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【ライブレポ】2024/10/20 ゾマJAM感想

現地初見のESPICEオタク(ネス推し)による感想です。

■物販

まず事前物販で期待を超えてくるゾマさん。

グッズのセンスの良さで全他担保護者から羨まれる小町たち。これは本当に誇っていい……RABは全体的に「動画の割に」ライブグッズのラインナップは普通というか王道だよねと毎回思ってたけど、ちゃんと「様子がおかしい」やつも出してくれるし、それだけでなく「オタクが欲しい」やつもわかってくれて出してくれる。しかもその場限りじゃなくてちゃんと実用的(アイマスクはリバーシブル仕様)で細やかな気の届きようがすごい。

RABのワンマンでもこのくらいオリジナリティあるものが出たら嬉しいなとホントに思うので運営さんよろしくお願いします!の気持ちで楽しく現地でお買い物しました。

アイマスクと生首ヘアゴム・ヘアクリップ完全装備のオレンジ軍団、あまりにも壮観。小町各位、これぞRAB保護者の面構え。

■構成

今回は4周年ということで何をやるんだろう?と思ったら、テーマは「HIPHOPの4大要素(DJ/ラップ/グラフィティ/ダンス)に立ち返る」という一見大真面目なもの。

この発想の真面目さが実にゾマさんらしいし、この真面目なテーマをエモ企画や爆笑企画に仕立ててしまうのもゾマさんの力量とキャラクターあってこそ。

自分のルーツのひとつであるHIPHOPに立ち返りながら、新たなチャレンジを続けて、自分もお客さんもみんなで楽しむ!というイベントの主旨、そしてゾマさんの想いを存分に浴びることが出来ました。

①DJ企画

ゾマやかじゃない!、DJになるってよ!のやつ。

まず舞台上にDJ卓がある時点で最初から「!?」だったけど、AYATO.さん参観の元、人前では初めてのDJ練習(通算2回目の練習)をするゾマさん。

控えめに言ってDJ卓の中であわあわしながらこまこまくるくる動き回るゾマさんが「リスのDJ屋さん🐿🍊」にしか見えなくて可愛かった……

俺庭などのアニクラをイメージして好きなアニソンとかやるのかと思いきや、選曲テーマは「一週間」。一週間……!?月9ドラマや火サスなど全然アニソンじゃない曲(でもみんな知ってる曲)の連続で、なるほどwと思いつつ、かかる度に爆笑の嵐。この、「次に何がかかるんだろう」のワクワクを適度に裏切ったりなるほどと思わせたりさせるのがDJのセトリ組みの手腕だと思うんだけど、そのセンスはもう十二分にあると思う😂

AYATO.さんが2年くらいずっとDJ勧誘してたのも頷ける。一週間テーマやり終えてAYATO.さんから「もっとゾマさんが好きな曲をかけるのも見たい」と感想を貰い、そのまま好き曲セトリのDJへ。これはファンも嬉しい。個人的にアツかったのはBelieveです(同世代)。ゾマさんのDJプレイもっと見たいなあ!?

随所で「ネスはすごいなあ!?こんなことやって……(慌ただしく動きながら)」「ネスがこうすればいい(とりあえず適当にツマミを触る)って言ってた」などなど先輩DJ(?)のネスくんを引き合いに出して喋ってくれたのも嬉しい。

いつかDJで表に出る前に「ここ(ゾマイベ)で定期的に練習するわ!」のゾマさん。後でまた述べるけどゾマイベをホーム(身内)として心底リラックスして安心してる感じがとても良かった。

②ラップ企画

これはマジに全保護者見た方がいい、とオススメできます。なんと、SURVIVEのラップ歌詞にゾマさんが挑む!作詞歌唱担当のアリレムさんらっぷびとさんの歌詞解説&歌い方指導付き!しかも武道館ver(チャカさんパートあり)

事前にラップの先生2人と動画撮ってた準備の良さ(各メンバーパートごとの歌詞解説と歌い方指導を映像で見た後、「それでは現地のゾマやかじゃない!さーんどうぞ!」とフリがあって現地ゾマさんが歌唱チャレンジの流れ)もめちゃ良かったし、ちゃんとかっこよく歌い上げるゾマさんまじでかっこいい。ゾマさんのちょっとハスキーみのある声がラップに合う!!!ラップも、もっとやって欲しい……になってしまった。

アリレムさんらっぷさんがこの曲の作詞にどんな思いを込めてるか、ライブアレンジの意図、ラップの歌い方のコツ、などなど武道館直後の保護者には刺さる刺さる。会場、思わず泣いてる方もいました。

アリレムさん「歌詞についてはまだまだ話せることがたくさんある、24時間話せる(SURVIVE24時間配信!?)」と仰ってましたがホントに全部聞きたい。金なら払う(オタクすぐ金払う)

らっぷさんはXでも時々想いを零してくださるけど、今回も度々思い入れを滲ませてくれてて「ライブの度に今後も進化していって欲しい曲」と仰ってて涙。

チャカさんパートを作る時の話とかも聞けてありがたいし、何より各メンバーのパートを噛み締めながらゾマさんが歌う姿がとても良かった。そもそもカラオケ形式で歌詞を表示しながらこの曲を聞けるの嬉しすぎる(JOYSOUNDに本当にはやく入れてお願い)。

あとチャカさんパートとラストのパートはゾマさんと掛け合いしたり、みんなで合唱して歌えたのも凄く嬉し楽しかった。

「ラップをやる」と聞いて何をやるんだろうと思ったけど(記憶に新しいラップ=武道館💸🦉の物販ラップバトルゆえに…)この企画を思いつくゾマさん……保護者が喜ぶことを自然と結びつけて企画として作ってくれるの、本当にすごい。

③グラフィティ企画

タギングクイズ!タギング、ムラさんがめちゃくちゃ上手いのは知ってたけどゾマさんもスケブにマッキーでサラサラっと描いてて凄かった……上手い人はすごいんですよ〜って言ってたけどあなたもすごいって。。

クイズの内容もゾマさんらしくて、客席いじりもあってちょっとほっこり。ここも予め動画を用意してて、RABのイベントは基本的にメンバー手弁当だからいつもそうではあるんだけど、地道な作業と頑張りに泣ける。今回のイベントも武道館の後にほぼ作ったと言ってたけど、や、休んでは欲しい(泣)

④ダンス企画

お待ちかねのダンス企画。これまたびっくりしたけど「まだ名前をつけてないゾマさんのムーブにみんなで名前をつけよう」というもの。

唐突な挙手制でお客さんが案出しする中からゾマさんが選ぶという、まあ言わば大喜利形式になったんだけど流石の保護者たち(キッズも)おもろいのなんの。自分も脳内で薄ぼんやり考えてたけどまるで切れ味敵いませんw

ブレイクダンスのダンサーのムーブ名って(私の知る限り)かなり自由につけてる印象だけど、それによってダンサーのイメージがついたり名刺代わりになったり結構大切なものでもあるという認識。今回のムーブも動画内で出してたり武道館で出してたり、気合いの入っているものだったんじゃないかと思うけど、その名づけを保護者(小町)に委ねてくれるんか……!!と神妙な気持ちになってしまった。だってずっと使うし残るものだよ。これからそのムーブを見たら「あっあの時決めたあれだ!」って思い出せるんだよ。こんなにうれしいことないよね。

⑤エンディング~アフタートーク

告知は省略しますがムラさん来てくれて嬉しかったな〜🌻出入口付近の席だったので途中で保坂さんとムラさん入ってきて「……!!?あっちの企画終わったんか!?こっち出るんか!?」と内心ビビり散らかしてました。後ろの隅っこで隠れてたムラさんが小町のみんなに見つかって恐縮そうにニコニコしてたの超可愛かった。

シスの不仲動画で急にため息ついてみんなに爆笑&叱られてたゾマさん、もうゾマイベだと終盤「はあ゛ぁ〜〜」つってマイクも置いてドリンク飲み出す。自由すぎて最高。実家のような安心感。

アフタートークというものも初めてだったけど、トークイベントのアンコールとしてめちゃくちゃよい。一旦捌けてる数分間の間にみんなトイレ休憩したり感想アンケート送ったり。

その場で感想読むというのも大変だと思うけど時間いっぱいピックアップしてコメントしてくれて、とにかく感謝をたくさん口にしてるのがゾマさんらしくて素敵でした。

■まとめ

まず企画自体について。

今回のイベントの何が良かったって、「周年なのにちっとも周年らしくなかった」ということです。

周年イベといえば色々考えられるじゃないですか、歴史を振り返ったり、ファン感謝的な企画をしたり。そういうことは一切せず(もちろんファンへの感謝は何度も口にしてましたが)、企画としては「新たなチャレンジ」と「未来への約束」だけがあった。

それってものすごく誠実だと思うし、実にゾマさんらしい。

私は初現地だし、ちゃんと見た事あるのも前回前々回の配信くらいだったけど、これだけ続いてるイベントなのに保護者として疎外感は全然なかった。前提知識を問うてくるものはなくて(強いていえば武道館くらいだけどそれは例外)、ゾマさんが「みんなで」楽しめるように、そして自分も楽しいように作ってあった。それがすごい。

そういう風に自分が新しいことにどんどんチャレンジして、素の自分とパフォーマーの自分、どちらもさらけ出してステップアップしていける場所を守ってくれてるファンへの感謝を、今日のイベントで楽しむ姿を見せる/みんなを楽しませることで表して「4周年の感謝」とする。これからもこの調子でよろしくね、と言葉にするだけじゃなくて企画そのものを通じてそれを見せてくれるイベントだったと思います。

(追記)
最後にサラッと「(企画で使ったホワイトボード)エレベーター前に置いておいたので良かったら帰りに写真撮ってね」の一言。この細やかさ……!!この気の効かせ方とスマートな実行力が好きですゾマさん……と膝から崩れ落ちたのこの瞬間でした。何回も言ってるけどゾマさんの、甘さは全然ないのにあったかくて優しいお人柄がほんとにいい。


ここで唐突にESPICEのオタクとしての自我を挟むんだけど、ネスワンマン、st.ERA、そしてゾマイベとそれぞれがそれぞれのフィールドで活躍を見せた2024年。ネスくんが今年のネスランド2部で「素でやります」と言ったように、とぅーしくんがst.ERAで「愛してます」と言ったように、ゾマさんが今回「素の自分を出せる場所」と言ったように、それぞれのファンに向けてある種心を開く段階を見たかのような気持ちになってます。

加入してから3年、後輩として新メンバーとして、ROOTSに恥じないRABを目指してがむしゃらに走ってきた3人が、ふと足元に目を向けるとそれぞれを応援しているファンがこんなにもついてきている。龍くんという強力な後輩も入ったし、武道館もやり遂げたことで、とてもいい意味で肩の力が抜けて、彼らが彼ら自身のやりたいこと、目指したい姿を見られるようになった段階に来たのかな、そうだったらいいなぁと思います。

ここから先はまだ見ぬ未来ですが、迫ってきたRE:BOOOSTがより一層楽しみになったゾマイベでございました。

配信はまだ買えるし2週間アーカイブあるので気になる方はぜひ!


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