女の声

その日僕は友達と一日中遊び、最後に飲み屋でお酒を飲んで家に帰宅したのでした。

朝からハードに遊んだ為、酔いもかなり回っておりフラフラしていたのを覚えています。

アパートの前に着き、鍵を開け家に入ると何か違和感を覚えました。
大体、この違和感を感じだ時は奴が出る時なんです。
そう、人類の敵であり、太古の大昔から進化を遂げ存在する漆黒のG。

廊下の電気を付けて辺りを見回しましたが、見当たらない。
これはリビングにいる奴だなと確信しリビングに向かう途中でした…何やらリビングから声が聞こえるのです。
ん？俺は一人暮らし、彼女も居なかったよな？と思い、もう一度耳を澄ましてみると成人女性の声が聞こえて来たのでした。
奴のことは忘れて一瞬で体の毛が逆立ち寒気がしました。
違和感の正体はこれかと思い…恐る恐るリビングに向かいリビングの扉がを開けると…

そこには画面の付いた一台のパソコンがありました。
声はどうやらそこから、聞こえてくるようでした。
と、次の瞬間。
「目をはなさいでって言ったのに…
提督何をしてるでーす」

そうです女性の声の正体は艦娘（艦隊これくしょのキャラクターの総称）だったのでした。
パソコンを付けっぱなしで出かけたことを忘れていました(๑˃̵ᴗ˂̵)
空気が違ったのは冷房が16度でガンガンにかかっていたせいでした笑

おしまい。