もし東京の運賃体系で札幌営業をしたらいくらになっていたか
どうも、元東京タクシードライバーで、現在札幌でタクシードライバーをしているなおです。
先日からセミファットのマウンテンバイクを購入して通勤をしています。
同僚がやってる方やマウンテンバイクショップの方からお話を聞いて購入することにしました。
今の所、滑ることなく楽しく通勤できてます。
高い出費ですが、初マウンテンバイク楽しい(17万しましたw)
もし東京の運賃体系で札幌営業をしたらいくらになっていたか
今回のテーマは、『もし東京の運賃体系で札幌営業をしたらいくらになっていたか』です。
僕は、東京で4年半タクシードライバーをやってました。
札幌では、タクシードライバーをやっていて半年が経ちました。
そこで感じた事は、東京よりお客様の組数を乗せてるのになかなか売り上げが上がらないことです。
そこで、タクシーの運賃体系を調べて比較したらどうなるを調べてみました。
日本のタクシー業界の運賃体系は、地域によって値段差があります。
比較する日報は、12月14日(土)の日報を用いて比較します。
距離制運賃を比較
下記の表は、札幌と東京のタクシー距離制運賃を比較したものです。
4kmを超えると、東京の運賃が高くなることがわかります。
以下は、比較する日報を基にデーターをまとめました。
0~3km台は、35件ありました。
これを東京の運賃にするとマイナス2,750円になります。
しかし、4km超えると東京の運賃がプラスになります。
4km以降のメーターをまとめるとプラス6,750円になります。
全てのメーターを合わせると、東京運賃だと+4,000円になります。
タクシー運賃(時間距離併用制運賃)比較
次に、時間距離併用制運賃を比較します。
時間距離併用制運賃とは、時速10km以下になると作動する運賃です。
札幌の場合、90秒で80円
東京の場合、95秒で100円
ほぼ同じ時間で、20円の差があります。
時間距離併用制運賃については、差額を出すのが難しいのでデーターにはいれません。
長距離割引比較
札幌の場合、5千円を超えると3割引き
東京の場合、9千円を超えると1割引き
もし、札幌で9千円のお客様が居たとした場合、東京と比較したら約3千円の差が出ます。。
今回の日報では、遠距離割になる案件が6件でした。
5千円台が2件
6千円台が2件
7千円台が2件
でした。
遠距離割引で引かれた金額は3,830円でした。
これが東京メーターだと、割引はされません。。
迎車料金比較
札幌の場合、200円
東京の場合、400円
1件の迎車がはいると、200円の差になります。
衝撃的。。
今の時代、7割は迎車なのでかなり大きいですね。
今回の営業では、迎車の数は40件でした。
札幌の迎車料金は200円なので、200円×40件=8,000円
これが東京だと400円なので400円×40=16,000円
差が8,000円も有ります。
結果は
迎車料金8,000円+長距離割引3,830円+時間距離併用制運賃4,000円
合計15,830円
12月14日(土)の日報は、総営収が102,430円
なので、東京メータとの差15,830円を足すと
118,260円になります!!
税抜き10万超えましたw
札幌と東京のメータの差は、だいたい1割強も違うことが分かりました。
この結果で分かったこと
・1回につきの迎車料金の差200円は大きい。
・長距離割引の5,000円以上で3割引きも大きい。
ということです。
札幌の迎車料金は2023年12月から始まりました。
次は長距離割引の改定をお願いしたいものです。
物価が上がってるので、切に願います。
【営業日報】
12月17日(火)
52組抜71k
火曜日でしたけど、タクシー不足もあって多くのお客様のご乗車がありました。
12月19日(木)
51組抜77k
この日は、初の国際線でお客様をピックしました。
12月21日(土)
48組抜89k
夜、お客様が居ましたけど上手く営業出来ませんでした。
2024年度売上
7月度
12乗務 抜79万(65,830円/日)
8月度
12乗務 抜81万(67,000円/日)
9月度
12乗務 抜75万(62,000円/日)
10月度
13乗務 抜84万(64,500円/日)
11月度
12乗務 抜82万(68,300円/日)
12月度
9乗務 抜69万(76,600円/日)