(暫定ではなく)在宅&出社自由の勤務制度を開始しました
新型コロナウイルスの関係から、当社も2月末より在宅勤務を開始して延長を繰り返し継続して来てまして、「仕事も問題なく出来るね~」ということで、2020年6月1日より「(暫定ではなく)在宅(テレワーク)&出社自由の勤務制度」を開始しました。
◆株式会社ヴィンテージ
https://vintage.ne.jp/news/topics/entry-147.html
◆株式会社VIコンサルティング
https://vi-consulting.co.jp/2020/06/3668/
顧問の社労士事務所にも「在宅にする?いつまでですか?え、期限なし!?」と驚かれましたが、導入の流れを書きたいと思います。大手のニュースはありますが、地方中小企業の手探りな事例の一つとしてご参考まで。
なお、当社の情報や、テレワークをどんな風にやっているかは以下記事を参照ください。
経営側はもともと出張・外出が多く、自分たちはほぼテレワークに近いので違和感がありませんが、それまでほぼ事務所に出てきた人たちはどう思っているのか?とうことで、テレワークが始まってから2回目のアンケートで「コロナ関係なく今後どうしたい?」「何が困ってる?どう解決したい?」という社員の声を集め、それを全社会議で共有しました。
その時の資料の一部が以下です。googleフォームの画像貼り付けただけなので見にくくて恐縮ですが、大体半分くらいは、週の半分以上は在宅がいいな~という感じでした。
また、出社時に事務所が密にならないよう、社内出社定数を設け、出社曜日の希望を取り、人数がばらけるように調整しました。(以下はその提出を呼び掛けたときの図)
総務経理や事務系は郵送物や紙ものの処理があるので、出勤日数が多くなる傾向があります。あとは職種関係なく、出た方がメリハリ付く、自宅の環境が悪い(日当たりが悪い・・)などの人が出社を希望しました。
他には以下の対応を行いました。一部は現在進行形で行っています。
・自宅環境が悪かった人のPC等の環境整備
・入館カードキーなども持つ人を見直し
・通勤交通費を定期代orリアル出社日×実費の安い方で支給に変更
・在宅手当の支給開始(在宅勤務日数×単価)
・出社日が同じ人が近くならない・向き合わないように座席を変更。基本在宅の人が来る場合に使う席はフリー席に変更(まだ今から片付けが残っている・・・)
また、在宅になってから、以下のような課題点が上がっていました。
・相手の様子が見えなくて遠慮して質問が出来ない
・問いかけた質問への回答が来なくて進まない
・オンオフ切り替えが難しくてだらけてしまうor働きすぎてしまう
・タスク管理が上手くいかない
・会議が長引きがち
・上司からざっくりした指示が来た時はどうしたらいいか
(下3つは在宅関係ない気もしますが)
これらの課題感の解決と、減ってしまった社内のコミュニケーション活性化を目的として、社員で課題を話し合うワークショップを行いました。今後はそこで上げられた課題に社員のうち対応が上手な人にノウハウを教えてもらおうという勉強会を開催していく予定にしています。
テレワーク導入のマニュアルは厚生労働省のサイト等にあり、
様々な事例の記事もありますが、「労使で話し合ってください」「自社としての方針を決めてください」というのが多く、細かいところはやはり自社の都合に合わせて手探りでやっていくしかありません。
特に給与や待遇に当たるところは、従業員側としてはデリケートに受け取る部分だと思うので、決めるまであーでもないこーでもないと神経を使いました・・・
まだまだ体制構築は進行中で、今週は事務所の座席変更に伴う片付けや家具の入れ替えなどを予定しております。引き続き頑張ります!