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北海道旅行に行ってきた話①:13日目〜北へ篇〜

北海道旅行に行ってきたのでその13日目の記録です。

0日目:https://note.com/fi_timeizuki/n/n3e4aee6a56ee(まとめ等)
1日目:https://note.com/fi_timeizuki/n/n498b5576273a(初日)
12日目:https://note.com/fi_timeizuki/n/nd0f67b017a61(前日)

今日寄る所
・旭岳ロープウェイ
・道の駅  香りの里・たきのうえ
・道の駅 にしおこっぺ花夢
・道の駅 森と湖の里ほろかない
・北母子里駅
・道の駅 びふか
・道の駅 おといねっぷ
・筬島駅
・北海道命名之地
・佐久駅
・道の駅 なかがわ
・天塩中川駅
・問寒別駅
・糠南駅

1. 旭岳ロープウェイ

さっっっっっむ!!
おはようございます~

あまりの寒さに日の出前に起きました。荷造りの時に布団を減らしたのが良くなかった、、、
なんとか暖をとろうとしますが薄い布団では全然寒さをしのげません。寒さと葛藤すること30分程立ち、だんだん明るくなってきたころに旭岳のライブカメラを確認してみると、シルエットがくっきり写っていました。
これは行くしかない!寒さしのぎは諦めて出発しました。この時の気温は9℃。寒い!
まさかの9月で車のエアコンをつける日が来るとは思いませんでした。

それではいきましょう!

運転すること1時間近く、旭岳温泉までやってきました。4日目の時はここで温泉に入って引き返しました。

おぉ!よく見える!まだ朝日が昇ってないので暗いですが今日の天気は晴れのようですね。
ロープウェイ駅に到着し、チケットを購入するわけですが、この時買った時間が5時58分、始発の6時にギリギリ間に合いませんでしたが、臨時便がありそこに乗ることができました。
こんな朝っぱらからロープウェイに乗る人たちはほとんどが登山者です。私も旭岳登ってみたかった、、

6時5分、ロープウェイが来たのでいきましょう!!

やっば!めっちゃいい天気じゃん!!
これは上での散歩も期待できそう、、!

夕張岳(左)と芦別岳(中央)

夕張山地だ!!雲ひとつない!!

左から順に隈根尻山・ピンネシリ・神居尻山

樺戸山地!!

左が群別岳、右が暑寒別岳

あれは、、!
9日目の時は曇って見れなかった日本二百名山の暑寒別岳!!

左側が表大雪、右側が十勝火山群

おぉ、、!!!表大雪も十勝火山群もよく見える、、!!
まじで今日はコンディション抜群すぎる!

右端はシアッシリ山かな?

ピヤシリ山!!

あれは、、羊蹄山!?!?
ニセコとかにあるあたりの山がこんなとこから見れるの!?

そんなこんなでロープウェイも着いたのでおります。

最低気温は4.4℃だったが撮り逃した

4.5℃!?関東じゃ冬の気温!!

旭岳だ!!北海道の最高峰!!

それじゃあいろいろな山を見れたところで、6時17分、出発!

まあ寒いっちゃ寒いですが厚着してるのでまあ耐えられる寒さです。
6時27分、最初の展望台に到着しました。

いやーすごいですね!紅葉も始まってます!
こんなところに住むのも少し憧れますね、、。

旭岳の北側にある、当麻岳・安足間岳・比布岳・鋸岳です。

素晴らしい天気です!

満月沼です。

すり鉢池です。

鏡池です。この時は無風で本当に良く旭岳が映ります。

すり鉢池と鏡池を合わせて夫婦池と呼びます。

すごい景色、、今日は最高の山日和でした、、。

登山者が続々と登ってますね!

噴煙まで行ける硫黄山はイレギュラーかもしれない

旭岳の姿見の池沿いにある展望台まで来ました。
噴煙すごい!音もよく聞こえます。

6時53分、旭岳ロープウェイの最終目的地、姿見の池に到着です。またいつか来た時は山頂へ、、!

左から順に中央の山まで、忠別岳・化雲岳・トムラウシ

こんなによく見えるとは思わなかったです、、。

湿地の草は黄金色になってますね〜

というわけで戻ってきました〜
7時15分のロープウェイで下ります。
バイバイ旭岳!

これはまじでやばい景色ですよ、、

ロープウェイから降りて車でここまできました。
駐車場から出る時に係の人から「え?あ、もう出るの?」とびっくりされながら誘導されました。まあ登山者は数時間は帰ってこないのが普通ですからね、、

やっと見えた上ホロカメットク山

4日目・5日目・12日目と全部見えなかった十勝岳も最後の最後でやっとその姿を見せてくれました。よかった、、!

最後にもう一度旭岳!バイバイ!

というわけで大雪山をゆるゆる堪能したところで次の目的地、道の駅 香りの里・たきのうえへ向かいます。

2. 道の駅 香りの里・たきのうえ

この旅行では毎度毎度5時には起きてますが、最近はその早起きで眠気も結構出てきてしまっている状況でした。とにかく運転してて眠くて眠くて仕方がなくて、目が覚めては軌道修正するというのを繰り返して流石に危ないと思ったのでさすがに当麻駅すぐ近くのセイコーマートに寄ってご飯を買った後はしばらく仮眠をとりました。

当麻駅近くのセイコーマートで買ったコーヒー牛乳を飲みながら進みます。正直言って北海道来る前よりかなり運転が上達した気がします。

3度目となる愛別の高速です。今度は浮島ICで降ります。浮島で降りると滝上へ行く国道273号に降ります。ここを北上します。

道中には浮島トンネルがあります。浮島といえば浮島湿原が知られていますね。寄ってみたくてなんとかして行程に入れようとしたのですが登山と変わらない装備が必要になりそうなのと往復に時間かかりそうなので諦めました。

浮島トンネルを抜けると滝上町に入ります。とにかく森ばかりで何もありません。

標高は低いが山の大きさは羊蹄山並みの巨大な山

あれは、、鬱岳!見えた!!
見たい山リストには入れていたものの見えるかどうか一番不安だったもので、今回ルート変更したおかげで見れました。

滝上の自然を満喫しながら走って、10時10分、道の駅 香りの里・たきのうえに到着しました。

かなり賑わっていて地元で採れた野菜なども売っていました。子どももいたりなんかして、地域の人々が集まる場所になっているようですね。次は西興部へ向かって出発します。

3. 道の駅 にしおこっぺ花夢

Wikipediaに同じ画像がありますが私が撮ったものです

あれは、、ウエンシリ岳!
「悪い山」と言われるほど険しい山だそうです。
このあたりでも目立った山ですね〜

札久留峠を越えると西興部村の市街地が見えてきました。しかし何やらオレンジ色の建物が結構多い、、。どうやら西興部村は新設の診療所や保育所にはオレンジ色の建物(屋根は緑)を立てているようで、村のシンボルカラーだそうです。鮮やか!

道の駅は市街地にはなく、ここから名寄方向に進む道中の上興部にあります。

道端の花もオレンジ色

しかしこの村のオレンジ具合はすごいです。

11時15分、道の駅 にしおこっぺ花夢に到着しました。
なんとなく想像はしてましたがやはりオレンジ色でした。ここで飲むヨーグルトを買おうと思ったのですが売ってませんでした。帰ったらネットで買おうと思ったのですが予想以上に旅行でお金を使ったので未だに買えていません。

何やらすごい作品がありました。

天気予報を見ると良さそうなので幌加内町を目指します。

4. 道の駅 森と湖の里ほろかない

10日目にも行きましたがこの時は天気が良くなく、見たかったピッシリ山と三頭山が見れなかったので今日のうちに見に行きます。

天北峠を越えると下川町に入ります。
ここでは特に寄る場所はないので素通りします。

名寄市の風連町を通り過ぎていき、幌加内町へ入ると、、

Wikipediaにも同じ画像がありますが私が撮ったものです

おぉ!あれがまさしくピッシリ山!!
今度はちゃんと見れた!そして朱鞠内湖もやっぱりいいところですね!自然がすごく魅力的な場所です。

ここはとにかく静かな場所で、車が近づけばすぐわかります。とはいうものの車も全然いないです。

お!三頭山だ!!
なんとか今回の旅行で見れました!!
本当に10日目の時は悔しかったもので、、
見れてよかったです。

14時5分、道の駅 森と湖の里ほろかないに到着です。
結構車も多かったです。
ここではカントリーサインマグネットを買いました。-41.2℃という文字がカントリーサインに大きく書いてあります。

ではでは次は道の駅 なかがわを目指します。朱鞠内湖は満足したので寄りませんでした。

5. 北海道命名之地

美深峠を経て美深町に入ります。その前に個人的にちょっと気になった場所がありまして、。
いろいろな集落がありますがなぜか母子里集落を見てみたいと思ったので少しだけ母子里に滞在しました。

おぉ、、これが母子里集落、、
おそらく最盛期と比べたらかなり人口も減少したのかなと思います。
北海道行く前に父親から北海道の地図の本をもらっていて、それが結構前の地図で深名線が載っていました。というのを思い出してこの集落にあった北母子里駅跡に寄ってみようと思いました。

とにかく静かで、動物らしき音がするくらい

現在はNTTの携帯電話中継局が建っていて、駅舎は残っていません。かつて線路があった場所は草に覆われていて、踏み跡があったのでなんとか見に行けた感じです。ホームの部分は今でも残っているようで、そこだけは小高くなっていますが草に覆われていて行けそうにはないです。
以上北母子里駅でした。

もう一つ蕗の台というところも行ってみたかったのですが往復に時間がかかりそうなのでやめました。蕗の台は今となっては消滅集落となってしまった場所で、その面影とかあったりしないか見てみたかったです。

では母子里集落を出発しましょう。来たばっかりの時はびっくりしていた何もない道路にも慣れてしまい何も思わなくなりました。だからといって本州の道路が恋しくなるわけでもないです。
美深峠を通りますがまあとにかく何もないです。
ずっと森の中を走ります。
美深市街地に降りた後は国道40号に入り北へ走ると、道の駅 びふかに到着します。
ここでは特に何もしませんでした。

次の道の駅 おといねっぷへ、早めに出発しました。道民なりの速度で走ってると、、
やばい!!
道路脇のスペースから取り締まり中のパトカーが現れました。思わずブレーキを減速してなんとか捕まりませんでした(道民なりとは言え元々捕まるような速度でもなかったんですが)。

生 そ ば あ る よ(2回目)

16時18分、道の駅 おといねっぷに到着しました。気になった音威子府そばは残念ながら売っていません。しかしなぜか道の駅 びふかには売っています()。

ここも長居せずに出発します。
道の駅 おといねっぷは国道40号と国道275号が合流する交差点に位置します。
6日目の時は交差点をまっすぐ進んで中頓別町に行きましたが今日は左に曲がって中川町へ向かいます。
しばらく走っていると筬島集落に到着します。せっかくだから筬島駅でも見に行こうかと思って寄りました。

やっぱりこういうこじんまりした駅舎にはなぜか魅力を感じます、、。

さてさて筬島集落の近くには北海道命名之地があります。国道40号に戻るとすぐに入り口が出てきます。駐車場へは砂利道です。

駐車場にはもう1台いるが人は見当たらなかった

ほぉ!!ここが北海道命名之地!!

なるほど!!
今まで「東海道」と同じような感じで「北海道」という名がついたのかと思ってたんですが、どうやら「北海道」も立派なアイヌ語地名のようですね。知らなかった!!
ここで北海道という名前がつけられたわけではなく、「北海道」という名前が思いつくきっかけになった場所のようです。
このあたりもとにかく静かでした。

ではでは次に道の駅 なかがわへ向かいましょう。

6. 問寒別駅・糠南駅

もともと道の駅 てしおまで行くつもりでしたがそんな時間なさそうなので道の駅 なかがわを最終目的地にします。まあ明日昼までに稚内着けばいいので大丈夫でしょう。

天塩川に沿って作られた国道40号はしばらく走ると東方向の道路からいきなり北方向になります。
それまでは尾根と沢を走るので多少混乱はしましたがそれでも走っているとだいたい進行方向が北に変わった瞬間を感じ取れたりします。
さて北に変わってすぐ、橋で天塩川を渡ると佐久集落があります。

というわけでやってきました佐久駅です。
ここは佐久ふるさと伝承館が駅舎となっていて、立派な建物です。いろいろ中には開拓時の歴史などさまざまなものが展示されているようです。
集落を走ると人がいたので、利用者はいないというわけではなさそうですが、それでもかなり少ないというのはわかります。
佐久集落を後にして国道40号を走ると、、
17時5分、道の駅 なかがわに到着しました。
しかしまだ終わりではありません。

先ほど母子里集落を見てきましたがもう一つ見てみたい集落があるのでそこに行きます。
その集落というのは幌延町の問寒別集落で、中川からはそこまで離れていません。

その前に筬島、佐久と来たので次は天塩中川駅へ。

17時13分、天塩中川駅に到着です。
なかなか和風らしさも感じる素敵な駅舎です。
というわけでここからは問寒別駅へ向かいます。
市街地は学生も歩いていたりしました。
しかし北海道は本当に市街地とそうでないところの境目がはっきりしていて、いきなり草地の景色に変わりました。

筬島駅の色違い

17時30分、問寒別駅に到着しました。筬島駅と結構形が似てる駅ですね。
ここ問寒別集落は今でも住人はいて、問寒別小中学校があります。
私が中でも気になったのは上問寒と中問寒なので、そこに向かって走ります。
道中はとにかく牧草地で対向車すらいないので走りやすいです。こういう田舎は魅力的ですね〜。
問寒別集落を見に行く以外にも実はもう一つやりたいことがあって上問寒・中問寒に向かってます。それは問寒別集落から見える2つの山を見に行くという目的です。

左は知駒岳、右は摺鉢山

しかし上問寒行くまでの間に見えてしまいました。まずは知駒岳です。山頂近くまで車道が伸びておりそこから眺める中頓別町が絶景だとか。
こんな時間ですし天気も良くないので行きませんでした。

もう一つはイソサンヌプリです。
というわけで目的は果たしてしまったので戻ります。
帰り道を調べてるともう一つ近くに駅があるようでせっかくなのでそちらも向かうことに。

これから向かうのは糠南駅です。

17時46分、糠南駅に到着しました。ここは紛れもなく無人駅で、付近に民家や集落はなく牧草地が広がるだけです。
駅舎を見て思い出しましたが、ここは「月曜から夜更かし」に取り上げられていた駅ですね。北海道の無人駅といえば小幌駅が有名ですがそれと一緒に無人駅としてテレビで放送されていました。一度廃止にする可能性はあったものの現在は幌延町管理になって存続しています。
観光地化を図っており、ここ糠南駅のイメージキャラクターもあったりします。「ぬかにゃん」というのですがまさかの物置サイズの待合室がモチーフになっています。
他にもここ糠南駅ではクリスマスパーティーが開催されているようでいろいろ特徴がある無人駅ではあります。

まるで物置、、中に入ると時刻表やここを訪れた人が書くノートがあったりしました。私もそのノートにせっかくなので記入しました。とてもとても小さな待合室ですが中にはちゃんと椅子があったりします。まるで秘密基地のようでこういうの私は好きですよ、!
時刻表を見るとどうやらもうすぐ電車が来るようです。ならばせっかくだし見てみよう!

ネコ?キツネ?

糠南駅で待っていると動物が来ていました。こちらが見ていると相手もじーっと見ていました。
そんな感じで時間が経つとやがて踏切の音が鳴り始め、動物は逃げていきました。

ほぉ!これが宗谷本線の電車ですか!
ここでおそらく旅行好きな人が1人降りました。これ最終便だし近くに何もないけどこの後どうするんだろう、、?

さてさて電車を見た後は道の駅 なかがわへ戻ります。

7. 道の駅 なかがわ

帰りは国道40号に出て戻ります。晩ご飯の前にまずはお風呂!
今回寄ったのはポンピラ・アクア・リズイングというホテルで、日帰り入浴します。

写真は翌日朝撮ったものです

釧路町にも同じ「ポンピラ」という地名がありますね。元々天塩中川駅は「誉平(ぽんぴら)駅」として開業したのでその時の地名がここで使われているようですね。風呂でゆっくり休んだとこで、次の晩ご飯!としたいところですが、なんともうどこも晩ご飯を食べれるところがなかったのでセコマで食べます。
コーラも買ってゆっくりしながら食べるたらこおにぎりやアイスは美味しかったです。

ではでは道の駅 なかがわへ戻ります。
明日には悲しいことに北海道を旅立ってしまうので今日のうちにある程度の荷造りなどを済ましておきました。あとは明日の朝に布団を片付ければOK!
おやすみなさい!

タ、、、

8. 移動ルート

9. おわりに

だんだん寒くなってきたと感じる13日目でした。
なんとかこれでとりあえず北海道の寄りたいところはほとんど寄れました。
さてさて明日には旅立つことになります。いろいろ良い思い出がたくさんあったこの旅行、流石に明日事故ったりすることがないように、、
というわけで13日目は以上です。

読んでくれてありがとうございました。

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