FFJE article8 フランス語のスラングをマスターして現地に溶け込もう!
Salut tout le monde! Ca va?
大学でフランス語を学んでいるけど、現地で話されている本物のフランス語を知りたい!
フランス人のユーチューバーがよく使っている言葉がわからない!
フランスの若者たちと自然な会話がしたい!!
そんなあなた!
ここではフランスの若者の間でよく使用されているフランス語のスラングを紹介します!
ちなみに、この「スラング」のことをフランス語では “argot”と言います。
Argotをマスターすることによって、よりネイティブに近くはず。
Alors, on y va!!
1. Laisse Tomber
直訳すると、「残して落とす」という意味になりますが、
「諦めた」「やめる」「もうほっとけ!」のようなニュアンスが含まれます。
例えば:
Le travail ne m'intéressait plus, alors j'ai laissé tomber.
仕事がつまらなくなったから、(仕事を)やめた。
Tu n'as plus le temps d'aller à tes cours de dance? Alors, laisse tomber!
もうダンス教室へ通う時間が無くなったの?じゃあやめちゃえ!
フランス人に何度も片言のフランス語で何かを説明しても伝わらなく、「もう疲れた!」などという時、Laisse tomber!と諦めるのもひとつ。
2. Mec
フランスへ行ったことのない私でも、ユーチューブなどを見ていて3動画に一回ほど聞くこの言葉。
一体どういう意味なんだろう。。。と調べたところ、男性の友達などの愛称のようなものとして使われているとのこと。
英語でいう “guy” “dude” のような単語です。
例えば:
Il est un drôle de mec
彼は不思議なやつだ。
Qui est ce mec beau?
あのイケメンな人、誰?
フランス人の男性友達に、Ca va, les mecs! なんてグリーティングしたらかっこいいかもしれません。
3. Grave
フランス語の授業で学ぶ “grave”とスラングの “grave”は違う意味を持ちます。
本来は悪いことに対し、「大変な」「真剣な」という意味で使われていますが、
スラングでは何に対しても「本当に」「そうだね」「めっちゃ・超」のような意味で使われます。
例えば:
Cet gâteau que tu as fait était grave bon!
君が作ったケーキ、超おいしかった!
J’ai grave aimé ce nouveau film!
あの新しい映画、めっちゃ面白かった!
また、相手が言っていることに強い共感を示す時にも使われます。
Mon dieu, comme il fait chaud à Paris en août!
Grave!
もう、八月のパリってなんて暑いこと!
本当に!
相手が何を言っているのか分からなくてもとりあえず頷きながら“grave!”と言えば、その場も逃れることができますね。
4. Kiffer
“Kiffer”は 「好む」「好き」を意味する“aimer” 同じように使えますが、よりカジュアルです。
気に入っている物や好きな人に対しても使えます!
例:
Mais que je kiffe mes nouveau pantalons!
この新しいズボン、すごく気に入っているの!
Je kiffe ton style.
君のファッションセンス好きだよ。
Je kiffe trop ce mec ;)
彼のこと、すごく好きなの ;)
“Aimer”の代わりにたまに会話中に放り込めば、フランスの若者になれます!
5. Bouffer
フランスに行って誰でも必ずしなければならないことがあります。
それは。。。
食べること!!!
王道のバゲットやマカロン、ステーキフリットやチーズ。。。フランスは現地の美味しいもので食い倒れしたいところですね。
食べて、食べて、食べまくった!を表現できるのは “bouffer” です。
例:
Le matin, j’ai bouffé au moins quinze macarons! Ils etaient tres tres bon.
今朝、マカロンを15個は食べてしまったよ!すっごくおいしかった!
On va bouffer? J’ai la dalle.
どこか食べに行かない?すっごくお腹が減った。
“Manger” を使いまくって疲れた方にはぴったりなスラングです。
最後に
いかがでしたか。
フランスに行って現地に溶け込むために、是非これらのカジュアルで使いやすいargotを使ってみては。
それではまた来週!
A bientôt!