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技術コミュニティ「LT大会」の活動紹介

初めまして!ふくおかフィナンシャルグループ アジャイル開発グループの黒田です。前回、前々回に引き続き、技術コミュニティの活動について紹介します。今回は私も運営に携わっている「LT大会」についてご紹介したいと思います。ちなみに一般的な「LT(えるてぃー)」とは、

ライトニングトーク: Lightning Talks; LT)とはカンファレンスフォーラムなどで行われる短いプレゼンテーションのこと。イベントで「ライトニングトーク」と明示される場合は、それより長いプレゼンテーションも開催される。様々な形式があるが、持ち時間が5分という制約が広く共有されている。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

とされております。(が、これまでの開催実績では内容・時間ともに重厚な発表テーマも多く「LTとは一体…」という気もしなくもないですが、他に良い呼び名もないので。)

背景

これまでに取り組んできた技術コミュニティ活動の各取り組みについて、参加したメンバーからの満足感は得られていたものの、課題もいくつか見えてきていました。

  1. テーマの取組期間が長い

  2. テーマの宿題のボリュームがあるため気軽に参加しづらい

  3. 想定していたよりもメンバー間の交流が生まれにくい

これらの課題をクリアする新しい取り組みの選定にあたり、もっと気軽で、参加・不参加の自由度が高いものを!という想いから「LT大会」を開催してみよう!となりました。以下、どのような形でLT大会を運営しているのかご紹介します!

だれが対象?

DX推進本部(100名超)内で参加者・発表者を広く募集しています。発表者も若手からベテランまで様々です。ちなみに開催第一回目の発表者トップバッターは銀行員から転身した女性エンジニアの発表でした。

開催頻度は?

最初は毎週開催していましたが、発表者と運営の負荷が少し高めだったため、現在は隔週で開催しています。

発表内容は?

業務に関わることであればテーマは自由としています。(業務外で取り組んでいることでもOK)品質に関しても特にルールや審査などは設けていませんが、ググってすぐに出てくる情報だと聞く方も寂しいので、自分なりの深堀りや実体験が伴うと嬉しい、という案内をしています。

発表場所は?

コロナ情勢も踏まえ、オンライン開催としています。参加タイミングが取れないという声に応え、最近では録画を始めたので時間差視聴も可能になっています。

開催当日の流れは?

1開催あたり最大 30 分としています。事前に発表者から発表時間をヒアリングしておきタイムテーブルを作成しています。
例:アジェンダ:5分, 発表者A: 10分, 発表者 B: 15分
また、画面共有トラブルやスマホから視聴される方がいることも見越し、発表資料は事前に発表者に提出いただいて全体配布しています。

開催実績

2022/12/06時点で、これまでに第1回〜第6回大会まで開催し、延べ10名の方に発表いただきました。
発表テーマは技術トレンドの紹介から、業務における失敗・改善の経験談、実体験をベースにしたスクラム開発ノウハウなど多岐にわたります。

やってみて

開催後に感想や要望についてアンケートを配布しています。以下は頂いた意見の一部抜粋です。

  • 知識はあったが、実際に計測したことはなかったので良かった

  • 失敗経験は大変貴重であり有益だった

  • 短時間でいろいろな体験談が聞ける

  • 他のチームの活動を知る貴重な機会

特に印象的だった意見として、「単に知識の共有だけでなく、誰が何をしているのかが分かる。どんなときに誰に相談すればいいのかも含めて知見になる。」という意見がありました。実際にチームやグループを超えた交流が生まれているのを間近で見ることもあったりして「やってみて良かったなぁ〜」と思っています。

今後の展開

ありがたいことに発表希望者が続々とエントリーされていますので、今後も末永く開催し続けたいと思っています。
また発表いただいた資料の外部公開や、発表内容をこのブログで記事として公開することも検討していますので、乞うご期待ください!

最後に

ふくおかフィナンシャルグループは一緒に働く仲間を募集しています。今回、募集している職種が大幅に増えました!興味のある方向けにエントリー前面談もありますのでご気軽に声をかけてください。
https://www.fukuoka-fg.com/recruit_career/requirements/