イベントでキャストリアをフレンド枠に出すときの注意点
皆さんこんにちは、現在開催されているクリスマスイベントもいよいよ大詰めとなり、多くのプレイヤーが目標達成に向け本気で周回をおこなっている最中だと思います。しかし、そのような本気で周回をおこなう方が多くなっている今だからからこフレンドとして出すサーヴァントには注意を払わなけれなりません。
そこで今回は、例年、こういったイベントが開催されると必ず発生するフレンド枠問題をフレンドを切られ易いものから順にキャストリアを事例にあげながら解説していきたいと思います。
なぜフレンド選出で問題が起きるのか
ここまで記事を読んでくださった方の中には「善意でだしているフレンドサーヴァントでなぜ問題が起きるのか」と考える人も多いと思います。そこで本題に移る前に、その理由をはっきりさせておくこうと思います。結論からいって、主な理由は「周回の邪魔になる」というものである場合がほとんどです。こういった理論に対し「それはミスした人のせい」と反論される方は多く、実際、私は、それが正しい意見だと思っています。しかし、残念ながら世の中には自分のミスを認められない人が一定数存在します。(私が調べたところ、とあるインターネットサイトで全国各地1000人を対象におこなわれたアンケートでは約3割の人がミスを他人のせいにしたことがあると回答していました)そして、そのような方は普段は何も問題なく過ごしていることがほとんどですが、BOXイベントのような長時間拘束がおこなわれるイベントの場合、疲労の蓄積や睡眠時間の減少などが引き金となって多大なるストレスがかかった結果、何かしらのアクションを起こす傾向にあります。ほとんどの場合、このような方とは関わらないことが一番ですが、SNSで誰とでもつながりを持てる時代、そいった方と関わってしますのは避けられません。そこで重要になってくるのがトラブルを起こさないための事前知識という訳です。
問題が起きる可能性が高い編成
このようなプレイヤー間の問題が発生する可能性が一番高い編成の一例として第一スキルと第二スキルがレベル10ではないキャストリアを完凸礼装でだす編成があげられます。
未スキルマキャストリア+凸礼装が好まれない理由
この編成の抱える問題は主に2つあります。1つ目は、スキルレベルがマックスではないため今回のような概念礼装の効果が50%のNPチャージだった場合、一ターン目に宝具が打てなくなることです。先日追加された変則クエストなどでシステム周回をおこなったことがある方にとっては周知の事実だと思いますが、BOXイベントではオーダーチェンジを含め、NPリチャージがギリギリになっていることがほとんどなので、キャストリアのスキルレベルがたった1違うだけでシステム周回が出来なくなってしまうことがあります。そのような場面では、大多数のプレイヤーが戦闘の継続ではなく撤退を選びますが、その後、再発防止のためフレンドを切られる可能性がとても高いく、最悪の場合、SNSなどで晒される可能性もあります。フレンドにキャストリアを出すだけでなぜそのような晒しを受けるのかと感じてしまいますがそのような行動の背景にはこの編成の抱える2つ目の理由が大きく関わっています。その2つ目の理由は、凸礼装を付けているためフィルター機能によってはじくことが出来ないというものです。
フィルター機能がわからない方もいらっしゃると思うのでフィルター機能について簡単に説明するとフィルター機能というのは一定の条件を設定し、その条件に合致しないサーヴァントをフレンド選択の際に表示しなくなるといった機能です。この機能は主にイベントの最中、集めたい素材の最高効率を目指しているプレイヤーが特定の概念礼装を装備しているサーヴァントを表示するために使用されます。そして、BOXイベントにおいて、プレイヤーの多くは札集めのために札の最高効率以外の礼装をはじく場合がほとんどなのですが、このフィルターではサーヴァントをスキルレベルによってはじくことが出来ないためキャストリアのスキルが10でない場合も、凸礼装を付けていれば表示出来てしまいます。そのため、このような状態でキャストリアが表示された場合、プレイヤーは例え、その人が善意で出しているキャストリアだったとしても「わざわざフィルター機能対策をしている荒し」という印象を受けてしまいます。
このような理由から、スキルレベルがマックスではない完凸礼装キャストリアをフレンド枠で表示することはプレイヤー間で度々問題になっているのです。
その他度々議論になっている編成
前述したようにスキルレベルマックスではないキャストリアを表示することはあまり推奨できない行為ですが、この他に度々議論が起こっている編成が存在します。それは、未スキルマキャストリアの通常サポート編成とイベント時キャストリアに絆礼装およびカルデアティータイムを付ける行為です。結論からいって、前者は問題になる可能性が高く、やめることを推奨したいですが、後者は問題になる確率が低いため、まだ許容範囲ではあると思います。まず前者についてですが、先ほどの話題でも触れた通り、フリークエストで三ターン周回をNPギリギリでおこなう場合に周回を不可能にする可能性があるため悪い印象を持つことがプレイヤーが多いです。フリークエストは時間や余裕があるときにおこなうことがほとんどなので晒しなどの被害にあうことはないと思いますが、フレンド切りがおこなわれる可能性はイベント時より高いので、どうしても通常サポートにキャストリアを出したい方は、大部分のフレンドからは見切りを付けられてしまうリスクがあることは覚えていてください。次に後者についてですが、こういった通常礼装は前述の通りフィルター機能で弾くことが可能であるため問題になることは皆無です。しかし、絆礼装はネタバレ防止の観点から嫌悪感を覚えるプレイヤーが一定数存在するので、問題にはなることは少ないですが、あまり褒められた行為ではないと思います。
最後に
最初に述べた通りこのような問題はフレンド選択でミスをおこしたプレイヤーに原因があることがほとんどですが、 人は、適度な緊張感をもって仕事をしていても、1000回に3回、必ずミスをするというデータがあるのもまた、事実です。つまり、BOXイベントのように周回を多くこなすゲームでは一定数のミスが発生するのは必然事項であり、そういったミスが発生した際に責任の所在を誰に求めるのか、という問題がBOXイベントで発生するのは仕方のないことだということです。ですが、こいった問題はプレイヤー間も少しの気づかい次第で未然に防ぐことが可能なので、心あたりがある方はフレンド枠に出すサーヴァントを今一度見直しみるのもありだと思います。
今回の記事ではキャストリアを事例にしましたが、こういった問題はスカディやライネスなど主に見方に対してNP配布が可能なサーヴァントが追加されるたびに議論になっています。私も初心者の頃、マーリンが強いという話を聴き、スキルレベルがマックスではないマーリンをフレンドに出したことがあるので初心者プレイヤーが「善意」でキャストリア等を出してしまう理由も理解出来ます。しかし、そういった行動がここまでの記事の通り完全に裏目にでてしまい相手プレイヤーにたいして深いな思いをさせてしまうことがあるのも理解しなければなりません。そのため初心者プレイヤーの方々は「自分は本当にキャストリアを出すべきなのか」をよく考えて編成を組むことをおすすめしまします。(FGOは自分一人でおこなうゲームであり、自分が楽しければそれでいいという考えのプレイヤーも存在していることは私も理解しており、そういった方々がフレンド枠を気にせず独自で楽しむことも良いことだと思ってはいますが、その場合、なにがあってもあくまで自己責任であることは仕方ないと思ってください。)
最後に、今回の記事ではキャストの再臨状態についてなどの問題には触れていませんが廃人レベルの方になるとそこでも注意を払わなければ成りません。しかし、これらは大多数のプレイヤーには当てはまらず、特に問題はないと私は考えています。ですので、気になる方は是非調べてみることをおすすめします。