Tonamelを使ってKOF14でスイスドロー大会を開いてみた
こんにちは
FG宮崎副代表のまるこ!です。
2月1日にKOF14のオンライン大会をスイスドロー形式で開催しました。
他の業界では古くから採用されていたなかで、近年は他社の格闘ゲームにおいても開催されているコミュニティさんを目にする機会が増えてきており、流れに乗ってみたカタチです。
SNK社のオンライン大会では初めてスイスドローを採用して開催したので(オフでは以前CROSS-UPでの対戦会で採用されていましたね!)、今回は実際に開いてみてどんな感じだったのか、参加者の方からどういったフィードバックがあったのかを皆さんと共有したいと思います。
スイスドローとはなんぞや?という方はこちらの3つの記事を読んで頂けると良いかも知れません。むしろこれらの記事に書いてある事は深く書きません。一度頭に入っちゃってるので構成がパクリになっちゃいます。
これらの記事は今回スイスドローを開くきっかけになりました。ありがとうございました。
で、私が開いた大会がこちらです。
配信はこちら
■大会開始前
試合の進行に関してはTonamelを使用しました。
スイスドローはプレイヤーの皆さんにTonamelを操作頂かないと正直運営は無理だと思ってます。なので最初の操作説明やルール説明及び点呼を配信で大会開始10分前から行いました。
→改善点
初めてなので丁寧に説明をさせて頂いたのですが、そうであれば20分前でも良かったと思ってます。
点呼に関してはTonamelにそういった機能があるので、参加者の皆さんが慣れたらTonamelで完結したいなーと思ってます。
労力がかかるのでいつ実装出来るかは分かりませんが初めて参加される方へ向けたTonamelの操作動画(2分ほど)を準備して、事前に確認頂く形にすれば、更にスムーズに大会を開始できると感じました。テキストでもいいですけど・・
またフレンド登録の承認に時間が掛かってしまっていたので今後は30分前までの承認をお願いしようと思います。参加者からの依頼にするかどうかは今回に限らず永遠の課題になるような気がします。
■試合開始前
皆さんの出場を確認してから1回戦の相手を確定させました。これは悪いとは思っていません。参加者が奇数になった場合、不戦勝が発生してしまってはつまらんと。なのでオブザーバーが参戦する準備は整えていました(と言っても今回は私自身でした)
配信に映す試合はほぼ直感で指名する形でその後、自宅にある2台のPS4を使って招待を実施しました。また、部屋に入れない方が発生してしまいました。
→改善点
1人でやるには限界があるので1つの配信に2人体制は必要と感じました。また、試合番号の奇数はA配信、偶数はB配信の部屋と事前に指定しておく方が参加者にも分かりやすいと感じました。配信に映す試合については運営内では予め試合番号で決めておく必要があると感じました。
また、部屋へ招待している間に2人目の運営がコメントに配信台対象者を書くと更に分かりやすいかなと。
部屋に入れない方がいる事も念頭に置いたルール設定も次回以降は行います。基本、その方が個別に部屋を立てて対戦して貰う形にします。
■試合終了後
2先なので2試合で終わる組み合わせもあれば3試合で終わる組み合わせもある為、1試合分の待ち時間が発生しました。
Round1終了後は配信内でTonamelの勝敗入力を全員へ説明し、入力頂きました。
全員の入力完了後、Round2の対戦相手(同じ勝敗の人同士)が決まり、再度2台のPS4を使って招待→試合の繰り返しを行いました。
→改善点
スイスドロー故に独特の間が配信では発生するのですが、これが恐ろしく配信映えしません笑 ただ、これは上記リンク先にも述べてあった通り想定出来てましたし、スイスドロー形式は大会参加者の満足度を優先した大会なので、仕方がないことなのかなって思ってます。そうは言っても何もしないのは良くないので、やはり1配信に2人運営がついてトークで繋ぐ必要があるとは感じました。
■順位の決まり方
5試合が終わって順位が確定しました。
→改善点
順位の決まり方を説明していませんでした笑
①基本的に2-1だろうと2-0だろうと勝ちは勝ちで3点、負けは負けで0点。まずは勝敗が絶対的な数字になります。もしもの為に引き分けで1点もルールに入れています。
②その次にOMW%
オポネント・マッチ・ウィン・パーセンテージっていうらしいのですが正直詳しいロジックを覚える必要は無いと思っています。
「最後の勝敗から逆算して自分の対戦相手が強い人だった率」です。
→余談ですがここの計算を人力でやるのが非常に面倒なので、今まで流行らなかったと言っても間違いないです。1回戦ごとに計算して対戦相手を決める際にも勝敗の次にこの数値を使うみたいです。何も考えずボタン一つでやってくれるTonamelは非常に有難い存在です。
シングルやダブルでよくある「めっちゃ強い人と戦って散ったわ~。実質○位だったわ~」っていうのを数値化して勝敗の次にランキングで反映してくれるのは良いことですね!
③それでも同率ならGW%
ゲーム・ウィン・パーセンテージっていうらしいのですが、要はセットの得失点率です。負けても接戦が多かったら評価されるやつですね。逆に接戦の勝ちだと%が落ちます。
次回からは
①勝敗 勝ちは3点 負けは0点
②OMW% 対戦相手5人がどれだけ強かったか
③GW% セットの得失点率
で、順位が決まります!っていうのを入れます!
それでも納得感が低い場合は存在する為に、規模が大きかったり、時間の取れる大会だと上位○名で決勝トーナメントを採用しています。
Monday KOF!では決勝トーナメントを行う時間が無いのでスイスドローのみで終了しますが、2月21日(日)に行うこちらの大会では決勝トーナメントを導入しています。
ここからが参加者のフィードバックです。
20名中16名の方に回答頂きました。ありがとうございました!
先に述べた配信中の間はあるのですが、参加者の方からはそれでも待ち時間は短いという意見を多く頂けました。ここを可能な限り詰めるのが運営の役目なのかなと思っています。
終了時間を24時15分頃としていながら、不慣れな所も有り24時50分頃終了になってしまった事は深く反省しています。。
Tonamelの操作は非常に簡単なので、最初に丁寧な説明さえすればイケると踏んでました。格ゲーの方がよっぽど難しいです・・
配信、映りたいですよねぇ。そこでモチベーションが変わるのは間違いないです。アドレナリン出ますし。ここでも余談ですが、僕はいつも対戦している[シャー]というプレイヤーがいます。彼が無残に散っていく姿を配信で見るのが大好きです。だから配信なしは寂しい。
ただ、スイスドローの仕組み上なかなか厳しいのでご理解頂きたいと思ってます。そんな中でも「スイスドローええやん!」と思って頂けた方がこれだけいらっしゃったので、やって良かったなと思っています!
無記名のアンケートでしたが回答頂けなかった方がもしかしたら悪い評価だったとしても75%の方から概ね満足いただけたので、よりブラッシュアップして満足度の高い大会を開いていきたいと感じました。
ラグチェック・・そうですよねぇ
→まずは運営の余計な時間を詰めて、大会時間が計算できるようになってから検討させてください!1戦終わって部屋内で場所を変えるなどの誘導はしていきます。
Discord・・そうですよねぇ
→自宅の環境は人それぞれの中、配信も開いてTonamelも開いてって時点で負担を強いてるので、Tonamelのアナウンス機能を有効に使えないか、まずは検討させてください。一先ず第2回は先に述べたカタチでやってみようと思います。
こんな感じで書き殴ってみましたが、要はちょっと複雑で配信映えはしないけど、参加者の満足度は高かったこと、それなりに運営も反省して次回挑戦しますので次も参加してね!ってことで宜しいでしょうか?
回数を重ねてよりみんなが楽しめる良い大会にしていきましょう!
次回のMonday KOF!は2月8日(月)22時30分大会開始です。
エントリー〆は当日21時30分 点呼〆が22時20分です。
お仲間の方をお誘いのうえ、ご参加頂けたらと思います。
添削もせず申し訳ありませんが、最後まで読んでくださりありがとうございました!
FG宮崎は各地域のプレイヤーが集まって運営資金を手出ししているのが現状です。ゲーム人口を増やす事を第1の目的とし、継続・安定したイベント運営を行う為、ご支援を頂けると幸いです。