ジャジーな世界
昨日『BLUE GIANT』の映画を観て、
今日『BLUE GIANT SUPREME』を5巻まで読んで
大分理解が深まって来たのだが
もう物質的な豊かさとか覇権を求めるために
激しく競争する時代はとっくに終わっていて、
個人個人がどれだけ精神的に充実できるか?
情熱を注げるものをもって生きれるか?
そういう時代になっているのではないかと思う。
ジャズのことはよくわからないが
ジャジーな感じは何となく分かる。
個人的には音楽的な才覚は皆無だが
聴くのは割と好きで、
ボーカルのないジャズの淡白な感じは
散々使いまくってるのに
技術的なところはよく理解出来ていない
ネットワークにどことなく通じるものがある。
ちゃんと勉強すれば段々と味わいが理解できてくるが
別に理解しなくても全く困らない。
よくわからないながらも
宮本大の生き方には憧れるのは
その熱量とか心揺さぶられる感動体験とかに
多少なりとも思い当たるところがあって、
宮本大にとってのジャズにあたるものが
自分にもあるような気がしてくるかもしれない。
特に意味のない人生に
意味のようなものを持たせられるとしたら
まずはそれを見つけて、
時間と情熱を注ぎこむことかと思う。
人や社会の役に立てばより良いと思うが
プロとして生きていけなくても
自分の中で満足できるレベルに持っていければ
QoLは大きく向上するだろう。
月並みではあるが、
まずはとにかく一生懸命やることで見えてくるし、
映画鑑賞でもスポーツ観戦でも、
一生懸命やっている人を見れば
何かしら触発されるものがある。
そうした目に見えないセッションが
折り重なって世界は紡がれているのかもしれない。