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【プロダクト紹介】ビジネスの大海原をお客さまと共に進むBIZSHIP

みなさんこんにちは!約3年ぶりの投稿となりましたアジャイル開発Gのユーシです。私は今もラーテルチームに所属し、テックリード兼アーキテクトとして日々プロダクトの開発に勤しんでいます。
さて、そんなラーテルチームが開発していましたプロダクトが、限定店舗での試験提供ではありますが漸く船出のときを迎えましたのでご紹介させていただきます!


銀行の新しいサービスBIZSHIP

BIZSHIPとは、法人のお客さまの事業をオンラインとオフラインの両方からサポートする新しいサービスです。2023年4月時点では下記の3機能を提供させていただいております。

デジタル通帳

他行の口座も含め、通帳と同じ情報を使ってお客さまのお金の動きの管理をサポートします。

経営課題発見

長年蓄積した銀行ならではのデータやノウハウを活用し、お客さまの課題の発見と解決をサポートします。

オンライン書類提出

決算書などの書類をオンラインで安全に提出でき、書類の印刷や来店などお客さまの負担軽減をサポートします。

このうち、ラーテルチームではBIZSHIPのシステム基盤とデジタル通帳の開発を担当しました。因みに、他の機能に関しては共創パートナーであるIBMの方々にご協力いただきました。

船出するまでも色々ありました

意気揚々と大海原に漕ぎ出したBIZSHIPですが、せっかくなのでここからはエンジニア目線での愚ch…開発秘話をご紹介させていただきます。

まずは何を作ろうか?

2018年から内製化のための組織づくりを進めてきてお客さまに提供する初めてのサービス。多くの議論がなされた結果、世のペーパーレス化や働き方改革という流れに合わせ入出金の確認や経営の見える化など様々な経営支援を提供するサービス BIZLINKS でした。
正直なところ、ブラウザを介して通帳と同じ情報が見えるのと5段階評価が提示されるだけの経営の見える化。ウォーターフォールの経験が主だった私はお客さまに長く利用していただけるイメージが沸かずに困惑したものです笑
ただ、そこは我々はアジャイル開発G。スクラムによる開発と短期間で繰り返すリリース。そして銀行という基盤があることで快く参加をしていただけるお客さまの多い実証実験環境。少しずつではありますが確実にお客さまに自信を持ってお勧めできるプロダクトである DataBiz へと成長させることができました。

更なる躍進のために原点へ

順調に成長してきたDataBizですが、そこに至るまでに機能の削除や追加を繰り返し デジタル通帳 という形に落ち着いています。これはこれで良いものなのですが、さらに多くのお客さまに満足いただけることを考えたとき、原点としていたお客さまの経営サポートというものに再度焦点を当ててみることとなりました。
しかし、ここでも色々な問題に直面したものです。規模が大きくなったことで関わる人数が多くなり、船頭多くして~ではないですが意思統一が困難を極め、意思決定の速度が失速してしまったのです。
ただ、やっぱり我々はアジャイル開発G。大規模スクラムで困難に直面したらTry&Errorで乗り越えていけばいいじゃない。とスプリントを1週間にし、余分な会議や機能は削除し、コミュニケーションを密に取りながら突き進み出来上がったのが今回のプロダクト BIZSHIP というわけです。

航海は始まったばかり、次の目的地は?

こうして出来上がったBIZSHIPですが、最初に書いた通りまだ限定店舗での試験提供となっています。今後は今話題のインボイス対応や全店展開を目指して更なる開発を行っていくこととなっています。
つまり、まだ我々の航海は始まったばかり。今後も色々な目的地を経由しながらお客さまを乗せて進んでいきたいと思います。

我々は新たなクルーを求めています!

最後に宣伝です。

ふくおかフィナンシャルグループではまだまだ仲間を募集しております
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