

こちらの施設では丹頂鶴が仕切りごとに1~2羽ずつ入っています。2羽入っている仕切りはカップルですね。リア充ですね。うらやましいですね。

水場でゆっくりするタンチョウや、真昼間から寝ているタンチョウなどたくさんいました。

一通りタンチョウを見た後は、引き返して車で戻りました。そしてここでなんと、車の鍵ないない状態に早速なりました。まさかのここで我々の旅は終了!?と思いきや入場料を払うときに置きっぱなしにしていたようで、受付の方が持ってくれていました。ご迷惑おかけしました。我ながら先が思いやられます、、

さてさて続いては達古武オートキャンプ場、、のつもりだったのですがどうやら今日はあとあと天気が悪くなるとのこと。なので達古武より先に細岡展望台へ向かいました。

3. 細岡展望台

釧路市丹頂鶴自然公園からは、国道240号を南下し、釧路湿原道路を経由して遠矢で国道391号へ入り、細岡展望台への入口があるので行きます。

国道240号を南下してるときは車の列ができていましたが、その時の私は関東の感覚なので何も思いません。しかし釧路湿原道路の入口に入るまでがまあまあ長い。事前に知っていたので覚悟はしていましたがやっぱり長い。そして釧路湿原道路へ入ります。

まあここがとにかく直線だらけ。これはスピード出したくなりますね、、。ですが当時の私はまだ関東の感覚なので、速くても60kmちょいぐらいでした。そしてここで早速洗礼をうけます、、
後ろから明らかに高速道路並みの速さでかっ飛ばしてくる道民が!!
いや私60km/h出してるんですけど、、!?遅くないんですけど!?
はい、当時はそんな風に思っていましたが北海道では60km/hは遅いです。そしてあっという間に追い越されました。これが、、北海道の運転、、!
その後も数台来ましたが見事に追い抜かされました。

そしてこの釧路湿原道路、とにかく何もなく、信号機ももちろんありません。60km/hでただただ走っていて、その間釧路湿原からの阿寒岳がよく見えて絶景でした。遠矢で信号機が見えた時は、「やっと信号機だ、、」と思いました。市街地近くでこんな景色は関東じゃまずありません。

国道391号に到着し、左折します。この道を北上すると標茶町を経由して弟子屈町に行きます。とりあえず細岡展望台入口まで北上しますが、まあここでも洗礼が待ち構えていました。時速60km/hほどで走ってると後ろから道民の車が、、しかも今度は追い越しせず車間距離を詰めてくるタイプでした、、
後ろからの圧を感じなるべくスピードを出そうとするも関東感覚の私にまだそんな勇気はありません。
まだ北海道歴2時間弱だから許してください、、
するとここで救済がありました、「ゆずり車線」!!
なるほど、、走りやすい北海道では交通を円滑にするためにこんなものがあるんですね、、!
すぐさまゆずり車線に入りました。しかしこの快楽もつかの間。あっという間にゆずり車線は終わり、また後ろからの圧を感じながら運転しました。そしてようやく細岡展望台への入口が。この移動中の間に本当にいろいろあり学びました。

細岡展望台入口に入ると、、砂利道がでてきたりしました。いきなり!?
パンクにおびえながらもゆっくーり走って無事通過しましたら、今度は中央がかなり盛り上がった舗装路。見慣れない光景におびえながらもなんとか細岡駅前をいつの間にか通過し、駐車場へ到着しました。

北海道へ来る前は駐車が下手だったので、近くの霊園で30回くらい駐車練習を繰り返していたので、ここで練習の成果を!!と思ってやってみたものの失敗したのでA氏に交代して駐車しました。

ここから細岡展望台へは5分ほど上り坂ですが、ここでA氏まさかの疲労困憊状態に。今回の旅行は登山もあるのでちょっと不安にはなりました。

林道を歩くと入口がでてきたのでここを歩くと、、

すごぉぉ!めっちゃ見える!!!
こんな広大な空間が手付かずの大自然、、あまりの壮大でびっくりしました。奥の山は白糠丘陵の最高峰、ウコタキヌプリです。

そんな大自然を後にし、車に戻ります。釧路湿原駅も寄ってみたかったのですが、A氏が疲れていたのでまた別の機会に。

そして戻りも砂利道を慎重に、、、無事に国道391号へ戻りました。というわけで次は達古武オートキャンプ場、釧路町の難読地名ロード前半戦のスタート地点です。

4. 釧路町難読地名ロード(前半戦)

国道391号へ戻った後はさらに北上、キャンプ場入口で左折します。キャンプ場へ向かうこの道は達古武湖の北側沿いで、細岡展望台への道は湖の南側沿いです。一周できる道が欲しいですが、自然を破壊するのはよくないのでまああまり気にしないで行きましょう。キャンプ場までの道は細岡展望台までの道と比べて、しっかり舗装されていて走りやすかったです。しかしちょっとだけ道が狭くなってました。関東感覚ではちょっと広いくらいの道なのにちょっと不安に、。どうやら北海道感覚へ変わり始めているようです。
そんなこんなで達古武オートキャンプ場へ到着しました。駐車場入り口に看板が設置してありました。

達古武オートキャンプ場

そしてここからはこの看板をめぐります。そのためここからはこういう地名には全く興味がないA氏が運転します。続いては「鳥通」ですが、まあここまでの道の途中から砂利道でした。ここ団地だからせめてここは舗装したほうがいいのでは、、と思ってしまいました

鳥通地区会館

国道391号に出ては遠矢2丁目で右折して、また戻ってくるとそんな感じの々です。というわけで右折した後はまっすぐですが、私と違ってA氏は運転好きなのもあり、こういうとこを早速かっ飛ばしてました。どうやら彼にはもう北海道感覚が染みついてるようです。踏切が出てきたところにありました。この踏切を渡るとイワボッキ集落です。

岩保木踏切

国道391号へ出たあとは南下し、道路沿いにあります。釧路町役場遠矢支所です。

釧路町役場 遠矢支所

遠矢支所を南下したすぐ踏切を越えて「わらび」に入って進んだ先に続いての看板があります。

床丹地区会館

床丹地区会館を進んですぐ右折した先にまた踏切がありましたが、ここでノロッコ号を目撃しました。ラッキー!

(めっちゃ雑ですがナンバープレートにはモザイクかけてます)

国道391号をまた南下し、次の交差点を左折して、その道中にありました。

天寧地区コミュニティセンター

これで「てんねる」と読むのはなかなか面白いですね。この道をそのまままっすぐ進んで、釧路町役場横を通って国道44号に入り右折すると別保公園の駐車場があるので、そこを入ります。

別保公園駐車場

ん、、?「オビラシケ」?「雪裡太」?そんな看板見てないんですが、、?まあそれもそうで、この地名看板はまだ全て設置したわけではないので、次の冬の際にはこの夏に設置してなかった看板を見に行こうと思います(行政にお問い合わせ済み)。

さて、これで難読地名ロードの前半戦が終了です。いったんここで釧路和商市場へ行って昼ごはんを調達します。

5. 釧路和商市場

難読地名ロードは釧路町ですが、和商市場は釧路市です。紛らわしい!!
途中で初のセイコーマート、略してセコマに寄りました。ここでフライドチキンを購入。うっま!!!

セコマのホットシェフを堪能したところで、釧路駅前まで行きましょう。
途中駐車場どこ状態になって迷走しましたが何とか見つけて無事到着。

これが!!釧路和商市場!
ここに来た理由はもちろん、勝手丼!!!
とその前に、まずはここで飲むヨーグルトを購入。ここでは阿寒町・鶴居村・標茶町・浜中町の飲むヨーグルト(名前は省略)が売ってるので、配送依頼で購入。やはりクール便は高いです。来た当時は鶴居村の飲むヨーグルトだけ売ってたので、これだけは現地購入し翌日朝に飲みました。めっちゃおいしかったです。

というわけで本題の勝手丼を!!
勝手丼とは、自分でお好みに海鮮を選び、オリジナルの海鮮丼を作るシステムの丼ものです。どのネタも鮮度も値段も高いです。美味しそう!

買ったネタの写真撮り忘れた(泣)

ここではまず最初にご飯を購入します。海鮮を扱っている店とはまた違うところで売っています。困った時は店の人が教えてくれます。というわけで大好物のマグロやねぎとろ、いくらにとびこを買いました。本来ならすぐ食べたいのですが時間が押してるので持ち帰りで購入。というわけで和商市場を後にし、難読地名ロード後半戦開始です。ここからが本番です。

6. 釧路町難読地名ロード(後半戦)

又飯時までは私が運転して、その間にA氏が勝手丼を食べるという想定だったのですが、私のヨーグルト購入が長引いたのですでに和商市場で完食してました。ちなみに私は又飯時から看板をめぐってる最中に食べました。最高に美味しかったのですが、写真を撮り損ねたのが悔しいです。道道142号へ入ると、又飯時集落への分岐に設置してありました。

そしてこの辺りからは道路沿いにはマジで何もありません。
ここからは特に何もないときは何も書かず巻きで写真貼っていきます。ちなみにこれらの看板はだいたい集落入口の分岐に設置してあります。

こちら「嬰」の字は昔は「⿰隺契」という2024年現在未だに入力できない漢字が使われており、以前の看板では実際に見られましたが現在はこの看板に変えられました。

釧路町役場 昆布森支所

釧路町に合併する前にあった昆布森村の中心地です。この看板は釧路町役場 昆布森支所にあります。

こちら来止臥集落へ入ると、現在はキトウシ野営場になっています。

地形図に十町瀬集落への道が書いておらず、分岐がどのあたりかわからないためかなり外をじっくり見ながら、ご飯に海鮮を乗せていました。

「ぶゆま」とも言われたりしてます。

初無敵集落への道はないので(船でしか行けない)、地形図では手がかりがなくこちらもかなり注意深く探しながら見つけました。この頃に私の勝手丼が完成しました。

ここには「セキネップ展望広場」があるので、A氏はここでトイレ休憩。私は勝手丼を堪能しました。美味い!

波の音はするんだけどねー、、

本当は海がきれいに見えるんでしょうねー、残念です。ここでは私の天気運も効かなかったようです。

こちらも分遣瀬集落への分岐というものはありません。

こちらはアイヌ語地名ではありません。そして看板も昔のままです。びっくりなのは実はこの円山が釧路町の最高峰です。めっちゃ海岸寄りなのに内陸部よりも高いとは、!

道道142号を進むとここで突き当りになります。まずは右へ。

ここ知方学にはなんと知方学小学校があります。しかしこんなだだっ広い地域なのでスクールバスがあるようです。小学校前の分岐を左に曲がりさらに進みますが、、

ここからは完全なる砂利道!まあこの先は集落入口はありますが全て廃村で住民が誰一人としていないので、舗装する必要性があまりないようです。

この先にはかつての集落が、、

こちら去来牛集落へは現在車で入れません。集落内には神社とかもあったりするんですけどね、、。いつかは徒歩でいいから入ってみたいです。

尻羽岬到着!難読地名ロードの最果てです。ここからは片道徒歩20分ほどで岬の先端に行けますが、看板後ろからもわかるように霧まみれなので今回は行きません。
というわけでここからは老者舞まで戻ります。道道142号を進みます。

こちらは日本語地名かな?文字が薄くて読みづらい、、。「番屋」とはざっくりいうと漁師が寝泊まりするような小屋のことです。小平町では番屋が道の駅になっていたりします。

ここまでくると公園などちょっとした市街地で現在も住んでる人がいますし、中には学生も。ん?「重蘭窮」??こちらもまだ設置してない看板なので冬に見に行きます。
道道142号を進むと途中で北側に右折する場所が出てきますが、一旦ここをまっすぐ進んで、すぐ左折します。

文字が見づらくて読めない、、

到着!!オタクパウシ!!
これで全ての看板を見落とさずに到着しました!
なおA氏はここまで路駐しまくったために路駐がうまくなったそうです。
さて、続いて向かうは道の駅 厚岸グルメパークですが、途中に森高牧場直営店というのを見つけたので向かうことに。

7. 道の駅 厚岸グルメパーク

森高牧場直営店は道の駅 厚岸グルメパークに行く途中にあります。ここでミルクシェイクを購入。さすが北海道、、美味しい!

やっぱり北海道来たからには乳製品は堪能しないとね。

さてさて美味しい美味しいミルクシェイクを飲んだところですぐ近くの道の駅 厚岸グルメパークへ到着。ここでは厚岸名物の牡蠣が食べられ、珍しく19時まで営業してる道の駅ですが、なんと残念なことにこの日(月曜日)は定休日でした!!7分の1を引いてしまった、、!

定休日なのが惜しい

しかしここからは厚岸市街地や厚岸湖を眺めることができました。

霧がひどいけどなんとか下の方は見えました。

写真中央部の赤い橋を進みます。本当はすぐ近くの別寒辺牛湿原を見に行こうと思っていたのですが、展望台らしきものはなさそうですし、あそこは電車が走ってるので簡単に見れます。なのでこのまま赤い橋を渡って北太平洋シーサイドラインを走ります。その前に途中のセコマで晩ご飯調達。

晩ご飯はこれだけです

泊まる予定の道の駅 スワン44ねむろは、町からは離れた場所にあり周囲にはレストランやコンビニは一軒もありません。なのでここで買います。晩ご飯めっちゃ少ないですが、これもこれで美味しい!ついでにここで氷を購入。クーラーボックスを持ってきていたので、釧路和商市場で買った鶴居村の飲むヨーグルトを保存。これで明日までなんとか持ちます。

8. 北太平洋シーサイドライン

もともとここを通らず、鉄道沿いの国道を進むつもりだったのですが、まああそこは鉄道で行けばいいですし、逆に北太平洋シーサイドラインは車でしか行けないのでこの道を選択しました。いい景色なんでしょうね!!晴れてれば!!
この時霧がひどすぎて何も見えません。

厚岸の赤い橋を渡るとすぐに全く建物がない道路となりました。思わず興奮してしまいますね。完全に森の中となり、道路脇にはついに鹿が出てきました。初日から見れるとは!!そしてここである言葉を思い出しました。
「北海道では鹿の衝突事故が多いので、午後4時以降は特にスピードを落として走って下さいね」
まあしかし本日のゴールはまだまだ先、そしてA氏は大の運転好きなので早速こんな場所を80km/hくらいで飛ばします。いやよく初日で飛ばすね!!
翌日から飛ばすのはまだわかりますが、我々は今日北海道に初めて来たんですよ!!とはいうものの私が運転すると鹿や警察の怖さで絶対ゆっくり行っちゃうので正直こんな風に飛ばしてくれた方がありがたかったです。

こんな感じで飛ばしていると琵琶瀬展望台に到着しました。
もちろん霧がひどく何も見えません。

霧すぎて何も見えない!
なんかエモくない?

そしてこの時は18時を過ぎたばかりなのですが、もう日没していてもうすぐ真っ暗です。関東じゃこの時期はまだ日没してるかどうかくらいなのに。やっぱり北海道は早いですね。

さてさてここからはもう夜なので何も見るものはありません。ただただゴールへ向かいます。浜中町へ入るととにかく鹿がたくさん。道路脇に大量に見られましたが一回なんと鹿が前に飛び出してきました。

なんか夕方になると人には聞こえない周波数で鹿に自分たちの存在を知らせるとか。

1秒でも早ければ鹿に衝突して初日で終了してたかもしれないです。この車は鹿避け笛装着車というものらしいですが、過信はやはり良くないですね。
このまま走り続けて、道道142号の入口がある浜中町榊町で左折します。ここで北太平洋シーサイドラインを途中離脱します。日中の時に晴れてればきっと素晴らしい景色だったんでしょうけど、まあこれも別の機会に、、。

9. 道の駅 スワン44ねむろ

榊町で左折したあとは、国道44号へ向かうわけですが、やはりここの道中も何もありません。関東感覚を捨てきれていない私たちは「なんもないね!!」とこれも面白がっていましたが、だんだん慣れてきてしまうのが人間ってものです。

国道44号に入ってからはとにかく飛ばすA氏。ただでさえあまりの速さでびっくりしてしまう私ですが、なんと後ろから明らかに100km/h超えてる道民の車が追い越してきました。60km/hで追い越されるのはまだわかりますがこれにはさすがにA氏もびっくり。

まあですがこの国道44号、これはどこかで聞いた話ですが、日本で一番平均速度が速い道路なんだそうです。その記録は平均「78km/h」、、。いや平均で法定ガッツリ超えてるじゃん!!!そしてこれを裏付けるように、Google Mapで時間を調べてみると、、(Google Mapはいろんな人のデータを基に時間を表示しているとか、)

時速60kmで走ってたら34分はかかる道なのに

34.7kmを29分!?つまり多くの方が60km/h以上の速度を出しているようです。これは恐ろしい、、

そして暗くなってからだいたい1時間、19時にゴール地点、道の駅スワン44ねむろに到着しました。ここまでの道中、道の駅周辺は本当に何もないので、買い出しできる場所もありません。

めっちゃぼやけけてるのはごめんなさい

父親に到着報告をするわけですが、「初日からこんな時間まで運転するな」と言われました。まあ今日は予定上では2週間の中で一番忙しい日なので明日からはちゃんと18時ごろには到着できるようにします(ですがちゃんと18時までに到着した日は一度もありませんでした)。

さてさて、車を借りる際は無造作に乗せた荷物を開けて、いろいろ寝る準備をします。ですが、、

聞いてた話と違う

フルフラットにできない!!!!!
本来はこの写真に席を倒す用のレバーがついてるはずなんです。これがないのでさあどうしようかと。しかし私は借りる際にしっかりフルフラットになるか聞いていて答えは「YES」でした。つまりいざとなればこっちのもんです(((。
どうしようどうしようとなってたらA氏がフルフラットにする方法が書いてあるサイトを見つけました。どうやら別のやり方があるとか、、
試してみたらなんとフルフラットになりました。
はい、ご迷惑おかけしました。ちゃんとなりました。

さてさて寝る場所作りを始めるわけですが、先ほどの写真の通り、ハイゼットカーゴは軽バンなので、本来は荷物を運んだりする車で、とにかく床は硬いです。ですがこれを見越してしっかり対策しました。

というわけで2週間のベッドであるDABADAのエアマットの登場!

自動吸引してくれるので放置してたら自然と膨らみます。というわけで寝てみると、、いいね!少し床の硬さがあるけど、、問題なく寝れます!

寝る準備も整ったところで、今日はこれにて終了!初日からドタバタでいろいろありましたがまあ無事でよかった!

おやすみなさい!

10. 移動ルート

釧路空港~釧路和商市場

(引用:Google Map)

釧路和商市場~道の駅スワン44ねむろ

(引用:Google Map)

11. おわりに

1年前から夢見ては、運転免許取得や掛け持ちバイトなど自分の力で頑張って掴んだ夢でした。しかし正直に言うとあっち行ったりこっち行ったりで忙しかったので「北海道来たぁぁぁ!」って気分に浸る時間があまりなく、実感もそんなになかったです。ですがまだまだこれから!あと13日もあるんですから!少しずつでも北海道にいる気分を味わうことにしましょう!
というわけで1日目は以上です。

読んでくれてありがとうございました。

(ちょうどこの行で10000字)

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