CL横浜2023 ディアルガVSTAR
お久しぶりです。ふみです。
「CL横浜2023(予選Bグループ)」に参加してきました。
結果は、5-3で完走及びDAY2進出まで届きませんでした。
過去の3度のCLでは、1-3,0-3,1-3だったので成長を感じることができました。
●デッキ選択経緯
今回は、「オリジンディアルガVSTAR」(以下、ディアルガVSTAR)のデッキを使用しました。
選択理由は、以下の通り。
①相手によって動きが大きく変わらない
→どの対面であっても、基本は変わらないので考えることが少ないです。
②動きの再現性を高めれば勝ちやすくなる。
→勝ちパターンが決まっているので、如何にそこまで持っていけるかの勝負です。
③1人回しで練度が上げやすい。
→回せば回すほど、攻めどきの見極めが付くようになりました。練習時間が十分に確保できない今の状態にはかなり合っていました。
次にデッキの形についてですが、「ターボディアルガ」(以下、ターボ構築)と言われる形では難しいと考えました。
難しいと考えた理由は以下の通り
❶アタッカーが3枚は欲しい
ターボ構築では、ディアルガVSTAR2枚、ザシアンVの3枚しかアタッカーになることが出来ず、サイド落ちなどを考慮すると3枚全てを使うのは難しいと考えました。
❷早さ勝負では分が悪い対面がある
「ギラティナVSTAR」や「ヒスイゾロアーク」などディアルガVSTARをワンパンでき、尚且つ早いデッキが存在しており、早さ勝負をするには分
が悪いです。
これらの理由からある程度の早さを残しつつ、継戦能力を高めた形を模索した結果が今回使用したリストになります。
●当日使用リスト
⭐︎ポケモン
⚫︎アタッカー
アタッカーになるポケモンは、「ディアルガVSTAR」、「ザシアンV,VSTAR」、「ザシアン」の3種類合計5枚になります。
・ディアルガVSTAR
メインアタッカーの「ディアルガVSTAR」については、サイド落ちなども考慮して3枚ずつの採用。
流石に追加ターン貰えて青天井の打点を持ってるので強いです。
・ザシアンV,VSTAR
「ザシアンV,VSTAR」3エネでVを倒せる打点があり、VSTARになると貫通能力を有します。
一部対面においては、「ザシアンV」でサイドを進める必要があるので、特性でエネが付くのも偉いです。
・ザシアン
相手のVSTARをスタークロノスの圏内に押し込む役割です。
ディアルガVSTARで削ると分が悪い対面で使います。メッソンやキュワワーを倒せる点も最低限やれる点だと思います。
⚫︎その他ポケモン
・ミュウ
使わない形も模索しましたが、詰め切ることができなかったため、最低枚数2枚の採用。
ロスト対面では撒き餌にしてキバナに繋げる役割もありました。
・バケッチャ
「頂への雪道」で止まるデッキなので対策カード。
・かがやくゲッコウガ
ドローが細いデッキのため実質ドロソです。
・ナマコブシ
いつ手札にきても嬉しいカード。
山にボールが余りがちなので、実質ドローに繋がるので入れてよかったカードです。
・ネオラントV
キバナを確実に触るためのカード。
スタートは絶対にしてほしくない。
・クロバットV
足りないカードを探すためのカード。
クロススイッチャーを使った後など手札が減るので、そのタイミングで使用するのが理想です。
⭐︎サポート
・とりつかい
器用にベンチとバトル場を入れ替えながら3ドローします。
バトル場に出すのは、回収ネットで戻せるポケモンを基本としてます。
・キバナ
「キバナ+メタルソーサー×2」で1ターンに4エネ付けられること。継戦能力を高めるために2枚採用。
・セイボリー
採用したくなかったカード。
但し、レジ対面で「セイボリー+スタークロノス」で盤面から4枚レジを減らせるので、抜けませんでした。(レジと当たりませんでした。)
・ボスの指令
クロススイッチャーと合わせて3回ベンチを呼び出せるように1枚採用。
イラストはサカキが1番好きです。
・マリィ
手札を流さないといけない対面もあると思い採用。使わないといけない対面で使えなかったです。視認性向上のため、SRを採用するのは心臓に悪かったです。
⭐︎グッズ
・ボール類
思ったよりもトラッシュに送るカードの選択肢が少ないので最低限。
「ディアルガVSTAR」に触りにくいため、クイックボールとハイパーボールの枚数を3枚ずつにしてもよかったかもしれないです。
・回収ネット
ミュウの試行回数が多くないため、基本はゲッコウガに使用します。
3枚で使用感的に足りてるので3枚
・エネルギー転送
ミュウで触れるエネルギー。
山札確認にも使用できる。
1枚はエネの現物でも良かったかもしれない。
・ポケモン入れ替え
基本的には、とりつかいで入れ替えるので1枚で気にならない範囲でした。
・風船
とりつかいした後に逃げたりできるようになる。
・大きなお守り
ワンパンを防ぐために採用。
今の環境だと採用せざる得ない感じがしました。
・学習装置
1エネ残ることで要求が変わるので必須カードでした。
⭐︎スタジアムとエネルギー
・トレーニングコート
隠し札しやすくなります。
・基本鋼エネルギー
10〜12の間だと思います。
⭐︎不採用カード
1.トレッキングシューズ
採用理由の言語化ができなかったので不採用。
2.バトルvipパス
初動でベンチを並べたいわけではないので不採用。
1枚採用も考えましたがやる1ターン目に触れる事の方が稀なので抜きました。
3.セレナ
手札が減らないのでドローに貢献できず、ベンチ呼び出しは足りていると判断し不採用。
4.シマボシ
カード戻せるのは強いけど、表出ないので諦めました。
5.穴抜けの紐
クロススイッチャーとの兼ね合いが悪かったため不採用。
6.ザマゼンタ(かたきうち)
非ルールのアタッカーがほしく試す時期もありましたが、3エネ付ける余裕がなく諦めました。
これあるとかがやくリザードン相手にボス要求ができるのは偉かったです。
●当日のマッチング
対戦デッキとサイド、先後については、下記画像の通りです。
じゃんけん7-1で先攻でゲーム出来てたのが、今回の結果になった一因だと思います。
・1戦目:アルセウスボスゴドラ
ザシアンVでボスゴドラV倒して、280出せるボスゴドラ用意してゲームセット。
いるかも?と話してはいましたがまさか対戦するとは思わず焦りました。
2戦目:ロストギラティナ
後1でミュウを取られましたが、先2でキバナからザシアンが完成。
そこからは、ザシアンVでサイド進行をし、ディアルガVSTARで〆て勝ち。
3戦目:アルセウスギラティナ
超タイプのザシアンVとか入ってて面白そうな形。
相手手札1枚、こちら他アタッカーなし、ベンチに手負いのディアルガVSTARがいる状態でボスないことを祈りながらターン返す。
ボスなかったので次ターンにスタークロノスから勝ち。
4戦目:ミュウVmax
お守りとかVガードとか入ってるやつ。
サイド3-2での時間切れ。
ターンが返ってきたら勝ちだっただけにメンタルやられました。
5戦目:裏工作パルキア
パルキアに80乗せて削りましたが、お守り付いてスタークロノスで倒せない展開に。
最後にサイド2枚取るためにディアルガVをベンチに置いたら、そことクロバット取られて終戦。
230はザシアンで出せるため、倒しにいくターンにザシアン用意すれば勝てたので明確にプレミ。
4戦目引きずってプレイが雑になってた感が否めないです。
6戦目:キュレムパルキア
今大会唯一の有利マッチ。
相手の動きも良くはなかったのでひたすら「ふとうのつるぎ」で手札整えてました。(マリィで流されましたが…笑)
ベンチを絞りながら戦ったためディアルガVSTARがパルキアに倒されることがなく、勝てた試合。
7戦目:ロストギラティナ
今日初めての後攻がロストギラティナ相手だったので最悪のスタート。
ただ、ザシアンでひたすらにギラティナ倒してたら後続立たずで勝ち。
聞いたところギラティナの枚数を絞ってるとのこと。
ここで5勝が確定して、「ヒスイバクフーンV」ゲット!
8戦目:ロストカイオーガ
初見過ぎて100戦やって100回負ける、そんな対戦でした。
スタークロノスをギリギリのターンで打ちましたが、マリィを打てず手札を流すことができず。
山が全部消えたと思ったらカイオーガ飛んできて負けました。
今振り返っても勝ち拾えた気がしないので、この負けは仕方ないかなと思います。
●有利不利
かなり大雑把かつ体感なので「へぇ〜」くらいの感覚で思ってください。
ソリティア的な要素が多いデッキではあるため、順当に回るかどうかが全てです。
⚫︎有利
弱点のつけるデッキ
(例:キュレム〇〇)
⚫︎微有利
ディアルガVSTARがワンパンされないデッキ
(例:アルセウス系統)
非ルールデッキ
(例:レジギガス)
⚫︎五分
裏工作パルキア
※お互いの周り方によるのでこの位置
⚫︎微不利
かがやくリザードンが絡むデッキ
(例:裏工作アルセウス、連撃ウーラオスなど)
ロストツールボックス(対戦回数0回のため体感)
⚫︎不利
ディアルガVSTARをワンパンできて早いデッキ
(例:ロストギラティナ、ヒスイゾロアーク)
●立ち回り
基本的には、スタークロノスから勝てるように立ち回ります。
そのため、序盤はザシアンVを上手く使う必要があります。手貼り権は、ディアルガに使いたいため、「ふとつのつるぎ」で1ヒットした際は付けていいと判断してます。
対戦していく中で待ちのターンを見極めるのも重要です。
無理に攻撃せずに「ふとうのつるぎ」で手札を整えるなどの判断が大切です。
待ちのターンについては、1エネ付いたディアルガを2面用意出来て、手札が足りない時は待っていいと思っています。
不利マッチとしてる「ギラティナVSTAR」や「ヒスイゾロアークVSTAR」については、「ディアルガVSTAR」を用意するよりもザシアンVで圧力を掛けていくのが理想となります。
大会中に対戦した「ロストギラティナ」に勝てたのは間違いなくザシアンVで戦うプランを確立していたからと言えます。
●最後に
久しぶりに参加した大型大会は、過去最高の成績かつプロモカードの「ヒスイバクフーンV」を手に入れることが出来ました。
ただ、予選完走、DAY2までの道のりはまだまだ遠いなと痛感しました。
次回、大型大会に出れる日がいつになるのかわかりませんが、次の目標は「完走」に設定したいなと思いました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回は、「ディアルガVSTAR」に関する構築とCL横浜2023に参加したレポートを中心に書かせて頂きました。
来月からシティリーグが始まるとのことなので、出た大会ではCSPを獲得できるように頑張りたいと思います。
画像引用元:ポケモンカードトレーナーズウェブサイト