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知らなかった音楽グループを知るための個人的まとめ

年末の音楽番組を観ていると、まったく知らなかったグループにいくつも出会う。知らないなあと片付けることはあまりに簡単だ。すこし知るための行動をしてみよう。

ひとまず、紅白歌合戦に出ていた団体について出場順で確認していく。なお、整理のための記載として「日本人」「韓国人」「男性」「女性」といった表記をしているが、これらは2024年1月1日時点でのWikipediaの記載等を参考にしている。活動拠点は公演ツアーの開催地や楽曲発表を参考にして記載する。

JO1

読み方:ジェイオーワン
活動開始時期:2020年
メンバー構成:男性11人
活動拠点:日本
紅白披露曲:「NEWSmile」

2019年社会現象を起こした日本最大級のオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」で、視聴者である“国民プロデューサー”によって101名の中から選ばれた11名で結成されたグローバルボーイズグループ。

https://jo1.jp/feature/profile

「PRODUCE 101 JAPAN」といえば、つい先日まで女性グループのオーディション(通称:日プ)が行われていたやつだ。メンバーの名前表記は、全員いわゆる普通の日本人名として表記されている(大平 祥生、豆原 一成など)。

Stray Kids

読み方:ストレイキッズ(略称:スキズ)
活動開始時期:2017年
メンバー構成:男性8人
活動拠点:韓国
紅白披露曲:「CASE 143 -Japanese ver.-」

JYPエンターテインメント所属。JYPは韓国エンタメでよく聞く名前で、このあとも何度か出てくる。楽曲の作詞・作曲・編曲などをメンバーが自分たちで行っているとのこと。

BE:FIRST

読み方:ビーファースト
活動開始時期:2021年
メンバー構成:男性7人
活動拠点:日本
紅白披露曲:「Boom Boom Back」

ダンス&ボーカルグループ・AAAのラッパーであるSKY-HIが開催したオーディション『THE FIRST』から結成されたそう。2022年の紅白歌合戦にも出演している。メンバーの名前表記はアルファベット(SOTA、SHUNTOなど)。

NiziU

読み方:ニジュー
活動開始時期:2020年
メンバー構成:女性9人
活動拠点:日本
紅白披露曲:「Make you happy」

NiziUはさすがに知っている……と思ったけど、4回も紅白に出演しているんですね。「縄跳びダンス」で知識が止まっている。メンバーは8名が日本出身、残り1名がアメリカ出身とのこと(Wikipediaによる)。JYPエンターテインメント所属。韓国系グループのイメージがあったのはこちらの影響か。活動4年目のわりに年齢がかなり若い。

LE SSERAFIM

読み方:ル・セラフィム
活動開始時期:2022年
メンバー構成:女性5人
活動拠点:韓国
紅白披露曲:「UNFORGIVEN (feat. Nile Rodgers) -Japanese ver.-」

メンバーは韓国人2人、韓国系アメリカ人1人、日本人2人とのこと。HKT48として長く活動していた宮脇咲良さんがいる。「UNFORGIVEN」の歌い出しの印象的な部分はラジオなどで何度も聴いたような気がする。

SEVENTEEN

読み方:セブンティーン
活動開始時期:2015年
メンバー構成:男性13人
活動拠点:韓国
紅白披露曲:「舞い落ちる花びら (Fallin' Flower)」

名前こそSEVENTEENだが人数も年齢も17ではなく、「13人のメンバー+3つのチーム+1つのグループ=17」を表しているとのこと。現時点のメンバーの年齢は25〜28歳。デビュー当時はハイティーンか。世界各地で公演を行っている。

MISAMO

読み方:ミサモ
活動開始時期:2023年(TWICEとしては2015年から)
メンバー構成:女性3人
活動拠点:日本
紅白披露曲:「Do not touch」

TWICEの日本人メンバー3人からなるユニット。TWICEはなんだっけな……。TWICEは2015年から活動している9人組グループで、紅白歌合戦には4回出演している。MISAMOのメンバーの年齢は26,7歳。JYPエンターテインメント所属。衣装やダンスはだいぶエッチな雰囲気だったが、「Do not touch」の歌詞は「見るのはいいけど勝手に触るなよ」という内容で、なるほどなあと思う。2023年の歌だ。

NewJeans

読み方:ニュージーンズ
活動開始時期:2022年
メンバー構成:女性5人
活動拠点:韓国
紅白披露曲:「OMG」「ETA」「Ditto」

まだ全員10代と若い。ヨーロッパ系の顔立ちの人がひとりいる、という見分け方をしています(わたしは人の顔を認識するのが苦手なのだ)。

日本レコード大賞(2023年)

紅白歌合戦以外でも見かけたグループをあらためて整理しておこう。

上記の紅白出演グループのうち、日本レコード大賞の「優秀作品賞」を受賞したのは下記の通り(TBSのウェブサイト掲載順)。

「Ditto」 NewJeans

「Trigger」 JO1

「Mainstream」 BE:FIRST

ちなみに優秀作品賞は他に、「オトナブルー」、「唱」、「ケセラセラ」、「NIGHT DANCER」などがある。これらと並べられていると認識しておく。

「特別国際音楽賞」を受賞したのはENHYPEN。

ENHYPEN

読み方:エンハイプン
活動開始時期:2020年
メンバー構成:男性7人
活動拠点:韓国


韓国系エンターテインメントグループの台頭はなんとなく知っていたものの、これほど多くのグループがいるとは知らなかった。ここでは挙げなかったが、BTSのことも名前しか認識していない。2024年はPRODUCE 101 JAPAN THE GIRLSから生まれた11人組グループであるME:I(ミーアイ)も話題になるはずだ。

ゼロ知識からこの数を覚えるのは無理すぎるが、知らないままでいるのももったいない。何も知らないとテレビやウェブなどでたまたま出会っても認識できないが、引っ掛かりがあればさらに知ることができるかもしれない。多くの人たちが熱狂しているものは、たぶんわたしも楽しめるはずだ。


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