ChatGPTの行内利用ツール『AIユーモ』を刷新しました
こんにちは、FFG DX推進本部の加藤です。今回は、私たちのAIチームから第二弾となる新しいサービスのリリースについてご紹介いたします。タイトルにもあるとおり、行内利用ツール「AIユーモ」を全面的に刷新し、新たな機能と利便性を加えてリリースしました。
背景と新機能
「AIユーモ」は、2023年12月から稼働している行内利用ツールで、ChatGPTをベースにした情報検索やサポート機能などを提供してきました。しかし、専用アプリでの利用にはいくつかの制約があったため、フルスクラッチで新たに開発し、ユーザーからの要望にも対応したアップデートを実施しました。
新機能の紹介
最大の特徴は、要望が多かったスレッド機能に対応した点です。これにより、複数の話題を同時進行で取り扱うことができるようになり、会話の流れを途切らせることなく利用できます。
さらに、API連携を通じて他サービスとの統合も実現しており、AIユーモをフロントに据えた統一インターフェースでの操作が可能になりました。この設計により、行内ユーザーはさまざまな業務ツールやサービスを一つのプラットフォームから一貫して利用できるようになっています。
内製開発の強み
私たちの内製開発の強みは、継続的な機能拡張が可能な点にあります。新しいAIユーモもその例外ではありません。行内ユーザーからのフィードバックを直接反映し、改善を重ねることで、より使いやすいツールへと進化させていきます。
社内のデザイナーと連携していることも大きなポイントです。機能を考える段階からデザイナーが参画することで、単に画面を整えるだけでなく、行員の声を元にユーザビリティの向上も図っています。これにより、ユーザー体験を重視したプロダクト開発が可能となり、業務効率化に直結するツールを提供できます。
現在、行内からの要望や意見を収集するため、アンケートを実施しています。これにより、見た目や機能などを随時アップデートする予定です。
今後の展望
AI戦略グループとの連携も進めており、新AIユーモを行内AIサービスの基点として活用していく予定です。具体的な機能追加の候補としては、社内情報検索、音声文字起こし、議事録作成などが挙がっています。これらの機能を順次追加することで、業務効率化をさらに推進し、より多様なニーズに対応できるツールへと成長させていきます。
最後に
新しいAIユーモのリリースにより、FFG内での業務効率化が一層進むことを期待しています。今後もAI技術を駆使して、皆様の業務をサポートしていきますので、ぜひご活用ください。
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